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2周年という節目を迎えた「LEGEND of CHUSEN 2」,運営担当の2人に現状と今後の展望を聞いてきた
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印刷2010/11/23 00:00

インタビュー

2周年という節目を迎えた「LEGEND of CHUSEN 2」,運営担当の2人に現状と今後の展望を聞いてきた

画像集#002のサムネイル/2周年という節目を迎えた「LEGEND of CHUSEN 2」,運営担当の2人に現状と今後の展望を聞いてきた
 シーアンドシーメディアが運営するMMORPG「LEGEND of CHUSEN 2 -新世界-」(以下,LC2)は,2010年11月18日に,日本運営開始から2周年という節目を迎えた
 LC2は,北京完美時空網絡技術有限公司の日本展開3作目となるタイトルで,1作目「Perfect World -完美世界-」の洗練されたグラフィックスと,2作目「夢世界 プラス」で好評だった操作性の良さを兼ね備えた作品となっている。元々は,中国で絶大な人気を誇る「誅仙」の世界観をモチーフにした武侠色の強い作品であったが,2010年3月のアップデートでファンタジー色の強い要素が取り入れられ,武侠の仙人の世界”と,ファンタジーの“神族の世界”という2種類の世界観が共存するオンラインゲームに進化した。
 今回は,日本運営開始から2周年を迎えたLC2で,今後どのような展開を予定しているのかを,運営担当者の佐野正喜氏と森下竜登氏に聞いてきた。

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神族という種族の拡充が行われ,LC2はついに2周年を迎えた


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佐野正喜氏
画像集#015のサムネイル/2周年という節目を迎えた「LEGEND of CHUSEN 2」,運営担当の2人に現状と今後の展望を聞いてきた
森下竜登氏
 日本運営2周年を迎えたLC2は,こちらの特設サイトでも確認できるように,さまざまなイベントが催されている。
 まずはLC2の今までの歩みを振り返りながら,現在のLC2がどういう状況にあるのかを,運営担当者の両氏に聞いた。

 1周年から2周年にかけては,”神族”の追加が一番大きなトピックであったと佐野氏は語る。神族の世界観は,LC2の元々のモチーフであるネット小説「誅仙」の中ではメインストーリーのバックボーンとして存在していたものを,ゲーム内で一つの世界として確立させた,ゲームオリジナルのものだ。この神族が実装されたタイミングでタイトルもリニューアルされ,名実ともに新しい展開が行わることになったのである。2010年はまさに「神族の1年」といっても過言ではない。

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 さて,ゲーム内では直接的に対立することもある仙人と神族だが,実装当時のパワーバランスとしては,神族側にロアとクレイという2種族しか導入されていなかったことから,仙人側に偏っていた。だが,ほんの数か月ほどでメルフィス,フォノンという2種族が神族に追加され,2周年を迎えた現在では,ゲーム内バランスはほぼ均等と言えるくらいになってきたという。

 キャラクターレベルの面では,先に実装されていた仙人のほうが有利であるのは当然だが,「ゲームとしての土台は整ってきたのではないか」と佐野氏は語る。2010年9月の大型アップデートでLC2には領土戦という集団戦闘コンテンツが実装されたのだが,実際,そちらでも徐々に神族のキャラクターが見られるようになってきたのだという。クレイは前衛に立って味方を守り,ロアは遠距離攻撃で活躍するなど,神族各種族の役割が確立されたということだろう。

 ちなみにLC2では,2010年夏に誅仙のサービスをおこなっている9か国が中国の北京に集結して競い合う「世界格闘大会」と呼ばれる20 vs. 20のPKバトルの大会が実施された。日本よりも早く神族が実装された国では、神族が活躍する場面もあったようだ。その様子を見る限り,今後はより明確に,各種族のポジションが見えてくるのではなだろうか。
 対人戦闘における仙人と神族の違いがどこにあるのかを聞いてみたところ,「PvPにおいて,仙人はスキルの組み合わせを工夫することが重要になってきます。神族の場合はプラスアルファの要素,例えばロアだったら召喚獣をどう活用するかがポイントになるでしょう」と佐野氏。神族の平均レベルが上昇し,スキルの使い方も深く研究されているようなので,次回の世界大会では,日本チームの活躍が期待できそうである。

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大いに盛り上がった世界大会。これは新しいコンテンツになりうるか


画像集#007のサムネイル/2周年という節目を迎えた「LEGEND of CHUSEN 2」,運営担当の2人に現状と今後の展望を聞いてきた
 先にも挙げたが,世界大会にて使用された特殊フィールドは,LC2にとって非常に重要なコンテンツの一つである。「運営チームとして,お客様と触れ合う良い機会になった」というこの大会は,プレイヤーにとっても貴重な体験になったのではないだろうか。
 全9か国の精鋭チームが参加した世界大会は,開発側にとっても良い刺激となったようで,「世界大会は毎年やっていこう」という声も,日本の運営チームに届いているそうだ。

