インタビュー
[TGS 2015]「League of Legends」日本サーバーの展開はどうなる? LJL運営代表・鈴木文雄氏へのショートインタビューを掲載
昨年の東京ゲームショウ2014で,日本サービスの情報が明かされて以来(関連記事),実に1年振りとなる日本向けの新情報であり,興奮冷めやらぬLoLファンも多いことだろう。
そこで4Gamerでは,発表を担当した「LEA
なにぶん,ごく短時間の取材であったため,
4Gamer:
LoLの日本サーバー正式オープンに向けたモニタリングテストの開催が発表となりました。まず,ひとつ気になるのは,この発表が,Riot Games(および日本法人であるライアットゲームズ)ではなく,LJLから行われたということです。その辺りの経緯について聞かせてください。
鈴木文雄氏(以下,鈴木氏):
まず,発表のステージとなったLogicool G Cupから説明させていただきましょう。この大会は,LJLのようなプロリーグではなく,アマチュア日本一を決めるためのイベントです。Logicool様と,国内でLoL大会を主催している4団体――e-sports Square,e-sports甲子園,CyAC,Japan Competitive Gaming――による共同開催という形を取っており,我々LJLは,その運営を委託されている,という構図になっています。
4Gamer:
なるほど。
鈴木氏:
光栄なことに,今回のLogicool G Cupは,Riot Gamesさんからの公認を受けています。そうした関係の中で,「ぜひ,LJLからモニタリングテストの発表をしてほしい」と依頼があったのです。本当はリリースの形で発表したかったのですが,「それは止めてほしい」とのことで,今回のような形でお伝えした,というわけなんです。
4Gamer:
そうだったんですね。話は変わりますが,2015年8月に,北米サーバーが太平洋側のポートランドから,中西部のシカゴに移設されたことにともなって(関連リンク),日本から北米サーバーへ接続した場合のPingが上昇してしまい,国内のLoLプレイヤーたちから,悲鳴が多くあがっている状況です。日本サーバーの設置は,それと関係があるのでしょうか。
鈴木氏:
我々からは,設置の理由を明確には言えないのですが,Riot Gamesさんとしても,「少しでも日本のファンを安心させたい」という想いがあったのではないか,と想像しています。
4Gamer:
実際のテストは,東京都内にて,10月中旬から11月にかけて行われるとのことです。つまり,日本語化やサーバーの用意といった作業は,進んでいると考えてもいいのでしょうか。
鈴木氏:
そこも私の口からは詳しく言えません。しかし,「確実に進んでいる」とうかがっています。そうでなくては,テストをする意味がないでしょうし,期待していて良いと思います。
4Gamer:
そこは,参加してみてのお楽しみと。
鈴木氏:
初めて日本語化されたLoLを遊べるという,またとないチャンスですから,国内のLoLファンには,ぜひ応募してほしいですね。
4Gamer:
分かりました。それでは最後に,LJLを視聴している国内のLoLファンに向けて,メッセージをお願いします。
鈴木氏:
オフラインでの試合数を増やすことで,毎週の現地観戦を可能にしつつ,選手たちのオフライン対戦慣れや長期戦慣れを促進することにより,世界でも通用する環境を作っていけたらと思っていますので,期待していてください。
[TGS 2015]ついに「League of Legends」の日本サーバーオープン間近!? 「モニタリングテスト」(βテスト)のテスター募集が開始
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