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「TRINITY Zill O’ll Zero」との共通点も? 映画「エアベンダー」3Dプレミア試写会で,「信長の野望/三國志」のシブサワ・コウ氏が舞台挨拶に
「エアベンダー」は,氣・水・土・火という四つの国,そして,それぞれ国の名前に対応したエレメントを操る“ベンダー”が存在するという世界を舞台としたスペクタクル系の3D大作映画だ。
ベンダーの中でも,四つのエレメントが操れる者は,四つの王国に調和をもたらす“アバター”として崇めらており,アバターは氣・水・土・火の順に輪廻転生を繰り返しているという。
そんな中,ウォーターベンターの少女カタラと兄サカは,水の王国の氷に閉ざされていたアンを見つけ出す。目覚めたアンは,世界の調和をもたらす最後の希望として,世界を救うために立ち上がる……というのが,本作のあらすじとなる。
さて,4Gamerで,「エアベンダー」という映画を大きく取り上げているのにはもちろん理由があって,「こちら」の記事でも紹介したように,今回「エアベンダー」の“超日本語吹き替え版”は,コーエーテクモゲームスの「信長の野望シリーズ」や「三國志シリーズ」といった名作を,プロデューサーとして世に送り続けたシブサワ・コウ氏が特別監修を行っているのだ。
さて劇場内ではまず,同日都内で行われ,M・ナイト・シャマラン監督をはじめ,映画出演者が招かれた“3Dパワープレミア”の模様がスクリーンに映し出された。イベントでは,書道家の紫舟さんによるパフォーマンスや,サッカー日本代表 長友佑都選手による出演者への花束贈呈が行われたほか,屋外イベントであることを利用した火や水,煙幕が飛び交う派手な演出で,来場者を楽しませていた。
次いで劇場内では,シブサワ・コウ氏がゲストとして登場した。まず,今回の映画の注目点について,シブサワ・コウ氏は,
ドラマの部分であれば,よりエモーショナルに,アクション部分であれば,よりダイナミックに楽しんでいただけると思います」
と語り,続いてエアベンダーを見てどう思ったかという質問に対して,
「コーエーテクモゲームスでは,Zill O’llの新作で『TRINITY Zill O’ll Zero』を開発していますが,そのファンタジーアクションRPGの世界観が,“気・水・土・火”という,四つのエレメントによって構成されています。Zill O’llは,ちょうど2年前から開発が始まったのですが,エアベンダーも同じ四つのエレメントによって構成されているということで,シャマラン監督と同じような発想で作っていたという偶然の一致があり,監修をしながら非常にびっくりしました」
と,9月30日の発売が待たれるPlayStation 3用ソフト「TRINITY Zill O’ll Zero」と,映画「エアベンダー」には共通点があり,偶然にもその超日本語吹き替え版監修を任されたことに驚いた,というエピソードを披露した。
ちなみに超日本語吹き替え版には,シブサワ・コウ氏のご家族である,襟川クロさんも出演しており「兄妹で関わらせていただいて,パラマウントさんにはお礼を申し上げなくちゃいけないですね」と笑顔混じりで話していた。
そんな,シブサワ・コウ氏が超日本語吹き替え版を監修した,「エアベンダー」に興味がある人は,7月17日の公開を待って劇場に足を運ぼう。
「TRINITY Zill O’ll Zero」公式サイト
「エアベンダー」公式サイト
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