連載
インディーズゲームの小部屋:Room#591「Blazing Chrome」
先日,若者のあいだで人気のタピオカミルクティーというものを初めて飲んでみた筆者がお届けする「インディーズゲームの小部屋」の第591回は,JoyMasherが開発した「Blazing Chrome」を紹介する。本作は,敵ロボットを木っ端微塵に吹き飛ばしながらステージを駆け抜けるという横スクロールアクションだ。よし,次はナタデココを入れてみようかな。
時は西暦20XX年。人類は十数年前に勃発したロボット軍団との大戦争に敗北し,絶滅の危機に瀕していた。今や世界はAIに制御された機械が支配し,数少ない反乱軍が必死で生き延びているという状況だ。そんな中,人類にとって最後の希望となる反攻作戦が始まろうとしていた……。
というわけで,プレイヤーは反乱軍の兵士であるマヴラと,反乱軍に寝返ったロボットのドイルのどちらかを選んで,絶望的な戦いに挑むことに。本作は「魂斗羅」や「メタルスラッグ」を彷彿させる横スクロールアクションで,ひたすら走って撃って敵を倒すことに特化した,シンプルな爽快感をたっぷりと味わえる。
基本的なアクションは攻撃とジャンプの2つで,さまざまな武器を使った銃撃のほか,近くに敵がいるときは近接攻撃を繰り出せる。「魂斗羅」などと同様,斜め上や斜め下,真上や真下にも攻撃可能で,素早く向きを変えながら,次々と押し寄せてくるロボット共を迎え撃つのだ。
砂漠や雪山など,変化に富んだステージとド派手なアクションが本作の魅力で,最後に登場するボスを倒せばステージクリア。敵の攻撃はかなり激しく,全体的な難度はやや高めだ。生身では敵の攻撃を受けると一撃で倒されてしまうが,ステージ途中にある大型アーマーに乗り込めば,アーマーを破壊されるまで圧倒的な火力で敵を蹴散らすことができる。
ステージ数は全部で6つと少なめだが,そのぶん1つのステージが長めで,遊びごたえは十分。途中で待ち構える中ボスも手ごわく,コントローラを握る手に思わず力が入ってしまう。またステージ構成にも工夫が凝らされており,ホバーバイクに乗って強制スクロールで戦ったり,「スペースハリアー」風の疑似3Dシューティングになったりと飽きさせない。
攻略のコツは,一度にたくさんの敵と戦わないこと。敵を残したまま先へ進むと背後から追いかけられ,前方から出現した敵と挟み撃ちにされてしまうので,着実に敵を仕留めながら進んでいこう。友達がいないため筆者は試せていないが,ローカルでの2人同時プレイにも対応しているので,仲間と協力して戦うのもいいかもしれない。古き良きアーケードアクションが好きな人にぜひお勧めしたい本作は,Steamにて1730円で発売中だ。
■「Blazing Chrome」公式サイト
http://joymasher.com/blazing-chrome/- 関連タイトル:
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(C)The Arcade Crew - Joymasher - 2019, all rights reserved.
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