東京ゲームショウ2017の最終日(2017年9月24日),コーエーテクモゲームスは,同社ブースにて戦国アクションRPG「
仁王」のステージイベントとして,
「仁王」特別番組 出張編を実施した。本稿では,
ダウンロードコンテンツ第3弾「元和偃武」(げんなえんぶ)の新情報や実機プレイによる解説が行われたステージイベントの模様をお届けする。
本ステージイベントは,これまでに配信されてきた「仁王」特別番組の出張編として実施され,ステージには「仁王」のディレクターを務める,
早矢仕洋介氏と
安田文彦氏が登壇し,イベントを進行した。
「仁王」ディレクターの早矢氏(中央)と安田氏(右)が登壇
![画像集 No.003のサムネイル画像 / [TGS 2017]DLC第3弾「元和偃武」を開発陣が解説。「仁王」特別番組 出張編のステージイベントをレポート](/games/120/G012039/20170925049/TN/003.jpg) |
“仁王(20)の日”に実施されるのが恒例となっている「仁王」特別番組。今回も自然な(?)計算式で無事に“仁王の日”に実施できたようだ
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本作は,戦国時代を舞台とした
“戦国死にゲー”と称するアクションRPG。死にゲーと言うだけあって,爽快感を全面に押し出したアクションゲームとは違い,死にながら攻略法を見つけ,強敵を倒していく達成感を得られるゲーム性となっている。
日本ゲーム大賞 2017の年間作品部門で「優秀賞」を受賞した本作。国外でも非常に高い評価を受けている
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9月26日に配信を予定しているダウンロードコンテンツ第3弾「元和偃武」は,徳川勢と豊臣勢の最後の戦いとなる
“大阪夏の陣”が舞台となっており,豊臣家最後の大殿
“秀頼”と秀吉の妻
“淀君”が登場する。
「元和偃武」では新キャラクター以外にも多数の新妖怪が登場する
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ストーリーとは別に,新モード「無間獄(ムケンゴク)」が追加されている。こちらは名前の通り長く遊べるコンテンツのようだ
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ステージ中盤には,安田氏による実機プレイの披露が行われた。プレイしたのは,DLC第1弾「東北の龍」に登場した伊達政宗と伊達成実と共闘する新ステージ。ウィリアムの装備も「元和偃武」で手に入る新装備とのことだ。
リハーサルでは余裕を見せていた安田氏だったようだが,やはり本番では緊張からか幾度となくピンチに陥っていた
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これまでストーリーに登場していた「蛇目蝶(じゃのめちょう)」も新守護霊として登場する。また,機能面でも今回拡張が図られており,これまで8個までだったアイテム所持数が16個まで持てるようになっている
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苦戦しながらも新忍法や新妖怪との戦いを披露する安田氏。最後はステージボスとなる新妖怪「陰摩羅鬼(おんもらき)」に敗北し,落命してしまう
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新モード「無間獄」の実機プレイもあわせて披露された。「無間獄」はいくつもの階層に分かれたやり込み要素となるモード。4つのバッドステータスを抱えた状態からスタートし,ミッションをクリアすることでバッドステータスが解除される。本来であれば,解除してからボスに挑むのだが,時間の関係上で安田氏は何も解除せずにチャレンジすることに。
バッドステータスは,体力バーの右側に表示されている
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バッドステータスを抱えたままボスの鵺に挑むも瞬殺されてしまう安田氏
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実機プレイ後には,
「仁王 Complete Edition」の情報が公開された。こちらには「仁王」本編とこれまでに配信されたすべてのダウンロードコンテンツが収録されているとのこと。価格は,パッケージ版,ダウンロード版共に5800円+税。配信日は,ダウンロード版が11月7日で,パッケージ版が12月7日となるが,パッケージ版にはサウンドトラックCDやアートワーク付きの序盤攻略本が付属されるとのこと。パッケージ版はダウンロード版よりも発売が少し遅れるが,グッズが魅力的だ。
オマケアイテムも充実のパッケージ版だが,数量限定とのこと。確実にほしい人は予約をしておこう
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ステージ最後にはディレクターからファンに対して,「仁王は11年前に発表され,自分は3年ほどかかわって,今年2月に発売して,DLCなども制作してきました。これまで多くのお客様のご支持と声援をいただいてこれまでやってこれました。Complete Editionも出ますので,さらに多くの人に触っていただければと思います。今日はありがとうございました」(安田氏),「仁王は体験版からファンがだんだんと増えてきたタイトルになります。発売からも多くの人に反響をいただいております。仁王というタイトルをこれからもさらに大きくしていくべく開発していきますので,引き続き応援よろしくお願いします」(早矢仕氏)とコメントを残し,ステージイベントは終了した。