Gameloft，J・キャメロン監督の次回作「Avatar」をモバイルゲーム化

　Gameloftは，Fox Mobile Entertainmentとライセンス契約を締結し，映画「タイタニック」などで知られるジェームズ・キャメロン監督の次回作，「Avatar」の“モバイル端末”向け公式ゲームの開発/配信を行うと発表した。リリース時期は2009年末の予定。
　映画「Avatar」は，地球から遠く離れた太陽系外惑星での，人類とエイリアンとの交流や戦いを，最新の映像技術を用いて描いた話題作だ。映画の公式サイトでは予告編が公開されており，斬新な映像の一端が垣間見られるので，ぜひ目をとおしておこう。

　今回の発表では，ゲームのジャンルは明らかにされておらず，対応プラットフォームも「モバイル端末」とされているだけだ。
　Avatarの公式ゲームは両社の提携3作めの作品で，そのうちの1作「Ice Age Dawn of the Dinosaurs Scrat's Skate Park」はiPhone/iPod touch向けに配信されている。4GamerのiPhone担当としては，この“モバイル端末”向け公式ゲームもiPhone/iPod touch用にリリースされるよう，大いに期待したいところである。

フォックス・モバイル・エンターテイメント社と提携
『アバター』公式ゲームをモバイル向けに配信

【ニューヨーク-東京】ダウンロード配信型ゲームの開発・販売大手ゲームロフト社（本社　フランス・パリ）は、この度、フォックス・モバイル・エンターテイメント社とライセンス契約を締結し、アカデミー賞受賞監督ジェームズ・キャメロンが指揮する待望のエピック・アクション・アドベンチャー『アバター』の公式ゲームの開発・配信を行うことを発表いたしました。

『タイタニック』のジェームズ・キャメロンが、今回の新作映画『アバター』で人々の想像を超えた壮大な新世界を描き出します。本映画は、最先端の技術によって、登場するキャラクターの感情の琴線や物語の一連の流れが表現され、今までにない、大いなる映像体験を実現しています。

ゲームロフト社のゴンザーグ・ド・ヴァロワ、パブリッシング担当上席副社長は「『アバター』公式モバイルゲームは、その魅力的なストーリーラインと描写により、モバイルゲームのこれまでの枠を超えるものになるでしょう」とコメント。さらに、「ゲームロフト社は映画を原作とするモバイルゲームの開発に精通しており、『アバター』公式モバイルゲームはカジュアルおよびハードコアゲーマーの両方に強烈に訴えかける作品になります」と語っています。

フォックス・モバイル・エンターテイメント社のアンドリュー・スタルボウ上席副社長は「これまでフォックス・モバイル・エンターテイメント社は、ゲームロフト社と実りある関係を築いてきており、『アバター』のモバイルゲームもまた、ゲームロフト社が誇るタイトルと同様に品質に優れ、創造性あふれる革新的な作品になると確信しています」とコメントしています。ゲームロフト社とフォックス・モバイル・エンターテイメント社の提携3作目となる『アバター』公式モバイルゲームは、2009年末に全世界のモバイル端末向けに配信を行う予定です。