連載
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第735回「ゼルダの裏で発売される作品。いわゆる裏ゼルダ」
そんな現状を見るに,やはりみんなが待ち望んでいたタイトルなんだなと思わされますな。
さて,ダウンロードまではしたけどまだプレイしてない私としては,ちょっと別の視点からゼルダを語ろうと思います。私が思うに,今回の「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」の発売は任天堂からのメッセージでもあると思うんですよね。すなわちこれ,「まだまだNintendo Switchでいくぞ」という。
前作の「ブレス オブ ザ ワイルド」(Switch / Wii U)により,ゼルダはゲイム業界での格を上げました。さらに言えば,任天堂タイトル内での格も。言い方はアレだけど,プレイする人の想像を超えた面白さというか,そういう内容だったんですよ。「Nintendo Switchって,こんなゲイム体験ができるんだ」と思い知らされる作品だったわけです。
結果,ハードを引っ張るソフトになり,「Nintendo Switchといえばゼルダ」というところまでイメージを高めることに成功した。
で,ですよ。ここまではユーザー視点での話なんだけれども,ここから発売する側の頭に切り替えますね。あ,今回の話はあくまで私の想像の世界の話なんであしからず。
そんなゼルダの続編を発売する立場からすると,「次はどのハードで出しますか?」って話になると思うんです。もし新ハードの発売が近いならば,そこに当てると思うんですね。Nintendo Switchを引っ張った実績があるわけだから。
でも,そうではなくてNintendo Switchで発売された。この意味って,けっこう大きいんじゃないかな。例えば,前作はNintendo Switchのローンチタイトルとして発売されています。同時に,Wii U最後のタイトルとしても発売されています。現行ハード最後のタイトルと,新ハード最初のタイトルとして発売するという選択肢もあった。
けど,今回はそうしなかった。ハードを引っ張るポテンシャルがあるタイトルなのに。ここに任天堂のメッセージを感じ取っちゃうんですよね,私は。どれくらいの期間かは分からないけれど,まだまだNintendo Switchは現役ハードなんだろうなと思いました。先週はそれほどのタイトルが発売された,という話ですね。
以上,ゼルダの存在感の大きさについて憶測多めで語ったわけですが,今回の連載で取り上げるのはゼルダではありません。冒頭で触れているとおり,まだプレイしてないのでね。では,なぜゼルダについて語ったのか,そしてゼルダではなく何をプレイしていたのか。
その理由は簡単です。私,へそ曲がりなんですよ。だから,ゼルダの存在が大きいがゆえに,その裏で発売される作品にもちゃんと向き合いたいという気持ちが働きまして。まあ,そもそも全部のゲイムをプレイすることなんて不可能なのは分かってるんだけどね。
「マジンガーZ」の漫画やアニメは微妙に世代ではないから観てなかったんだけど,ゲイムが面白すぎて,YouTubeの東映アニメーションミュージアムチャンネルで第1話を観てしまったくらいに面白い。そして,「マジンガーZ」はアニメも面白かった。この時代のアニメって,リアリティとかまったく必要ない世界線も許されたりするから面白いんだろうな。
ゲイムの話に戻りましょう。この作品はシューティングゲイムなんだけど,もちろん音声もBGMも原作の雰囲気を忠実に再現していて,醸し出されるエネルギーが強いんですよね。基本はショットとパンチを出して敵を撃破していくんだけど,ショットだけでもそれなりに進めます。
でも,高得点を狙う場合は,射程距離が短いパンチを使い続けないといけない。で,パンチ縛りで進めていくと,ゲイムの表情が一気に変わるんですよ。ショットだと弱かった敵が急に強く感じるようになる。この二面性がすごい。マジで面白いです。「マジンガーZ」としても面白いし,シューティングゲイムとしても面白い。
実際,今週は「マジンガーZ」ばっかり遊んでます。これを書いてる時点でキャラバンモードでは世界17位(PS4版)。裏ゼルダとしては十分すぎるほど楽しませてもらってます。皆さんの裏ゼルダは何でしょうか? いや,普通に裏に行かなくても何も問題ないんだけどね。
今週はゼルダの影響力,そして裏ゼルダについて語らせていただきました。これから「マジンガーZ」のアニメを視聴するには,どうすると一番コスパがいいんだろう。そんなことを考えながらまた来週。そろそろ,ゼルダをプレイしようかと思っております。
今週のハマりゲイム
PlayStation 5:「eFootball 2023」
PlayStation 4:「アーケードアーカイブス マジンガーZ」
Nintendo Switch:「Winning Post 10」
iOS:「ロードモバイル」
iOS:「ウイニングイレブン カードコレクション」
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(C)ダイナミック企画・東映動画 (C)Bandai Namco Entertainment Inc. Arcade Archives Series Produced by HAMSTER Co.
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