Si-phonは,2011年5月20日に発売予定の歴史シミュレーションゲーム
「源平争乱〜将軍への道〜」(PC)の
“合戦システム”を公開した。
本作は,平安時代末期の源氏と平氏が争う時代を舞台に,源氏一門の勢力として棟梁を目指すシミュレーションゲーム。一般的な歴史シミュレーションゲームの“国取り合戦”とは異なり,戦いに勝つことで支持を集め,勢力の威信を高めていくというシステムになっているのが特徴だ。
本作における合戦は,敵軍がいるエリアへ自軍が侵入する,もしくは自軍エリアに敵軍が侵入すると開始され,発生したターン内で,複数回の
“インパルス”を経て進行する。基本的には,インパルスが終了するか,どちらかの軍勢がいなくなると合戦は終了となる。
武士団は,格/武威/統率/機略/兵数/士気といったデータを持っており,兵数がゼロになる,もしくは士気がなくなると戦場から消える。本作においては士気が大きなウェイトを占めており,兵数が少なくても士気が高ければ大軍に引けを取らない働きを見せることがあるが,士気が低いと兵数が多くても役に立たないこともある。
合戦に参加する武士団は,戦場でセリフを喋ることがある。また,“先駆け”などのイベントが発生すると,士気がより高まって合戦を優位に展開できる。逆に士気が低下すると,兵数が残っていても国元に帰ってしまうので,注意が必要だ。
なお,Si-phonの公式サイトでは,情報誌
「Si-phon Game Club Vol.5」がダウンロードできるようになっている。教科書では分りにくい複雑な源氏の系譜が,登場勢力の相対関係と共にまとめられているので,源平時代の歴史の予備知識を得る手助けとしてチェックしてみよう。