イベント
劇場版「ペルソナ3」,待望の第2章が本日より公開。キャストや制作スタッフが登場した舞台挨拶の模様をレポート
公開初日となった本日,出演キャストと制作スタッフを招いた舞台挨拶が都内3か所の上映館で開催された。ここでは新宿の映画館,バルト9で開催された舞台挨拶の様子をお伝えしよう。
壇上に登場したキャスト陣は石田 彰さん(結城 理役),豊口めぐみさん(岳羽ゆかり役),鳥海浩輔さん(伊織順平役),能登麻美子さん(山岸風花役),坂本真綾さん(アイギス役)の5名。制作陣は,第2章の監督を務めた田口智久氏と,アニプレックスのプロデューサー足立和紀氏の2人が登壇した。
劇場版「ペルソナ3」公式サイト
舞台挨拶が行われたのは,映画本編が上映されたあとで,その余韻を残しつつの挨拶となった。作品の感想について聞かれた鳥海さんは,壇上から最前列の来場者に「どうでした?」と尋ね,「最高でした」という答えを受けて,「自信を持ってお届けできる作品です!」と述べた。
同様に感想を聞かれた能登さんは,「第1章から第2章への流れがドラマチックで,明るく始まる冒頭からラストに向かって加速していく演出が,すごいと思いました」とコメント。続いて足立プロデューサーは「この第2章はすごくペルソナ3らしい魅力が詰まった作品になった」と述べた。
アイギスの登場はキャスト陣にとってもかなり印象的だったようで,アイギスを演じた坂本さんも「本編をあらためて見て,前半の楽しげなシーンと,後半の頼りになる彼女の差がすごく心に残った」と述べた。
さらに豊口さんも「彼女やコロマルが出てきたことで物語が賑やかになった」とし,作品がより魅力的になったと話す。
田口監督は,この第2章の見どころとして「天田が嗚咽するシーン」を挙げ,これは自分が最も力を入れたシーンであり,天田を演じる緒方恵美さんの演技とともに,そのシーンの彼の感情を表現できたので,ぜひよく見てほしいと話した。
ここでフォトセッションを挟み,次回作である第3章についてのトークも展開された。足立プロデューサーによると,「彼らは,修学旅行で京都に行く」とのことで,この第2章同様に青春時代に付きものの,定番シーンなどにも期待できそうだ。
最後に登壇者全員より,ファンに向けたメッセージが贈られたので,以下に掲載しよう。
足立プロデューサー:
この第2章をご覧いただいた方には,サブタイトルの「Midsummer Knight's Dream」の意味が分かっていただけると思います。何度でも足を運んで,彼らの勇姿をご堪能してください。第3章を,それほどお待たせすることなくお届しますので,よろしくお願いします。
田口監督:
第1章の公開から半年,誠心誠意作ってきました。二度三度と映画館に足を運び,楽しんでください!
坂本さん:
アイギスという役に出会ってからかなりの時間が経ちますが,今回,初登場シーンを新鮮な気持ちで演じることができました。私自身もそうなのですが,見れば見るほどどのキャラクターにも愛着がわき,どんどん好きになってしまいます。皆さんも,第3章が公開になるまで,もっともっとキャラクターを好きになってください。
能登さん:
皆さんがこの第2章を見てどんなふうに感じていただいたのか,とても気になっています。この劇場で見られた第2章で感じたことを持って帰って,ペルソナ3の世界を暖めつつ,第3章を楽しみにしてほしいです。
鳥海さん:
第1章から第2章と続いて見てもらえるということで,僕ら作り手側も気合を込めて,いい作品を作ろうとしてきました。第1章のBlu-rayも好評のようですが,ぜひ,皆さんの愛情をこの第2章にも注いでください。僕らも,続く第3章へ向かって行きます。これからもよろしくお願いします。
豊口さん:
第1章の公開から第2章まで間があるなと思っていましたが,振り返ると,それほど待った気がしませんでした。それは,第1章がロングヒットになったことが理由だと思います。次の第3章も楽しんでいただけると思いますので,ぜひこの第2章を繰り返し見ながら,待ってほしいです。
石田さん:
次の第3章まで,長く感じない方法があります。これから1か月ほどじめじめした梅雨が続きますので,夏真っ盛りを描いたこの第2章を劇場で見て,じめじめした気分を吹き飛ばしてください。そしてまたしばらくしたら一度冒頭から見て,それを繰り返していただければ,第3章まですぐだと思います。よろしくお願いします!
劇場版「ペルソナ3」公式サイト
- 関連タイトル:
ペルソナ3 フェス PlayStation 2 the Best
- この記事のURL:
キーワード