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神風が吹いた!? Paradoxが“日本”にフォーカスした拡張パック第4弾「Europe Universalis III: Divine Wind」を急遽発表
グラフィックスクオリティが「Victoria II」レベルにまで高められているという本拡張パックは,“Divine Wind”(神風)と題されているとおり,中世期の日本にフォーカスした作品だ。プレイヤーは, 平家や源氏など4つの武家勢力から自分の勢力を選び,外交によって天皇家に影響を与えながら,日本の統一を目指してプレイすることになる。
日本マップは,九州3地域が7地域に,1地域だった四国の領土がさらに細かく分割されるなど,これまでの海外産ゲームでは考えられないほど詳細に,日本のディテールが再現されている。上のスクリーンショットでわかるように,なぜか伊予が“Shikoku”と書かれているなど所どころにご愛嬌が見られるとしても,日本のパラドゲーマーにとってはたまらない魅力のある作品に違いない。
また,ゲーム面でもさまざまな変更が加えられており,同盟や平和協定などに外交オプションが追加されていたり,交易面でもより現実的な発展を遂げるようになっていたりするとのこと。そのほか,Paradox Connectに対応させたアチーブメントが50種類ほど加えられるなど,変更点はかなり多い。
本作「Europe Universalis III: Divine Wind」は,2010年12月にリリースされる予定。プレイするには「Europa Universalis III:Complete」と「Europa Universalis III: Heir to the Throne」(つまり全体でEU本体+拡張パック3本)が必要になるので,注意してほしい。
日本にフォーカスした拡張パックなこともあり,日本国内で本シリーズを手掛けるサイバーフロントがどう動くかなどに注目したいところだ。
- 関連タイトル:
ヨーロッパ・ユニバーサリスIII ディヴァイン・ウインド【完全日本語版】
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