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「Xperia XZ2」や「AQUOS R2」が早くも登場。ソフトバンクが2018年夏モデルAndroidスマートフォンを発表
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印刷2018/05/10 19:49

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「Xperia XZ2」や「AQUOS R2」が早くも登場。ソフトバンクが2018年夏モデルAndroidスマートフォンを発表

画像集 No.008のサムネイル画像 / 「Xperia XZ2」や「AQUOS R2」が早くも登場。ソフトバンクが2018年夏モデルAndroidスマートフォンを発表
 2018年5月10日,ソフトバンクは,2018年夏モデルとなるAndroidスマートフォン計6機種を発表した。2018年2月に世界市場に向けて発表となったXperiaの最新モデル「Xperia XZ2」や,5月8日に発表となったばかりの「AQUOS R2」,AI機能に重点を置いた「HUAWEI Mate 10 Pro」(以下,Mate 10 Pro)といったハイエンドモデルを用意しているのが見どころだ。
 発売日順に並べた製品ラインナップは以下のとおり。

  • Mate 10 Pro:5月18日発売予定,5月11日予約受け付け開始
  • Xperia XZ2:5月下旬発売予定,5月18日予約受け付け開始
  • AQUOS R2:6月上旬発売予定,5月18日予約受け付け開始
  • HUAWEI nova lite 2:7月上旬以降
  • DIGNO J:7月上旬以降
  • シンプルスマホ4:7月下旬以降


Mate 10 Pro


 Mate 10 Proは,Huawei Technologies(以下,Huawei)製のハイエンド市場向けスマートフォンだ。2017年12月には,SIMロックフリーモデルの国内販売が始まっていたのだが,大手通信事業者から販売されるのは,今回のソフトバンクが初となる。

Mate 10 Pro。カラーバリエーションは写真のミッドナイトブルーに加えて,チタニウムグレーの計2色展開
画像集 No.002のサムネイル画像 / 「Xperia XZ2」や「AQUOS R2」が早くも登場。ソフトバンクが2018年夏モデルAndroidスマートフォンを発表

 Mate 10 Proの大きな特徴は,AI処理専用プロセッサ「Neural-network Processing Unit」(以下,NPU)を統合するHiSilicon Technologies(以下,HiSilicon)製SoC(System-on-a-Chip)「Kirin 970」を採用している点にある。NPUを用いることで,AIによって被写体を認識して最適な設定で撮影するカメラ機能や,AIによる音声認識を使った翻訳機能などを利用できるのが大きな特徴だ。

●Mate 10 Proの主なスペック
  • メーカー:Huawei Technologies
  • OS:Android 8.0(Oreo)
  • ディスプレイパネル:6インチ有機EL,解像度1080×2160ドット
  • プロセッサ:HiSilicon Technologies製「Kirin 970」(CPUコア Cortex-A73×4(最大動作クロック2.36GHz)+Cortex-A53×4(最大動作クロック1.8GHz),GPUコア Mali-G72,AI処理プロセッサ「NPU」搭載)
  • メインメモリ容量:6GB
  • ストレージ:内蔵128GB
  • アウトカメラ(モノクロ):有効画素数約2000万画素,F値1.6,光学式手振れ補正機能搭載
  • アウトカメラ(RGB):有効画素数約1200万画素,F値1.6,光学式手振れ補正機能搭載
  • フロントカメラ:有効画素数約800万画素,F値2.0
  • バッテリー容量:4000mAh
  • 待受時間:約435時間(LTE),約522時間(3G)
  • 連続通話時間:約950分(LTE),約1140分(3G)
  • 対応LTEバンド:FDD LTE Band 1/2/3/4/5/8/12/17/19/21/26/28,TDD LTE Band 38/39/40/41/42
  • 対応3Gバンド:W-CDMA Band 1/2/4/5/6/8/9/11/19
  • 無線LAN対応:IEEE 802.11ac
  • Bluetooth:4.2
  • USBポート:Type-C
  • 公称本体サイズ:154mm×75mm×7.9mm
  • 公称本体重量:178g
  • 本体カラー:ミッドナイトブルー,チタニウムグレー


