DINC，ブラウザタイプの経営シミュレーション「Mr.CEO」の運営権を獲得。ティザーサイトを12月17日にオープン

　DINCは本日（12月15日），ブラウザゲーム「Mr.CEO」の日本でのパブリッシング契約を，中国The5 Interactiveとのあいだで締結したと発表した。DINCは，本作のティザーサイトを12月17日にオープンする予定だ。

　本作は当初，エヌドアーズエンターテインメント（以下，NDE）によって日本でのサービスが行われる予定となっていたが，DINCがThe5 Interactiveと契約を結んだことで，日本における本作のすべての運営権は，NDEからDINCへと引き継がれることになる。

　今回，NDEもこの件に関するプレスリリースを配信しており，それによると，同社がThe5 Interactiveと協議を行った結果，日本における本作のすべての運営権を，DINCに譲渡することになったという。
　以前お伝えしたように，NDEの親会社である韓国NDOORSは，2010年5月に韓国NEXONによって吸収合併されており，それに伴い，「君主 online」「コルムオンライン」「戦略三国志 〜後の孔明である〜」の運営権を，ネクソンに移管した経緯がある。
　Mr.CEOの展開については明らかにされていなかったが，今回，こうして日本でのサービスがDINCによって行われることが決まり，本作を楽しみにしていた人は一安心といったところだろう。

　Mr.CEOは，経営者となってライバル企業との熾烈な競争に挑む，ブラウザタイプの経営シミュレーション。中国におけるサービスでは300台のサーバーが用意され，同時接続者数が60万人を記録したという人気作だ。
　プレイヤーは，“サービス”“飲食”“小売”“娯楽”の4業種のいずれかを選んで会社を設立し，ほかの企業から社員を引き抜いたり，価格競争を繰り広げたりしつつ，大企業へと発展させていく（関連記事）。

　ゲームの詳細や，今後のサービススケジュールなどに関する情報が入り次第お伝えするので，楽しみにしてほしい。
　また，11月に設立されたばかりという新興パブリッシャ，DINCの今後の動きにも注目していきたいところだ。