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AMD,「Radeon Pro W6000」シリーズを発表。RDNA 2ベースのワークステーション向けGPU
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印刷2021/06/09 14:52

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AMD,「Radeon Pro W6000」シリーズを発表。RDNA 2ベースのワークステーション向けGPU

 米国時間2021年6月8日,AMDは,「Radeon RX 6000」シリーズと同じ「RDNA 2」アーキテクチャを採用したワークステーション向けGPU「Radeon PRO W6000」シリーズを発表した。デスクトップPC向けの「Radeon PRO W6800」と「Radeon PRO W6600」に加えて,ノートPC向けの「Radeon PRO W6600M」という3製品をラインナップする。

Radeon PRO W6800
画像集#001のサムネイル/AMD,「Radeon Pro W6000」シリーズを発表。RDNA 2ベースのワークステーション向けGPU

 リアルタイムレイトレーシングへの対応やL3キャッシュに当たる「Infinity Cache」の搭載といったRDNA 2の特徴をそのまま搭載しており,前世代製品と比べて約1.8倍もの大幅な性能向上を実現したという。各製品のスペックと発売日,価格は以下のとおり。
 
  • Radeon PRO W6800:ストリームプロセッサ 3840基,メモリタイプ GDDR6 ECC,グラフィックスメモリ容量 32GB,メモリインタフェース 256bit,メモリ帯域幅 512GB/s,6月8日発売,2249ドル
  • Radeon PRO W6600:ストリームプロセッサ 1792基,メモリタイプ GDDR6 ECC,グラフィックスメモリ容量 8GB,メモリインタフェース 128bit,メモリ帯域幅 224GB/s,2021年第3四半期発売,649ドル
  • Radeon PRO W6600M:ストリームプロセッサ 1792基,メモリタイプ GDDR6 ECC,グラフィックスメモリ容量 8GB,メモリインタフェース 128bit,メモリ帯域幅 224GB/s,2021年7月発売,価格未公開

AMDのRadeon Pro W6800製品情報ページ

AMDのRadeon Pro W6600製品情報ページ



#### 以下,リリースより ####

AMD、「AMD RDNA 2」アーキテクチャーと32GBメモリーを搭載した
「AMD Radeon PRO W6000」シリーズ・ワークステーション・
グラフィックスを発表

AMD(米国本社:米カルフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO:リサ・スー)は本日、プロフェッショナル・ユーザーに卓越したパフォーマンス、安定性、信頼性を提供する「AMD Radeon PRO W6000」シリーズ・ワークステーション・グラフィックスを発表しました。本製品は、要求の厳しい建築設計ワークロード、超高解像度メディア・プロジェクト、複雑な設計・エンジニアリング・シミュレーション、高度な画像・ビデオ編集アプリケーション向けに最適化されています。

画像集#001のサムネイル/AMD,「Radeon Pro W6000」シリーズを発表。RDNA 2ベースのワークステーション向けGPU

次世代の高出力PC、ノートPC、ゲーム機器の基盤となる「AMD RDNA 2」アーキテクチャーを採用した新製品ラインには、「AMD RDNA」ワークステーション・グラフィックス・カードとして史上最速となる「AMD Radeon PRO W6800」が含まれています(注1)。また、超高性能ワークフロー向けに設計された「AMD Radeon PRO W6600」グラフィックス・カードや、プロフェッショナル・モバイル・ワークステーション向けに設計された「AMD Radeon PRO W6600M」も含まれます。

「AMD Radeon W6000」シリーズ・ワークステーション・グラフィックスは、以下の機能を提供します。

「AMD RDNA 2」アーキテクチャー:最先端の7nm製造プロセスで構築された「AMD RDNA 2」アーキテクチャーは、プロフェッショナル・グラフィックスのパフォーマンスと効率性を引き上げる数々の先進的な機能を搭載しています。

リアルタイムのハードウェア・アクセレレーション・レイトレーシング搭載コンピュート・ユニット:レイ・アクセレレーターにより強化されたコンピュート・ユニット(CU)は、SOLIDWORKS Visualize 2021(注2)にて、前世代アーキテクチャーをベースにした「Radeon PRO」グラフィックス・カードと比較して、最大46%高速なレンダリングを実現します。また、可変レートシェーディング(VRS)のサポートにより、フォトリアリスティックなビューポートとレンダリングをリアルタイムで可能にします。

