2012年12月24日,シーアンドシーメディアは都内・ベルサール秋葉原で新作オンラインゲーム「
LOCO 〜LAND OF CHAOS ONLINE〜」(以下LOCO)の
サービスに関する発表会と,試遊台による
ロケーションテストを行った。これは
「第6回 秋葉原PCゲームフェスタ」の一環として開催されたもので,会場ではステージ発表のほかに実際に動いているゲームを使っての対戦試合などが行われた。
LOCOは,韓国Danal Entertainmentが開発したアクションタイプのリアルタイムストラテジー(RTS)だ。ただし,本作は一般的なRTSのスタイルではなく,いわゆる「DotA」(「MOBA」)系の作品となっている。最大5対5の対戦がフィーチャーされており,プレイヤーは個性豊かな「ヒーロー」を操り,ほかのプレイヤーと共に,敵陣を陥落させるべく戦っていく。
DotA系ゲームは,「ウォークラフト III」のカスタムマップ「Defense of the Ancient」から派生して欧米を中心に盛り上がりを見せており,対戦型ゲームの新たな潮流となりつつある。正式に日本語でサービスされるDotA系ゲームはLOCOが初めてだ。LOCOでは,最新の流行スタイルを取り入れつつ,さらにアクション要素を加味しており,競技性が高く,対戦ゲームならではのチームメイトとの連携やRPG的なヒーロー育成など,さまざまなジャンルのエッセンスが取り込まれているのが特徴となる。
なお,LOCOに関しては,先日秋葉原で行われた
αテストのレポートをお伝えしているので,興味のある方はチェックしていただきたい。
LOCOのプロデューサーである,オンライン事業本部 運営部 Business Unit 3所属の水越 進氏
![画像集#006のサムネイル/日本初のDotA系アクションストラテジー「LOCO」は2013年春から基本無料でサービス開始,秋葉原で開催されたロケーションテストレポート](/games/078/G007827/20121225029/TN/006.jpg) |
同作のプロデューサーである,オンライン事業本部 運営部 Business Unit 3所属の
水越 進氏は「RTSは海外で人気のあるジャンルですが,独特な決まりごとが多く,興味のある方も近づきにくい部分があるので,こうした部分を排していきたいです」と日本展開に向けての意気込みを語った。
ステージでは,LOCOの日本サービスは2013年春からスタートする予定であり,サービス形態は基本無料・アイテム課金制となることが発表された。
水越氏は,LOCOのセールスポイントとして,「一試合が20〜30分で終わる手軽さ」「三人称視点のTPS的な視点による臨場感」「MMORPGの街のようなロビーによる,コミュニケーションやヒーローの着せ替え披露の楽しさ」「日本人にも取っつきやすいキャラクターデザイン」を挙げ,同時に,プレイヤーの意見を開発側へフィードバックするため,会場に設置された試遊台でのプレイとアンケートへの協力を要請していた。
「ロケーションテスト」用の試遊台も設置され,スタッフによる解説のもと,実際にプレイを楽しむことができた
![画像集#016のサムネイル/日本初のDotA系アクションストラテジー「LOCO」は2013年春から基本無料でサービス開始,秋葉原で開催されたロケーションテストレポート](/games/078/G007827/20121225029/TN/016.jpg) |
DotA系ゲームは独特のルールを持つが,水越氏によれば,来年初頭からLOCOの遊び方などに関して公式サイトから情報を発信していくとのこと。また,状況次第では実際にゲームに触れる機会,今回のようなロケーションテストを行う可能性もあるとのことだ。
DotA系というジャンルやLOCOに興味のある人は,来年からの情報発信に注目しておこう。
会場にはLOCOガールも登場,試遊台に華を添えていた
![画像集#017のサムネイル/日本初のDotA系アクションストラテジー「LOCO」は2013年春から基本無料でサービス開始,秋葉原で開催されたロケーションテストレポート](/games/078/G007827/20121225029/TN/017.jpg) |