マフィア梶田の二次元が来い！：第86回「ハリネズミのマフラーと95姐さんの悔し涙」

　“年末進行”という名の魔物が待ち受ける12月，心も体も急激に冷え込む今日この頃ですが，みなさまいかがお過ごしでしょうか。
　マフィア梶田は先日，誕生日プレゼントとして知人からいただいたマフラーというアイテムを，生まれて初めて使ってみようとしたのですが，装備方法が分からずに断念しました。あんな布切れをポンと渡されて，説明書も何もないとかありえないと思います。そんな自由度はいらんねん。それとも，そもそも俺のオシャレスキルが足りないのでしょうか。装備条件を満たしておらず，防具スロットにドラッグ＆ドロップできない状態なんでしょうか。
　ちなみに，そのことをしこりん（岡本信彦さん）に話したら「マジっすか？（笑）」と鼻で笑われたうえ，「こうやって巻くんですよ（ﾄﾞﾔｧ」とオシャレ上級者っぷりを見せ付けられました。あのかわい子ちゃん，いつか必ず俺のギガドリルブレイクで掘削してやる。

著者近影。以前告知したとおり，バンタンゲームアカデミーで高橋名人とトークライブをしてきました。名人の伝説を検証したり，「スターフォース」の腕前を披露していただいたり，非常に充実したイベントでしたよ！

　RADIO 4Gamerの第87回では，セガより12月1日に発売された「ソニック ジェネレーションズ 白の時空」（PlayStation 3 / Xbox 360）を特集。本作は，世界的に有名な青いハリネズミ，“ソニック・ザ・ヘッジホッグ”を主人公としたハイスピードアクションゲームの最新作です。
　番組ではゲストとして，ソニックシリーズのプロデューサーである飯塚 隆さんをお招きし，ゲームをプレイしてきたのですが……スタジオには先週に引き続き，もうひとりの隠れゲストがいましたね。


　ソニックシリーズならではの圧倒的なスピード感と爽快感を，存分に味わえる本作。プレイしていると，すっかり錆び付いてしまった俺の反射神経も，少しずつ研ぎ澄まされていくようでした。……後半ステージでは同じところで何度も転落死しましたけどね。
　本作では，新旧のソニックが共演していることも大きな魅力。ステージごとに，昔ながらのサイドビューと三人称視点の両方が楽しめるというのも嬉しい要素です。同じステージでも全然違った雰囲気を味わえるというのが凄くイイ。気持ち良く遊べる秀作です。





　12月8日に「The Elder Scrolls V: Skyrim」（PC / PS3 / Xbox 360）も発売されることですし，PCを新調したんですよ。難しいことはよく分からんので，4Gamerでよく見かける「G-Tune」シリーズから，とにかく性能が高そうなヤツを選んで注文しました。

　それでふと，自分のPC歴を振り返ってみたんです。そういえば，いつ頃からPCを使い始めたのかなぁと。すると，一番古い記憶が小学校低学年の頃にもらった親父のお下がり……OSは「Windows 95」でした。ある日突然「遊んでいいぞ」と子供部屋の机に設置されたんですが，電源の入れ方とマウスの使い方くらいしか教えてくれなかったんですよ。「あとは触って覚えろ」と。鼻垂れ小僧に無茶言いやがりますよね。

　しかし，子供の吸収力の高さってのは侮れない。とにかく滅茶苦茶にイジりまくっているうちに，いつの間にやら基本的な操作方法を覚えていました。とはいえ，PCの仕組み自体を理解できたわけではなかったので，PCの扱いはひどいものでしたけど。ちゃんとシャットダウンせずにボタンで電源を落としたり，ハードディスクが不穏な音を立てるたびに斜め45度の角度からぶっ叩いたり……95姐さんには本当にいろいろとお世話になりました。

　とにかく，PCと俺のファーストコンタクトはこんな感じでした。おかげで，学校でPCの授業が始まったときには，ほかのクラスメイトより一歩リードしていましたよ。ネットで面白サイトを見ながら授業をサボっていたら，すぐに落ちこぼれましたけどね！

　その後中学生くらいになると，調べ物やメールやらで，PCが本格的に生活の一部となり，現在に至るわけですが……よくよく考えてみると俺，95姐さんに甘えていた頃からほとんど成長してねぇ！　アレから俺が覚えたことといえば，エロ画像を集めるテクニックと，現在進行形で皆さんが読んでいる，こういう文章の書き方くらいだもん。95姐さんもあの世で悔し涙だわこれ。マジごめんなさい。