
ニュース
AlienwareのハイエンドデスクトップPC「Area-51」が復活。RTX 50&Core Ultra 200S採用モデルを2月26日に国内発売
![]() |
どちらの製品も,搭載GPUやCPUといったスペックが異なる複数モデルをラインナップしており,最大構成と最小構成の税込価格は以下のとおり。
●Area-51
- 最大構成:Core Ultra 9 285K,GeForce RTX 5090,メインメモリ容量64GB,内蔵ストレージ容量:8TB,124万8900円
- 最小構成:Core Ultra 7 265K,GeForce RTX 5080,メインメモリ容量16GB,内蔵ストレージ容量1TB,79万8900円
●Aurora
- 最大構成:Core Ultra 9 285K,GeForce RTX 5080,メインメモリ容量64GB,内蔵ストレージ容量:8TB,61万5000円
- 最小構成:Core Ultra 7 265F,GeForce RTX 4060,メインメモリ容量16GB,内蔵ストレージ容量1TB,28万3900円
目玉となるのは,CES 2025で発表となったArea-51の新モデルだ。従来のArea-51は,Dellが「Triad」と呼ぶおにぎり型デザインの筐体を採用していた。それに対して,久しぶりの登場となるArea-51の新型筐体は,Dellが2023年から使用しているデザインコンセプトである「Legend 3.0」を基にしたデザインに切り替わったのがポイントだ。
![]() |
筐体前面と電源ユニット部分,簡易液冷CPUクーラーの空冷ファンから大量の空気を取り込み,後方に向けて一気に排気する設計により,従来製品と比べて筐体内のエアフローが25%増加したそうだ。
![]() |
![]() |
CPUは,Intel製デスクトップPC向けの「Core Ultra 9 285K」または「Core Ultra 7 265K」の2種類で,GPUも「GeForce RTX 5090」と「GeForce RTX 5080」を用意する。このほかのGPUについても,今後追加する予定があるとのこと。
また,独自設計のマザーボードには,PCI Express(以下,PCIe) 5.0接続対応のM.2スロットを備える。オプションで容量2TBのSSDを選択した場合,PCIe 5.0対応SSDを搭載するという。
![]() |
一方のAuroraは,Area-51と比べて小さなサイズのデスクトップPCだ。搭載CPUは,Core Ultra 9 285Kと「Core Ultra 9 285」,「Core Ultra 7 265KF」「Core Ultra 7 265F」という4種類を用意する。GeForce RTX 50シリーズだけでなく,最小構成では
「GeForce RTX 4060」を搭載するなど,こちらは幅広い構成となっているようだ。
![]() |
![]() |
なお,Dellは,2025年1月に同社製PCブランドの大再編を行った(関連記事)。このときは,Alienwareはこの再編の対象ではないとの説明だったが,今回「Dell G」ブランドをAlienwareに統合することが明らかとなった。
今後は,Alienwareは,Dellのゲーマー向け製品ブランドを総称するものとなり,とくにハイエンド市場向けモデルをArea-51,従来のDell Gを含むミドルクラス市場向けモデルをAuroraとして展開するという。
![]() |
また,Dellは,AlienwareブランドのPCに向けた新たなサポートプログラム「Alienware Elite Care」の提供も発表した。Alienware Elite Careは,基本的なPCサポートに加えて,快適にゲームをプレイするための設定をアドバイスしたり,周辺機器の接続をサポートしたりといったサービスを行うという。
![]() |
![]() |
Alienware Elite Careは,宮崎県にあるDellの「宮崎カスタマーセンター」で対応するとのこと。宮崎カスタマーセンターには,10年前のAlienware製品も検証機として用意しているそうで,ゲーマーに対してきめ細やかなサポートを提供するという。
DellのAlienware製品情報ページ
- 関連タイトル:
Alienware
- この記事のURL:
(C)2012 Dell