 世界大会での戦闘は特殊なフィールドを使って行われたのだが,中国では早くも動きがあり,サーバー間を超えて旅団同士が戦えるようなフィールドの開発が始まっているという。日本の運営チームとしても,現状の日本LC2は1サーバーにて稼働をしているが、特殊フィールドを用いて行える施策は多く、ぜひ導入したいとのことだった。 また,これはまだ構想段階らしいのだが,ワールドワイドサーバーを常設して,全世界のプレイヤーが自由に戦える状況を作るのも面白いのではないか,という話も出ていた。


 ちなみに世界大会は,ゲーム内の旅団戦をアレンジしたコンテンツだが,プレイヤーは共通のレベル,そして共通の装備で行われた。つまり,キャラクターレベルや装備の格差に左右されずに,プレイヤースキルと戦闘戦術が勝敗を分かつのだ。育てたキャラクターにお気に入りの装備を着けて戦いたい,というプレイヤー心理もあるだろうが,スポーツのように同じ土台で戦うのもなかなか面白い。日本で大会のシステムを導入する際は,世界大会のルールは守りつつも,日本独自のルールも盛り込み,小〜中規模のコミュニティも参加できるようにしたいと,両氏は語っていた。
 そして,いずれは毎月,小さな大会を実施し,世界大会は年に一度の晴れ舞台……というように,大会そのものをLC2のメインコンテンツに組み込みたい考えのようだ。

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2010年までのアップデートで土台はできた。2011年の展開は?


画像集#010のサムネイル/2周年という節目を迎えた「LEGEND of CHUSEN 2」,運営担当の2人に現状と今後の展望を聞いてきた
 2010年は,仙人と神族という二つの世界観が確立し,新生LC2のゲームの土台が整った年と言える。そして2011年の上旬には,キャラクター成長要素やフィールドの拡大,中旬から下旬にかけては新種族の登場といった具合に,LC2の世界はさらに成長していく。アップデートが毎月行われるほど開発の活発なタイトルだけに,2011年も,プレイヤーにとって興味の尽きない年になりそうだ。

 「LC2だけでなく,シーアンドシーメディア全体のポリシーでもあるのですが,もっともっとプレイヤーの皆様との距離を縮めたいと考えています。開発チームは,目に見える形でアップデート計画を打ち出してくれますので,我々運営チームとしては,安心してコンテンツを楽しんでもらうために,プレイヤーの皆様の意見を汲み取り、取り入れていきたいです」と,森下氏。
 ちなみにLC2では,意見の交換を主旨とした,プレイヤー/運営チーム双方が参加してのオフ会も開かれている。プレイヤーが求めているものは何なのかを,運営チームは常に意識し,それを適切な形で実行したいと考えているようだ。

画像集#011のサムネイル/2周年という節目を迎えた「LEGEND of CHUSEN 2」,運営担当の2人に現状と今後の展望を聞いてきた 画像集#012のサムネイル/2周年という節目を迎えた「LEGEND of CHUSEN 2」,運営担当の2人に現状と今後の展望を聞いてきた

 開発と運営,そしてプレイヤーが三位一体となって作り上げていくLC2の世界は,これからもまだまだ成長していきそうだ。2周年というこの節目の時期には,多くのイベントが用意されているので,「LEGEND of CHUSEN 2 -新世界-」に興味を持っている人はこの機会に,本作が持つ魅力に触れてみてはいかがだろうか。
 最後に,本稿の締めくくりとして,佐野氏,森下氏からの,プレイヤーへのコメントをお届けしよう。

「神族の追加やワールドワイドな世界大会など,LC2にはさまざまな要素が追加されてきました。LC2をやり尽くしてしまったと感じ,一時プレイを離脱してしまった方にも,また戻ってきてもらって,ぜひもう一度プレイしてほしいです。また2周年という節目にあたって,イベントも多数用意していますし,ゲーム内コミュニティも活性化していますので,新規プレイヤーにもぜひLC2を体験してもらいたいですね」(佐野氏)

「領土戦が追加されてから今日に至るまでに,ゲーム内の人口は目に見えて増えてきています。この2周年の節目をきっかけとして,年末から年始まで,さまざまなキャンペーンやイベントを打ち出していきますので,LC2をよろしくお願いいたします」(森下氏)

「LEGEND of CHUSEN 2 -新世界-」公式サイト

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