マフィア梶田の二次元が来い！：第58回「乙女心揺れるフィギュアと師匠のドキドキ共同生活」

　先日，RADIO 4Gamerの収録終わりに，しこりん（岡本信彦さん）と秋葉原へ遊びに行きました。どうもしこりんは，プライベートでアキバに行くのはかなり久しぶりらしく，駅周辺の変りように驚いていましたよ。そういえば公開録音の時も，タクシーで会場に直行でしたからね。
　まぁとくに目的もなくブラブラしてたんですが，ガンダムカフェで飯を食ったり，怪しいアイテムばかり売っている店で折紙サイクロン氏に似合いそうな忍者グッズを物色したりと，楽しい一時を過ごしました。

シャアザク・ライスにガンダム焼き。腹の中がMSでパンパンだよぉ

　そういえばしこりんって，なぜか未だに俺に対して敬語なんですよねぇ……。年齢1歳しか違わないし，もう一緒にラジオをやって1年経ってるのに。俺はポジション的に彼をイジることが多いので，なるべくラジオ内ではタメ口をきくようにしているんですが，いつまで経ってもしこりんサイドは敬語なんですわ。だから俺も，プライベートのときはタメ口を使い辛くて，「あ，岡本さんお疲れ様です……」みたいな感じなんですよ！　何この変な演じ分け!!　別に悪いことじゃないんだけど，なんか気分的にンググってなるんですよねンググって。
　いや，勘違いしないでほしいのは，別にドライな関係ってわけじゃないんですよ？　仲はホントにすこぶる良いんですよ？　ただもう一歩だけオープン・ハートしてほしいこの乙女心。かといって，今さら「タメ口でもいいんじゃよ？」って直接言うのも何かおかしいじゃないですか。ていうか，微妙にキモいじゃないですか。　
　こうなったらもう，今度ラジオ内で「敬語を使ったら罰ゲーム」企画でもやるか……。そうと決まったら色々と用意しておかないとね！　生クリームとか。



　RADIO 4Gamerの第59回では，5月5日にベルサール秋葉原にて行われた公開録音の様子を放送しました。プレイしたのはガンホー・オンライン・エンターテイメントがサービス中のPC向けオンラインTPS「トイ・ウォーズ」で，同社の齋藤和寛氏と塩島百合氏を交えて，2対2のタッグマッチで対戦してきましたよ。
　TPSとしては珍しい，フィギュア同士を戦わせるという面白い設定で，キャラクターのモデリングも非常に可愛いです。美少女系フィギュアも，ただミニサイズなだけの女の子ではなく，ちゃんと関節部分の継ぎ目まで作ってあったりして，俺のようなピグマリオンコンプレックス野郎にはとくに突き刺さります。
　ゲーム部分は，全体的にライトユーザー向けの優しい設定なんですが，対戦に関してはしっかり盛り上がれる完成度なので，普通にプライベートでも遊びたくなりましたよ。


　しかし，やはり大勢のギャラリーに見られていると，プレイにも力が入りますわな。今度公開録音をやるなら，しこりんにギャルゲーとかやらせてみたいですね。





　そろそろアレが出てくる季節になってきましたな。頭文字Gの黒くて速い自然界の走り屋。ごきげんよう，お久しぶりです師匠……。
　以前，俺の部屋に出現したときは，キーボードに置いた手の上を這い回られましてね。思わず「ファ●ク!!!!」と絶叫しながら，ちゃぶ台返しの要領でキーボードをブン投げてしまいましたよ。
　でもね，最近こう思うんです。憎んでばかりではいけないと。対話し，お互いを理解するべきじゃないかと。かの有名なメタル刹那君のようにね。
　ということで，俺は決心しました。次に我が家で師匠を見かけたときには，捕獲して飼ってみようと思います。いや，お互い分かり合ううえで「飼う」という表現は良くないですね。対等の立場で，アレだ。ルームシェアだ。今までは「たまに見かける不気味な隣人」という認識だったから印象が悪かったのであって，しばらく共同生活を送れば，きっと苦手意識を克服できると思うんですよ。
　なんで今まで思いつかなかったんだろう。こんな素晴らしい方法があったのに。新しいルームメイトができたら，皆さんにも紹介するので楽しみにしていてくださいね（編注：掃除を手伝いにいく件，やっぱキャンセルさせてください）。

■■マフィア梶田（ライター）■■
4Gamer契約ライター。しゃべりの素人なのに，なぜかラジオのレギュラーを2本も持っているうえ，人気声優 浪川大輔さんの第1回監督作品である映画「Wonderful World−ワンダフル ワールド−」に，龍興役として出演しているというという奇跡の男。彼の日常に興味があるTwitter利用者は，@mafia_kajitaをフォローしてみるといいかも。連載やRADIO 4Gamerが，より楽しくなること請け合いである。