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ドイツのHeadup Gamesが発売を予定しているPC向けアクションアドベンチャー,「Twin Sector」のデモ版を4GamerにUpした。
環境汚染で地上に住めなくなった人類は,地下で人工冬眠をしながら地表の汚染が浄化されるのを待っている。プレイヤーは施設を管理するコンピュータによって,いきなり起こされた一人の女性,Ashleyとなって,人工冬眠施設の故障を直すことになる。「Havok」物理エンジンによるリアルなアニメーションと,「ミラーズエッジ」のように,アドベンチャーながらFPSライクな一人称視点でプレイを進めていくことが特徴だ。
デモ版では,冬眠から覚めたAshleyが停止してしまったジェネレータを再起動させるべく,コンピュータの指示によって施設の地下へ向かうという,チュートリアルを兼ねたゲームの冒頭らしきシーンをプレイできる。
Ashleyの両手にはテレキネティック・グローブという,重力を操るグローブが装備されており,これを使ってさまざまなパズルやトラップを解いていくのだが,少なくともこのデモ版では,敵のような存在は登場しない。
グローブは左手でオブジェクトをたぐり寄せ,右手でオブジェクトを放つという仕掛けになっており,これを使って手の届かない場所のドラム缶を手元に持ってきたり,高い位置のスイッチにオブジェクトを投げつけて作動させるといったことができるわけだ。「ハーフライフ 2」をプレイした人なら,「グラビティガンをグローブにしたようなもの」といえば分かりやすいかもしれない。
本作ならではのアイデアとしては,このグローブを使って通常は届かない場所まで自分を引っ張り上げたり,落ちたら死んでしまうような高所からのジャンプを可能にしているところが挙げられる。天井目掛けて左手のグローブを使うと,自分が引っ張り上げられ,高い場所からの落下では,床に着く直前に右手のグローブの反発パワーを開放してクッション代わりにするといった感じだ。
トラップを潜り抜け,ジェネレータを再起動して一安心したのも束の間,新たな問題が発生する。問題を解決するため次の場所へ向かおうというところで,このデモ版は終了だ。一人称視点のシューティングを期待していると肩透かしを食らうが,グラフィックスもなかなか美しく,パズル好きな人には楽しめるだろう。
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