バンダイナムコゲームスが,2010年1月21日に発売を予定しているPSP用ソフト「
魔法少女リリカルなのはA's PORTABLE -THE BATTLE OF ACES-」に
「リインフォース」と
「八神はやて」が登場することが明らかになった。
リインフォースは,「闇の書」を司る存在として,主人公「なのは」の前に立ちはだかったキャラクター。アニメのラストで「八神はやて」に名前をもらって消えていってしまったが,本作では八神はやて達のそばに留まったという設定になっている。
一方の八神はやても本作オリジナル設定。アニメでは騎士甲冑をまとってのシーンに限られていたが,ゲームではどのように描かれるのだろうか。ちなみに,二人の絆はゲーム内でもきっちりと描かれるようなので,ファンも安心だ。
■リインフォース
やや振りは大きいものの、高威力の拳撃にてクロスレンジに存在感を発揮します。振りの大きさに伴って、隙も大きくなっているのですが、打撃の有効範囲は広く、近接戦闘では多くのキャラを圧倒します。
ロングレンジでの魔法も、高速で使いやすい牽制用から、ダメージソースとなる主力技、配置型のトラップに、多方向からの変則的な砲撃魔法と、多彩に揃って死角がありません。
ただ、クロスレンジ同様に隙や癖が強く、火力にて押し切っていく勢い型のキャラクターにはなりえません。相手の次なる一手を読み、選択肢を封殺していくことが勝利に繋がるテクニカルキャラクターとなっています。(ディレクター 金子彰史)
■八神はやて
高い威力の魔法を大量に、かつ広範囲に放出し、弾幕にて他を圧倒するキャラクターとなっています。膨大な魔力も特徴のひとつであり、クロスレンジで他のキャラクターと魔法を撃ち合っても、先にMP切れとなることはありません。
弱点は機動力・瞬発力に乏しいところです。飛行魔法に慣れていないはやてなので、移動速度は遅く、ダッシュも回数が低く設定されています。クロスレンジにおける打撃戦も苦手です。広い間合いでの戦いを得意とするという点においては、なのはに近いものがありますが。なのは以上に、ロングレンジとクロスレンジの性能差が著しいという極端な設定も特徴です。(ディレクター 金子彰史)
本作は
以前お伝えしたように,派手なエフェクトの魔法を駆使しながら戦っていく格闘アクションゲーム。今回はゲームのキモといえる
対戦システムを紹介しよう。
本作のキャラクターにはHPゲージとMPゲージがある。HPゲージはロングレンジでの魔法や,クロスレンジでの打撃攻撃などを受けると減少。相手のHPゲージをさきにゼロにすれば,そのフェイズは勝利となる。規定数のフェイズを先取したプレイヤーが勝者となるのだ。ちなみに,戦闘中にHPが回復することはないが,風の癒し手である「シャマル」のみ,回復能力を持っている。
もう一方のMPゲージは,魔法を使うと消費。もちろん魔法によって消費量は異なっている。MPゲージが0になったからといって,即フェイズを落とすわけではないが,勝敗を左右する魔法が使えなくなるというのは,かなり厳しい状況だ。また,ガード時に展開する魔法陣も生成できなくなるので,MPを使い切らないように立ち回るようにしよう。
フルドライブバーストは,アニメさながらの演出で相手に大ダメージを与える。実際にどんなものなのか,下に掲載したスクリーンショットで確認してほしい。
クロノ「エターナルコフィン」
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はやて「ラグナロク」
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また,キャラクターごとに3回〜5回使用できる,「アクセル」の存在も見逃せない。これは,戦闘中に「×」ボタンを押すことで急加速して敵との間合いを一気に詰めたり,敵の攻撃を回避したりできるもの。さらに,相手に接近してアナログキーをニュートラルな状態で,「×」ボタンを押すと,相手の背後に回りこむ「アクセルターン」が発動する。アクセルを絡めたアクションは,攻防どちらにも効果を発揮するので,ハイスピードなバトルが展開する本作では,要となる要素だ。アクセルを使える回数は,キャラクターの足元に表示されているので,相手と自分,双方の使用回数を常に頭に入れつつ戦うことが重要といえるだろう。
キャラクターの足元に表示されているのが,アクセルストックだ。これはアクセルを使うごとに減るが,一定時間が経過すると一つずつ回復する
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予約特典DLCの内容が明らかに。なんと「ねんどろいど」なのはがゲームに登場
本作の発売予定日は,2010年1月21日というのは何度もお伝えしているが,今回は
予約特典のDLCの内容が明らかにされた。なんと,グッドスマイルカンパニーから発売されている「ねんどろいど」シリーズとコラボした,デフォルメキャラクターが手に入るカードが付いてくるのだ。このデフォルメキャラクターがゲーム内でどのように活躍するのかは不明だが,なのはファンとしては是が非でも手に入れたいところ。ちなみに予約特典のDLCはほかにも用意されるので,本作発売後に後悔しないように,いまのうちに予約しておこう。
このほか,本作のパッケージイラストやストーリーモードのイベントグラフィックスが公開された。なお,イベントグラフィックスをゲームクリア後に閲覧できるモードが搭載されるという。コンプリートを目指したいところだ。
先月の「リリカルBOX」に続き、通常版のパッケージにも使用されるメインビジュアルが公開。
「リリカルBOX」のブルーを基調としたイラストと対になる、赤く燃える闘志を感じさせる絵になっている。
ストーリーモードを彩るグラフィックの数々も本作の魅力の一つ。今回も新たな場面が公開された。
「闇の書事件」の直後の、ひと時の幸せな時間を感じさせながらも、未来に向け、それぞれの胸に秘めた思いが、新たな事件を通して語られていくという。原作者都築真紀氏の紡ぐオリジナルストーリーにも期待しよう。
あつめたイベントグラフィックは、クリア後に閲覧できるモードも搭載されるとのことなので、是非フルコンプリートを目指そう。
※予約特典は数に限りがございます。
※一部店舗ではお取り扱いの無い場合がございます、店頭でお問い合わせください。
※デザインは仮のものです、実際の物とは異なります。予めご了承ください。
※プロダクトコードをご利用頂く際には、PSP本体をインターネットに接続する環境が必要になります