Xperia XZ2


 XperiaブランドのハイエンドモデルとなるのがXperia XZ2である(関連記事)。Xperiaでは初となるアスペクト比9:18の5.7インチ縦長液晶パネルと,Qualcomm製のハイエンドSoC「Snapdragon 845 Mobile Platform」(以下,Snapdragon 845)を採用するのが大きな特徴だ。

Xperia XZ2。写真のリキッドシルバーに加えて,リキッドブラック,ディープグリーンの3色展開となる
画像集 No.003のサムネイル画像 / 「Xperia XZ2」や「AQUOS R2」が早くも登場。ソフトバンクが2018年夏モデルAndroidスマートフォンを発表

 従来のXperiaシリーズとは,デザインコンセプトが異なっているのもXperia XZ2のポイントと言えよう。たとえば,従来のXperiaではフラットだった背面パネルが,緩やかな湾曲を描いたものになり,右側面の[電源/スリープ]ボタンに内蔵していた指紋認証センサーも,背面のセンターライン上という一般的な配置になっている。よく言えばトレンドを踏まえた,悪く言えばあまり個性のないデザインといったところか。

●Xperia XZ2の主なスペック
  • メーカー:ソニーモバイルコミュニケーションズ
  • OS:Android 8.0(Oreo)
  • ディスプレイパネル:5.7インチ液晶,解像度1080×2160ドット
  • プロセッサ:Qualcomm製「Snapdragon 845」(CPUコア Kryo 385×8,最大CPU動作クロック2.6GHz,GPUコア Adreno 630)
  • メインメモリ容量:4GB
  • ストレージ:内蔵(容量64GB)+microSDXC(最大容量400GB)
  • アウトカメラ:有効画素数約1920万画素
  • インカメラ:有効画素数約500万画素
  • バッテリー容量:3060mAh
  • 待受時間:約620時間(LTE),約650時間(3G)
  • 連続通話時間:約2010分(LTE),約1840分(3G)
  • 対応LTEバンド:FDD LTE Band 1/2/3/4/5/8/11/12/17/18/19/21/26/28,TDD LTE Band 38/39/40/41/42
  • 対応3Gバンド:W-CDMA Band 1/2/4/5/6/8/9/11/19
  • 無線LAN対応:IEEE 802.11ac
  • Bluetooth対応:5.0
  • USBポート:USB 3.1 Type-C
  • 公称本体サイズ:72(W)×153(D)×11.1(H)mm
  • 公称本体重量:約198g
  • 本体カラー:リキッドシルバー,リキッドブラック,ディープグリーン


AQUOS R2


 AQUOS Rシリーズの2世代目となるハイエンドスマートフォンがAQUOS R2だ。アスペクト比9:19,解像度1440×3040ドットという縦長アスペクトと,最大リフレッシュレート100Hz表示に対応する液晶パネル「ハイスピードIGZO」の採用と,Snapdragon 845の搭載が特徴となっている。

AQUOS R2。カラーバリエーションは写真のローズレッドに加えて,プレミアムブラック,プラチナホワイトの3色となる
画像集 No.004のサムネイル画像 / 「Xperia XZ2」や「AQUOS R2」が早くも登場。ソフトバンクが2018年夏モデルAndroidスマートフォンを発表

 背面アウトカメラとして,動画用と静止画用の2つのカメラを搭載。動画を撮影しながらでも,見どころとなるシーンをAQUOS R2が認識して,自動で静止画撮影してくれるという機能を備える点も,注目すべきポイントと言えよう。

