悪の帝国運営シム「Evil Genius 2: World Domination」が3月30日にリリース決定。秘密基地を建設して世界征服を目指せ

　イギリスのRebellionは，悪の帝国を運営するシミュレーションの17年ぶりの続編となる「Evil Genius 2: World Domination」の配信日が，2021年3月30日に決定したことを告知する最新トレイラーを公開した。

Steamの「Evil Genius 2: World Domination」ストアページ

　「Evil Genius 2: World Domination」は，プレイヤーがスパイ映画の悪役として出てくるような“イーブル・ジニアス”となって，世界征服を達成するための最終兵器を製造用の秘密基地を建設していくというシミュレーションゲームだ。島の地下に秘密基地として，数階層にわたって手下たちが生活したり，研究開発を行う施設を作っていくが，表向きにはカジノリゾートを経営して，世間の目を騙さなければならない。もちろん，プレイヤーの野望を食い止めようとする，善のスパイエージェント集団「Force of Justice」の精鋭メンバーが押し掛けてくるので，基地内にさまざまなトラップを仕掛けて，相手を始末していくことも重要だ。


　映画「オースティンパワーズ」を連想させるコミカルな作風は前作どおりで，プレイヤーはミッションを達成していくことで世界の財宝を集めたり，有能な用心棒であるヘンチマンを雇用したりすることもできる。イーブル・ジニアスも4人から選択できるが，ヘンチマンや善のエージェントたちを含め，前作以上にそれぞれのキャラクターの個性が引き立てられているようで，彼らとともに組織経営を満喫していくことができそうだ。


　「Evil Genius 2: World Domination」は，Steamのストアページ（リンク）を見る限り日本語化される予定がなさそうなのが残念なところではあるが，あまり文字に頼らずにプレイできた前作のゲームスタイルが受け継がれていることを願うばかりだ。発売が近付くにつれて，まだアナウンスされていないゲームモードの発表などの新情報も公開されていくとのこと。気になる人は，Steamストアページのウィッシュリストに追加しておくと良いだろう。

「Evil Genius 2: World Domination」公式サイト