人気の賭け将棋漫画がゲーム化，「ハチワンダイバーDS」が3月26日に発売

　エレクトロニック・アーツから，ニンテンドーDS用将棋ソフト「ハチワンダイバーDS」が3月26日に発売される。価格は4980円（税込）。

　本作は，「週刊ヤングジャンプ」に連載中の，柴田ヨクサル氏原作の漫画「ハチワンダイバー」をゲーム化したもの。主人公は，自らを“ハチワンダイバー”と名乗る“真剣師”の菅田健太郎。菅田は真の真剣師を目指し，賭け将棋でさまざまな相手と勝負を繰り広げていく。

原作ストーリー

主人公の菅田健太郎はかつてプロ棋士を目指していたが挫折し、今では賭け将棋で日銭を稼きつつ漫然とした日々を送っていた。
勝負に勝ち過ぎ対局を避けられるようになった菅田は、ある日秋葉原の凄腕棋士のウワサを聞く。秋葉原に赴いた菅田は自信満々でメガネの女真剣師「アキバの受け師」に勝負を挑むが、手も足も出ずに完敗を喫する。プライドをズタズタにされ、その悔しさから久々に将棋への情熱を取り戻す菅田。しかし自堕落な生活で部屋は荒れ放題。片付けの為に清掃会社に派遣サービスを依頼するが、現われたのはなぜかメイド。しかも菅田を「ご主人様」と呼ぶそのメイドこそ彼のプライドを打ち砕いた張本人、「アキバの受け師」だった…。

「アキバの真剣師」に勝つため、彼は「ハチワンダイバー」と名乗り、真の真剣師への道を歩み始める。

　ゲームでは，菅田健太郎となって，“1分切れ負け”といった原作同様のシビアなルールで，個性的なキャラクターと真剣勝負を行う「ストーリーモード」や，対戦相手を自由に選んで対局する「フリー対局モード」，原作の名勝負の棋譜が見られる「棋譜観戦モード」などが搭載。ストーリーモードでは，勝利することによって「中静そよ」の好感度がアップし，好感度によってエンディングが変化する。
　また，ホームレスの凄腕真剣師“二こ神”から詰め将棋が出題される「修行モード」や，初心者向けの将棋ルール解説教室「将棋教室モード」，おまけゲームの「はさみ将棋」など，豊富なゲームモードが用意されている。


　さらに，DSダウンロードプレイにも対応しており，一本のソフトで二人対戦が可能。二人対戦時には原作のルールも選択できるので，友達と手に汗を握る対局が楽しめそうだ。


※画面はすべて開発中のものです