ソニー・コンピュータエンタテインメントより発売予定のPlayStation 3用ソフト「
白騎士物語 -光と闇の覚醒-」の
最新情報をお届けしよう。
本作は,2008年12月に発売された「
白騎士物語-古の鼓動-」の続編で,前作のドグマホールの戦いから一年後,強大な力を手にしたグラーゼルが,新生イシュレニア帝国を建国したあとの世界が描かれる。
物語は「バランドール王国」「自由都市グリード」「魔法国家フォーリア」が,それぞれに大きな問題を抱えている状態からスタートする。白騎士の契約者である主人公レナードや各キャラクターの成長,一万年前から続く古代イシュレニア帝国と魔法国家アスヴァーンの戦い(ドグマ戦記)の結末など,本作でも見どころが満載だ。
バックストーリー 『光と闇の覚醒』
バランドール王国の城下町にあるワイン商で働く青年・レナード。
謎の組織ウィザードのバランドール城襲撃事件をきっかけに、
レナードはシンナイトと呼ばれる古代の人型兵器と契約を交わす。
5体あるとされているシンナイト。
そのうちの1体である白騎士に変身する力を得たレナードは、
シンナイトを集めているウィザードとの戦いに巻き込まれていく。
レナードと仲間たちはウィザードとの対峙によって、
この世界の秘められた、長きに渡る戦いの歴史を知ることになる。
彼らの戦いこそ、一万年前に起きた「ドグマ戦記」と呼ばれる
魔法国家アスヴァーンとイシュレニア帝国の戦争を
継承したものだったのだ。
いまだ決着していない一万年からの光と闇の対立は、
レナードたちの時代とも複雑に絡み合い、
この新章で、大陸全土に広がる大規模な戦争へと発展していく。
さて,本作の世界に5体存在するとされ,“騎士”とも呼ばれる人型兵器「シンナイト」のうち,前作では
「白騎士」「黒騎士」「竜騎士」「太陽王」の4体が登場している。そして,気になる最後の1体が本作に登場する
「月姫」だ。
「月姫」
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 「白騎士」 |
 「竜騎士」 |
 「黒騎士」 |
 「太陽王」 |
現時点では,その契約者や詳細は明らかではないものの,唯一の女性型騎士であり,剣や槍など近接武器を使用するこれまでの騎士と異なり,遠隔武器である弓を所持しているのが特徴。
また現在の騎士達は,バランドール王国側に「白騎士」「竜騎士」,新生イシュレニア帝国側に「黒騎士」「太陽王」がついているが,果たして「月姫」は,どちらの陣営に加勢するのかも気になるところ。そして,すべての騎士が集結すると“最後の目覚め”が起こるという伝承の意味とは……。いまだ騎士には多くの謎が残されているのだ。
「月姫」変身シーン
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物語の発展と共に,レナード達の冒険の舞台はバランドール領を超えて,その先にある未知の世界に広がっていく。本作の物語冒頭では,
「魔法国家フォーリア」「迷いの森」など,フォーリア領という新たな世界が登場。「迷いの森」はフォーリアを囲む聖域の森で,太古から四季を司る四つの神木が存在し,森を守り続けている。
新フィールドには,未知のモンスターも存在する。また,古代の遺跡などの発掘に伴って新たなレシピが判明し量産された武具や,バランドール領では流通していなかった武具など,前作以上にバリエーション豊かな装備品が登場する。戦闘はこれまでのシステムを継承しつつ,各スキルにより特化するように新スキルの追加と既存スキルの調整が行われ,キャラクターの役割がより明確化される予定だ。
新モンスター原画
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そして,前作ではワイン商の新入りで,レナードの後輩として登場した“アバター”は,今回もプレイヤーの分身として登場。前作以上にストーリーパートで活躍し,ライブパートでもこれまでどおり,全国の冒険者と一緒に戦う。そんなアバター達の気になる画像を掲載しておく。詳細は不明だが,アバター達のこれまで以上の活躍が期待できる!?
アバターの謎のシーン。戦闘パーティが6人いる点にも注目
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なお現時点では,本作の発売日と価格は未定となっている。10月8日には無料アップデートを収録した前作の廉価版パッケージ,「
白騎士物語-古の鼓動- EX Edition」が
発売されているので,前作を未プレイの人はまずはこちらから遊んで,本作の発売に備えておこう。