ソニー・コンピュータエンタテインメントは,PlayStation 3用ソフト「
Eat Them! 〜博士の怒れるモンスター〜」を,本日(2011年7月20日)より,PlayStation Storeで配信する。価格は1000円(税込)。
本作は,凶気に歪んだマッドサイエンティスト“ワイルダー博士”が,自身の研究に対する援助が打ち切られたことを逆恨みし,復讐のためにモンスターを操って大暴れするという,カッ飛んだコンセプトのゲームだ。まずは,以下にそのストーリーを引用しておこう。
ワイルダー博士はかつて政府機関の先端技術部門(PARP)に雇われ、モンスターの研究と開発を行っていた。しかし、その研究心がゆえに自身をも改造し、もはや人間とはいえない狂気の姿に変わり果てていた。
そんな折、PARPが主催する年一回の大型見本市「(高性能兵器による)平和と繁栄」を目前に、博士への援助が断ち切られることに!怒った博士は展示会に出展していたモンスターを奪い、会場で暴れるがPARPのCEOをあえなく逃してしまう。
政府の援助はなくなったものの、ワイルダー博士の執念は終わることがなかった。モンスターの力を使って街中から研究道具とモンスターパーツをかき集め、さらには銀行強盗という強硬手段を用いて研究と開発が続けられる。
警察や政府軍の反撃にあい、モンスター擁護団体の支持を受けながら、PARPのボスの居所をつきとめた博士。復讐の結末はいかに・・・。
なお,博士が操るモンスターは,人を食べることでパワーをチャージするため,ミッション中に“補給”が必要となる。路上にいる人を“パクリ”と食べるだけでなく,建物を壊したり,自動車を拾って“シェイク”したりして,パワーの源を集めていくのだ。
また,“モンスターラボ”でヘッド/ボディ/腕/脚/バックといったパーツを交換することで,モンスターはより強力になっていく。これらのパーツは,ステージを高得点でクリアしたり,ステージに落ちているものを拾ったりすることで増やすことができる。
モンスタースキル
パワー:攻撃に耐え,食事がなくても生き延びられる力
消費パワー:パワー消耗の割合
脅威:人間を恐怖に凍らせ,捕まえやすくするスキル
スピード:脚のパーツだけでなく,身軽さも重要
ジャンプ力:どれだけ高くジャンプできるかを表す
攻撃力:総合的な破壊力を表したもの
ステージは5つのエピソードに分かれており,モンスターを操って,工業地帯で大暴れしたり,囚人を仲間にするために監獄を襲ったり,銀行強盗をしたりと,さまざまな舞台で合計30のミッションをプレイできる。また,ミッションの目的も「指定ターゲットをすべて破壊する」「チェックポイントを制限時間内に通過する」「制限時間内に特定の点数を獲得する」「攻撃に耐え生き残る」というように,さまざまなものが用意されている。
なお,本作はオフライン限定ではあるがマルチプレイに対応しており,最大4人で協力プレイが可能だ。