●AQUOS R2の主なスペック
  • メーカー:シャープ
  • OS:Android 8.0(Oreo)
  • ディスプレイパネル:6.0インチIGZO液晶,解像度1440×3040ドット
  • プロセッサ:Qualcomm製「Snapdragon 845」(CPUコア Kryo 385×8,最大CPU動作クロック2.6GHz,GPUコア Adreno 630)
  • メインメモリ容量:4GB
  • ストレージ:内蔵64GB+microSDXC(最大容量400GB)
  • アウトカメラ(メイン):有効画素数約2260万画素,F1.9,画角約90度(35mm換算22mm相当),光学式手振れ補正機能搭載
  • アウトカメラ(サブ):有効画素数約1630万画素,F2.4,画角約135度(35mm換算19mm相当),電子式手振れ補正機能搭載
  • フロントカメラ:有効画素数約1600万画素
  • バッテリー容量:3130mAh
  • 待受時間:約585時間(LTE),約685時間(3G)
  • 連続通話時間:約1830分(LTE),約1710分(3G)
  • 対応LTEバンド:FDD LTE Band 1/2/3/4/5/8/11/12/17/18/26/28,TDD LTE Band 38/41/42
  • 対応3Gバンド:W-CDMA Band 1/2/4/5/8
  • SIMカードスロット:nanoSIM(nanoUIM)
  • 無線LAN対応:IEEE 802.11ac
  • Bluetooth:5.0
  • USBポート:Type-C
  • 公称本体サイズ:74(W)×156(D)×9(H)mm
  • 公称本体重量:約181g
  • 本体カラー:プレミアムブラック,プラチナホワイト,ローズレッド


HUAWEI nova lite 2


 もう1製品のHuawei製スマートフォンとなるHUAWEI nova lite 2(以下,nova lite 2)は,5.7インチサイズで解像度1080×2160ドット,アスペクト比9:18の縦長液晶パネルを採用するエントリー市場向けスマートフォンである。SIMロックフリーモデルはすでに販売中だが,ソフトバンクからも登場することとなった。
 背面にデュアルレンズ式のアウトカメラを搭載するなど,エントリー市場向けとしては充実した機能を有するのが,nova lite 2の見どころだ。ただ,搭載SoCはHiSilicon製のミドルクラスSoC「Kirin 659」なので,ゲーマーが積極的に選ぶ価値のある端末とは言い難い。

nova lite 2。カラーバリエーションは写真のゴールドのほか,ブルー,ブラックの3色となる
画像集 No.005のサムネイル画像 / 「Xperia XZ2」や「AQUOS R2」が早くも登場。ソフトバンクが2018年夏モデルAndroidスマートフォンを発表

●nova lite 2の主なスペック
  • メーカー:Huawei Technologies
  • OS:Android 8.0(Oreo)
  • ディスプレイパネル:5.7インチ液晶,解像度1080×2160ドット
  • プロセッサ:HiSilicon Technologies製「Kirin 659」(CPUコア Cortex-A53×8,最大動作クロック2.36GHz,GPUコア Mali-T830)
  • メインメモリ容量:3GB
  • ストレージ:内蔵32GB+microSD(最大容量256GB)
  • アウトカメラ(メイン):有効画素数約1300万画素
  • アウトカメラ(サブ):有効画素数約200万画素
  • フロントカメラ:有効画素数約800万画素
  • バッテリー容量:3000mAh
  • 待受時間:未公開
  • 連続通話時間:未公開
  • 対応LTEバンド:FDD LTE Band 1/2/3/4/5/8/11/12/17/18/19/21/26/28,TDD LTE Band 38/39/40/41/42
  • 対応3Gバンド:W-CDMA Band 1/2/4/5/6/8/9/11/19
  • SIMカードスロット:nanoSIM(nanoUIM)
  • 無線LAN対応:IEEE802.11n(※5GHz帯非対応)
  • Bluetooth:4.2
  • USBポート:Micro-B
  • 公称本体サイズ:72mm×150mm×7.5mm
  • 公称本体重量:143g
  • 本体カラー:ゴールド,ブルー,ブラック


DIGNO J


 DIGNO Jは,京セラ製のエントリー市場向けスマートフォンである。
 携帯電話からスマートフォンに乗り換える初心者を意識した製品で,初心者でも使いやすいホーム画面や,ケータイ打ちが可能な文字入力機能などが特徴だ。また,防水防塵に加えて,液晶パネル表面に保護用アクリルパネルを貼り付けることで,落としてもガラス面が割れにくい耐衝撃性能も見どころである。
 ただ,Qualcomm製のエントリー市場向けSoC「Snapdragon 430」を採用しているので,ゲーマーが積極的に選ぶような製品ではない。

