フロム・ソフトウェアが2009年春の発売を目指して鋭意開発中のPSP用ソフト「
己の信ずる道を征け」は,“過去の自分”との協力プレイで次々と難関を乗り越えていくという,一風変わった和風パズルアクションだ。プレイヤーは主人公の疾風丸となり,謎の妖術使いにさらわれた真奈姫を救うべく,浮世絵風のグラフィックスで描かれた東海道五十三次を東から西へと突き進んでいく。
 疾風丸(しっぷうまる)分身の術を得意とする忍者、「朧身の疾風丸」姫を救うために、東海道へ旅立つ。 |
 真奈姫(まなひめ)相良稲津藩(さがらいなずはん)の姫。謎の妖術使いにさらわれてしまう。 |
 御雷丸(みかづちまる)主人公の兄貴分にあたる長身の忍。同組織に所属していたが、大きな事件をきっかけに裏切り、主人公と敵対する立場となる。 |
主人公の疾風丸は分身の術(過去の自分のコピーを作り出す忍法)を得意とする忍者で,行動限界時間が1分間の分身を,複数生み出すことができる。それら分身体を利用して,道中にしかけられたさまざまなギミックを突破したり,強敵を倒したりしつつ,マップを攻略していく。先の先を読んで次々と分身を生み出し,それらのアクションを組み合わせることで,通常なら攻略不可能なパズル要素を解いていくのだ。
例えば,「ボタンを押すと出現する階段」がある場合,ボタンから離れると階段は消えてしまうが,“弐忍目”(分身)にチェンジして,それにボタンを押し続けてもらえば,自分は階段を上ることができる
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灯籠を破壊すると階段が出現するケースもある。この場合も,弐忍目,参忍目を活用することで,効率よくマップを進んでいける
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手強いボスも,分身の術を駆使すれば撃破しやすくなる
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疾風丸が使える忍法は分身の術だけではない。例えば,激しい炎を巻き起こす“火遁の術”などを使って,敵を攻撃したり,障害物を破壊したりすることも可能だ。ちなみに忍法を発動するための“術力”は,マップ上にある特定のパネルを踏むことで溜まっていく。得られる術力を計算に入れつつ,忍法を効果的に使っていき,道中にしかけられたギミックを乗り越えていこう。
なお
「こちら」でもお伝えしたように,2月15日(日)の13時から17時まで,フロム・ソフトウェア本社1階スペースにて,本作の
先行体験イベントが実施される。本作が一体どんなゲームなのか,実際に自分の目で確かめてみたいという人は,イベントへの参加を検討してみてはどうだろうか。
※画面は開発中のものです