「AMD Infinity Cache」:GPUダイ上に統合された最大128MBのデータキャッシュは、レイテンシーと消費電力を削減するように設計されており、「AMD Radeon PRO W6800」は「RDNA」ワークステーションGPUとして史上最高のパフォーマンスを実現しています(注1)。

「Smart Access Memory」:「AMD Ryzen 5000シリーズ・デスクトップ・プロセッサー」や、一部の「AMD Ryzen 3000シリーズ・デスクトップ・プロセッサー」が高速GDDR6グラフィックス・メモリー全体にアクセスできるようにすることで、主要なプロフェッショナル・ワークロードにおいて高い性能を発揮します(注3)。

「AMD Radeon PRO Viewport Boost」:今日のプロフェッショナル・ワークロードと互換性のあるソフトウェア向けに設計されており、プロジェクトのファイルサイズに応じてビューポート1秒あたりのフレーム数のパフォーマンスを向上させます(注4)。

プロフェッショナル・アプリケーションでの認証:AMDは、主要なプロフェッショナル向けソフトウェア・アプリケーション・ベンダーと協力して、「AMD Radeon PRO」グラフィックス・カードが24時間365日厳しい環境に対応できるように、卓越した基準を満たすテストを行っているほか、ワークステーションを利用するプロフェッショナルが求める安定性と信頼性を提供します。認定されたアプリケーションのリストはこちらでご覧いただけます。

画像集#002のサムネイル/AMD,「Radeon Pro W6000」シリーズを発表。RDNA 2ベースのワークステーション向けGPU

「AMD Radeon PRO W6800」は主要な小売店やECサイトで販売を開始しており、「AMD Radeon PRO W6600」 は2021年第3四半期より発売される予定です。また「AMD Radeon PRO W6600M」は、2021年7月より一部の国で、「HP Fury ZBook G8」モバイル・ワークステーションに搭載される予定です。


注1.Testing as of March 23, 2021 by AMD Performance Labs on a test system comprised of an AMD Ryzen 5950X with AMD Radeon PRO W5700, AMD Radeon PRO W6800 pre-production sample. Benchmark Applications: Lumion v.11 (Museum, Valley Winery, Downtown Development, Glass House, Villa Cabrera, Farnsworth, Residential Home, Beach House), Topaz Video Enhance AI 2.0.0 (Artemis-HQ, Gaia-HQ, Theia-Detail), Dassault Systèmes SOLIDWORKS Visualize 2021 SP3 (Camaro default angle, Yellow motorcycle, Snowmobile). Performance may vary based on factors such as tasks performed, driver version and hardware configuration. RPW-362

注2.Testing as of March 23, 2021 by AMD Performance Labs on a test system comprised of an AMD Ryzen 9 5950Xwith AMD Radeon PRO W5700 / AMD Radeon PRO WX 9100 / AMD Radeon PRO W6600 (pre-production sample) / AMD Radeon PRO W6800 (pre-production sample), at 3840x2160 display resolution. Benchmark Application: Dassault Systèmes SOLIDWORKS Visualize 2021 SP3 (ProRender low sample) test. Performance may vary based on factors such as driver version and hardware configuration. RPW-382

注3.Smart Access Memory technology enablement requires an AMD Radeon 6000 series GPU, Ryzen 5000 or 3000 series GPU (excluding the Ryzen 5 3400G and Ryzen 3 3200G) and an AMD 500 series motherboard with the latest BIOS update. BIOS requires support for AGESA 1.1.0.0 or higher. Download latest BIOS from vendor website. For additional information and system requirements, see https://www.amd.com/en/technologies/smart-access-memory. GD-178

注4.The Radeon PRO Viewport Boost feature is currently compatible with Autodesk 3ds Max, Autodesk Revit and Epic Twinmotion. Other professional software products to be announced. GD-189
  • 関連タイトル:

    Radeon Pro,Radeon Instinct

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