DIGNO J。写真のアクアブルーに加えて,チャコールブラック,パールホワイトの3色展開となっている
画像集 No.006のサムネイル画像 / 「Xperia XZ2」や「AQUOS R2」が早くも登場。ソフトバンクが2018年夏モデルAndroidスマートフォンを発表

●DIGNO Jの主なスペック
  • メーカー:京セラ
  • OS:Android 8.1(Oreo)
  • ディスプレイパネル:5インチ液晶,解像度1080×1920ドット
  • プロセッサ:Qualcomm製「Snapdragon 430」(MSM8937,CPUコア Cortex-A53×8,最大動作クロック1.4GHz,GPUコア Adreno 505)
  • メインメモリ容量:3GB
  • ストレージ:内蔵32GB+microSD(最大容量256GB)
  • アウトカメラ(メイン):有効画素数約1300万画素
  • フロントカメラ:有効画素数約500万画素
  • バッテリー容量:2600mAh
  • 待受時間:約640時間(LTE),約720時間(3G)
  • 連続通話時間:約1010分(LTE),約1360分(3G)
  • 対応LTEバンド:FDD LTE Band 1/2/3/4/5/8/11/12/17/18/19/21/26/28,TDD LTE Band 38/39/40/41/42
  • 対応3Gバンド:W-CDMA Band 1/2/4/5/6/8/9/11/19
  • SIMカードスロット:nanoSIM(nanoUIM)
  • 無線LAN対応:IEEE802.11n(※5GHz帯非対応)
  • Bluetooth:4.2
  • USBポート:Type-C
  • 公称本体サイズ:72mm×145mm×8.4mm
  • 公称本体重量:130g
  • 本体カラー:チャコールブラック,パールホワイト,アクアブルー


シンプルスマホ4


 スマートフォン初心者を重視したエントリー市場向けスマートフォンとしては,シンプルスマホ4という製品も登場する。本製品は,大きなアイコンを並べた独自のホームアプリや,前面下側に[電話]ボタンやホームボタン,[メール]ボタンを並べたデザインが特徴だ。また,初心者に好評という音声検索機能「スマホアドバイザー」を起動する専用ボタンを,本体右側面に装備するといった工夫も凝らされている
 搭載SoCは,DIGNO Jと同じSnapdragon 430なので,ゲーマーが選ぶべき製品ではないだろう。

シンプルスマホ4。カラーバリエーションは写真のシャンパンシルバーに加えて,ネイビーとピンクの3色展開となる
画像集 No.007のサムネイル画像 / 「Xperia XZ2」や「AQUOS R2」が早くも登場。ソフトバンクが2018年夏モデルAndroidスマートフォンを発表

●シンプルスマホ4の主なスペック
  • メーカー:シャープ
  • OS:Android 8.0(Oreo)
  • ディスプレイパネル:5インチ液晶,解像度720×1280ドット
  • プロセッサ:Qualcomm製「Snapdragon 430」(MSM8937,CPUコア Cortex-A53×8,最大動作クロック1.4GHz,GPUコア Adreno 505)
  • メインメモリ容量:3GB
  • ストレージ:内蔵32GB+microSD(最大容量400GB)
  • アウトカメラ(メイン):有効画素数約1300万画素
  • フロントカメラ:有効画素数約500万画素
  • バッテリー容量:2800mAh
  • 待受時間:未公開
  • 連続通話時間:未公開
  • 対応LTEバンド:FDD LTE Band 1/2/3/4/5/8/11/12/17/18/19/21/26/28,TDD LTE Band 38/39/40/41/42
  • 対応3Gバンド:W-CDMA Band 1/2/4/5/6/8/9/11/19
  • SIMカードスロット:nanoSIM(nanoUIM)
  • 無線LAN対応:IEEE802.11n(※5GHz帯非対応)
  • Bluetooth:4.2
  • USBポート:未公開
  • 公称本体サイズ:71mm×143mm×9.4mm
  • 公称本体重量:150g
  • 本体カラー:シャンパンシルバー,ネイビー,ピンク

ソフトバンクの2018年夏モデルスマートフォン特設ページ

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