エレクトロニック・アーツ，Wii版，DS版の「ニード・フォー・スピード ナイトロ」を12月に発売すると発表。「ニード・フォー・スピード シフト」は11月12日発売だ

　エレクトロニック・アーツは本日（9月11日），長い歴史を持つレースゲーム，ニード・フォー・スピードシリーズの最新作となる「ニード・フォー・スピード ナイトロ」（Wii版/DS版）を2009年12月に発売すること，および「ニード・フォー・スピード シフト」（PlayStation 3版/Xbox 360版/PSP版）の発売日が11月12日に決定したことを発表した。ナイトロの予定価格は，Wii版が6090円，DS版が4980円（いずれも税込）となっている。

　欧米では9月15日の発売が予定されている「Need for Speed: Shift」だが，これまで日本では「2009年秋発売」としかアナウンスされておらず，少々気になっていたドライバーの人も多いはず。果たして11月が秋かしら？　という疑問もないではないが，ようやく発売日が決まったことで，あわてて英語版に走る必要はなくなった。いやまあ，あと2か月も待てないという人は仕方ないですけど。

　また，本日初めて国内発売がアナウンスされたナイトロは，対応する機種からも分かるようにカジュアル寄り。基本的にヌンチャクを使って公道を爆走するというレースゲームだが，ハンドルコントローラやゲームキューブのコントローラなどにも広く対応しているので，極めようと思えば極められそうだ。ナイトロについては今まであまり紹介する機会がなかったが，国内発売も決まったことだしということで，以下にゲームの概要/特徴を掲載しておくので，予習をかねて確認しておいてほしい。

ゲーム概要
　Wii用に開発された、「ニード・フォー・スピード ナイトロ」は、シリーズならではのストリートカルチャーの要素に、スリリングなゲームプレイを融合し、ハイスピードバトルの興奮と楽しさをお届けします。プレイヤーは執拗なパトカーの追跡をかわし、最高速へのブースト獲得のためにドリフトをきめ、5大都市を駆けめぐり、自らの速さを証明します。
　ブラジルのリオデジャネイロから始め、ステータスを徐々に上げ、ストリートからストリート、都市から都市でバトルを支配していきます。世界中をめぐり、フィニッシュラインぎりぎりまで競い、プレイヤーは自分の力を試すことになります。バトルではスリップストリームを巧みに使い、一気に加速し、ドリフトでナイトロブーストを獲得します。
　Wiiリモコン、ヌンチャク、ハンドルコントローラー、クラシック、ゲームキューブコントローラの全てに対応しています。「ニード・フォー・スピード ナイトロ」でプレイヤーはこだわりの操作方法でプレイが可能です。バトルをどうやって支配するかは自ら決断できます。最高の栄誉を手にするために、プレイヤーは勝利するだけではなく、コースを制覇しなくてはなりません。ほぼ無限のビジュアルカスタマイズで自分のマシンをユニークなアートスタイルにデザインすることができます。華麗なドライビングでライバルを抜ければ、プレイヤーのスタイルがストリートを飾り、レースバトルでの速さを美しく物語ります。シリーズ新作「ニード・フォー・スピード ナイトロ」は、エキサイティングなWii用アーケードレースゲームです。

特長
・ストリートを制覇せよ！ −プレイヤーはバトルに出る前に自分を表現するシンボルともいえる「タグ」を決めることができます。Ｗｉｉ版では、トップを走っているドライバーの「タグ」がコースを囲む建物や壁に描かれ町を染めていきます。また、ＤＳ版では、コース上ゾーンごとに出現するアイコンを獲得することで、そのゾーンはプレイヤーの「タグ」で染められ、「タグ」を多くつけられたドライバーに高いポイントが与えられます。いずれもストリートを制覇するには、ナイトロをタイミングよく使ってバトルに勝つことが重要なポイントとなります。

・フィニッシュラインまで駆け抜けろ！ − Wii版ではコース上に出現するアイコンを獲得し、ライバルマシンにターゲットして、警察の追跡が彼らに向けられている間がテイクオーバーのチャンス。また、最高速を保つためには、バトル中にアイコンを獲得し、マシンダメージを回復させながら、リードを保つために華麗なドリフトでナイトロを獲得。DS版では、コースで待ち伏せするポリスマシンの前でトリックを決めたり、コース上のアイコンを多く獲得してタギングすることでポイントが加算されます。トップを走っていてもフィニッシュラインを踏むまで何が起きるか分からない、大興奮のバトルが楽しめます。

・お気に入りのマシンを選ぼう！−新旧の実名マシンの数々の中からお気に入りのマシンを選択しよう。細部に渡りユニークな外観とスタイルでそれぞれ個性的なマシンばかりです。スピードは出るがダメージを受け易い、ダメージは受け難いがその分遅いなど、それぞれのマシンには長所と短所があります。

・究極のカスタマイズ！− 直観的なビジュアルカスタマイズツールで、簡単にマシンの外観を細部に渡り調整することができます。プレイヤーは個性的なマシンでバトルを繰り広げることができます。バトルに勝つことでカスタマイズのためのステッカーやペンなどの使えるツールが増えていきます。

・充実のマルチプレイ − チームバトル、ドラッグ、ドリフトなどの新しいモード他、さまざまなバトルに最大4人まで参加可能。

・協力プレイも楽しめる − スラム街からレース界の頂点へ。最大4人で5大都市でのバトルに参加し、新しいマシン、パーツ、コース、イベントを解除しよう。