男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ：第821回「ゲイム爆買い期が訪れました」

著者近影

　やりました！　成し遂げました！　正確には10分の1を成し遂げました！

　というのもですね，私，男色ディーノは「2025年中にゲイム10作品クリアする」という目標を立てておりまして，そのうちの1タイトルをクリアしましたっていうご報告です。
　先週，ここで紹介した「春待ちトロイダル」をクリアしました。たぶん，トゥルーエンド？　だとは思います。スタッフロールも流れたし，クリア後の要素も出ているので。
　いや，面白かったですよ，最後まで。先週の段階ではストーリーどうこうよりもカードゲイムのカード強化が楽しいって話をしていたんですが，最終的にはやはりストーリーも面白かったです。攻略のコツとしては「諦めないこと」ですかねえ。ゲイムテンポも損なわないまま最後まで遊ばせてくれる作品で，やはりおススメです。

　で，ですよ。そうなると，満を持して「真・三國無双 ORIGINS」に着手できるという状況になったわけですが。何を思ったか，この1週間でいっぱいゲイムを購入してしまいました。
　たまにあるんですよ。急激にゲイムにお金を投じたくなる期間が。お年玉の名残ですかね？　いや，ウチは昔から両親からお年玉をもらえない家だったんですけどね。あと，おじいちゃんだとか，親戚だとかにもらったお年玉はだいたい全部貯金に回ってました。なんでだろ。
　で，記憶によると20歳の成人式付近でその通帳をもらったんだけど。記憶に残らないくらい，残高も残ってなかったことに驚いた記憶だけがあります。こんなんだったら幼少期に使っとくんだったよ……。

　そういった悲しいお年玉の記憶の反動なのか，今年の1月はゲイム買いたい期間でした。
　実際に買ったのは，Nintendo Switchの「ブレードキメラ」と「洞窟ぼうけん団」です。あと，PlayStation 5の「王国と城」。ちなみに，毎週のように購入しているアーケードアーカイブスの「VS. ファミリーテニス」はNintendo Switch版とPS4版を両方買っています。そして，PS4版では世界1位タイになりました。何か悩みごとでもあるんでしょうか，私。

「VS. ファミリーテニス」

　そんな感じで「1週間では確実に，全部の要素を遊びきれないだろ」という数のゲイムを買ってしまった私ですが，差し当たり「真・三國無双 ORIGINS」は面白いです。
　ただ，もう少し遊んでから記事にしたいので，今週の感想は「面白い」「中毒性がある」「数分で終わるミッションの存在がいい」「育成要素もちょうどいい」「三国時代の中国大陸をデフォルメして，オープンワールド化したのも素晴らしい」「ストーリーに独自性があって新鮮」「やっぱり無双アクションは心地いい」程度に留めておこうと思います。
　……ええ，来週以降にこれ以上のことを書けるかどうかは分かりません。

「真・三國無双 ORIGINS」

　というわけで，今週は「王国と城」について書きましょうか。これも，けっこう普通に面白いです。
　超簡単に言うと，「シムシティ」の中世ファンタジー版。思ったよりも癖のない面白さです。序盤のできることの少なさから，じわじわと人口が増えていってやれること，建てられる建物が増えてくるのが楽しくて，本当にシンプルなシミュレーションゲイムって感じですね。まだ序盤しか遊んでないのですが，「シムシティ」が好きだった人には合うと思います。

「王国と城」（Kingdoms and Castles）

　こういったシミュレーションゲイムって，独自性を出そうとしてオリジナルのルールとか世界観を入れて，初心者には取っつきにくいゲイムに仕上がるってケースはけっこうある印象なんですが，今作に限ってはそれはないです。少なくとも，序盤はひじょうに分かりやすかった。それでもまあ，私がシミュレーションゲイム好きだという前提はあるんですが。
　つまりは，あまり余計な要素がないんですよ。人口を増やすには住居，資源を増やすには例えば採石場。で，人口が増えないと資源を得るのも，食料を得るのも，建造物を建てるのも人手不足になってしまう。逆にアホほど増やしすぎたら，仕事がなくなってしまうし食料が枯渇してしまう。プレイヤーが留意するのは，それらの管理です。

「王国と城」（Kingdoms and Castles）

　そうやってだんだん建てられる建物が増えていき，新たな資源を手に入れたら建てられる建物の種類も増えていく。非常に分りやすい。
　で，このゲイムの何がいいって，敵が攻めてくるかどうかを選べるんですよ。本当にシムを楽しみたい場合は敵が攻めて来ない設定にすればいいし，緊張感やアクシデントが欲しければ敵が攻めて来る設定にすればいい。自分の遊び方に合わせて，自動生成の土地の初期設定もできるんです。ホント，過不足のない，ちょうどいいシミュレーションゲイムだと感じました。まだ序盤は，だけど。

「王国と城」（Kingdoms and Castles）

　でも，序盤で覚えることが多くて脱落してしまうゲイムが多い中，今作はとても遊びやすいゲイムだと感じたのは事実です。複雑すぎないシミュレーションゲイムを遊んでみたい人には，本当におススメです。
　私としても，勢いで買ってしまった作品ではありますが，買って良かったなと思っています。こういうことがあるから，たまに訪れるゲイム爆買い期も悪くないなって思っちゃうんですよね……。

　今週はゲイム爆買い期が訪れましたということで，そんな中でも買って良かったなってゲイムに出会えたっていうお話でございました。「ブレードキメラ」もちょいプレイでも面白いですし，「洞窟ぼうけん団」はまだヤってないけどたぶん面白いと思います。カイロソフト作品なんで。そこらへんも，来週書ければいいなとは思っています。
　ただ，2月11日に発売予定の「Sid Meier's Civilization VII」（PC / PS5 / Xbox Series X|S / Nintendo Switch / PS4 / Xbox One）が非常に気になっているので，それについて書くかもしれません。その時の気分によります。来週，どうなるかな？

今週のハマりゲイム
PlayStation 5：「王国と城」
PlayStation 5：「真・三國無双 ORIGINS」
Nintendo Switch：「春待ちトロイダル」
iOS：「プロレスリング物語」
iOS：「ロードモバイル」
iOS：「ウイニングイレブン カードコレクション」

■■男色ディーノ（プロレスラー）■■ ディーノ選手が所属するDDTプロレスは，1月26日（日）11：30より東京・後楽園ホール大会「NEW YEAR, NEW HERO. 2025〜新たな物語がはじまる〜」を開催します。ディーノ選手はDDT EXTREME級のチャンピオンとして，「人生の煌きルール」で，挑戦者のゴージャス松野を迎え撃ちます。ディーノ選手によると「あやめてしまわないようにぶっつぶす。でも，それが一番難しい気がする」と語っていました。