連載
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第717回「男色ゲイム大賞2022」
けっこう遅めの新年のあいさつではございますが,しないわけにもいかないので。ちなみに,新年のあいさつは松の内の間までとされているようです。松の内とは,お正月にやってくる年神様の依り代である松を飾っておく期間のことですね。北日本や東日本は1月7日まで,関西などでは15日までとなっています。しつこく言うと,松の内よりあとのあいさつは寒中見舞いということになるそうです。なので,私のこのあいさつは関東では寒中見舞い,関西では新年のあいさつとして受け取っていただけると幸いです。
さて,今回は年末に行えなかった「男色ゲイム大賞2022」をヤろうと思っております。が! まず2022年の私を振り返るとですね。けっこう特殊な1年だったのですよ。引っ越しは何年かに一度はあることなのでそれはいいとして。新型コロナに二度ほど感染しました。1月と11月に。1年に2回て! 私,あんまり家から出ないしお酒も飲まないし基本は車移動だしで,おそらく日本国民の平均よりは感染しづらい生活だと思うのです。手洗いうがいもやっているしね。それでも感染してしまったので,まあもう仕方ないかとは思っています。重症化しなかっただけ運がよかった。そしてこれに関しては,読者の皆さんも引き続き気を付けてね。気を付けようがない部分もあるけど。
そんなこんなで病に伏せる機会が多かった気はする。で,人生初となる著書を出版させていただきました。10月に出版が決まって,12月に発売というスケジュール。結果的に,新型コロナに感染して家から出られなかった期間で書き上げられた部分もあるので,何というか複雑な気持ちですね。
あと,W杯が面白かった。ABEMAでほとんどの試合を見た。アプリでW杯が見られるのは新時代の幕開けと言ってもいいでしょうよ。
そして,何より大きく変わったのが保護犬を飼い始めたこと。これ,生活が一変しました。そして私は愛を知ってしまいました。今までスマホで自撮りをする気持ちなんて分からなかったんだけど,犬を飼い始めたら分かったね。今まではスマホのカメラスペックを持て余していたけど,今では私のスマホのカメラフォルダは犬の写真で埋め尽くされている。もうほとんど無意識。写真に残したいって気持ちよりも,その瞬間に抱いたこの「かわいい!」って気持ちを記録しておきたいって感覚で写真を撮るんですね人間って。きっと自撮りもそう。
……すみませんね。ゲイムの連載のはずなのに,45歳のおっさんプロレスラーの身の上話を読まされて。ここからゲイムの話に戻ります。要は,ゲイムに対する接し方が例年と違ったのです。それを前提としての「男色ゲイム大賞2022」になります。
今年に関しては,3部門となります。「年間遊んだスマホゲイム賞」「年間遊んだコンシューマゲイム賞」「男色ゲイム大賞」です。だいぶ偏っている自覚はあります。
まずは「年間遊んだスマホゲイム賞」。「ロードモバイル」(iOS / Android)と「eFootball ウイコレ CHAMPION SQUADS」(iOS / Android)です。ぶっちゃけ2021年と変わりません。逆に言うと,2022年はそこまで新しいスマホゲイムを遊ばなかったってことになります。
これ,私がスマホゲイムに求める何かが薄くなったのか,逆にスマホゲイムで私に訴えかけてくるものが無かったのか。因果関係は分かりません。あるいは,スマホゲイムにもきっと面白いゲイムはいっぱいあって,それに私が出会えてないってだけなのかもしれません。少なくとも,私としてはスマホゲイムで継続して遊んでいたのが上記の2タイトルだったという話ですね。
とはいえ,スマホゲイムに偏見があるわけではないので,2023年もヤッてみたいスマホゲイムがあれば遊んでみようとは思っています。
次に「年間遊んだコンシューマゲイム賞」。これは「eFootball 2023」(PC / PlayStation 5 / Xbox Series S|X / PlayStation 4 / Xbox One / iOS / Android)と,「アーケードアーカイブス」(PlayStation 4 / Nintendo Switch)各種です。
あらためてだけど,どうやら私「eFootball」が好きみたい。毎日ちょっとずつではあるけどプレイし続けられる。実は「eFootball 2022」,大丈夫? って心配せざるを得ない内容だったんだけど,アップデートされた「2023」ではかなり持ち直した印象。
「アーケードアーカイブス」各種は,毎週発売されるクラシックアーケードゲイムの得点ランキングに入るようちょっとだけ頑張って遊ぶというルーチンが私の中で確立されたって意味での受賞です。
この2作品というか2ブランドは,ゲイム生活のリズムを作るって意味で私の生活に対して確実に機能しましたね。これ,人生にとってけっこう大切なことなのかなーって思っていて。1週間なら1週間,1日なら1日でも何でもいいんだけど,自分の中でリズムを作るっていうのは生活の安定のために必要なんじゃないかと最近思うようになりました。
結局のところ,人生って時間の使い方なんですよね。何にどのように自分の時間を使うかで,自分の人生の色が決まってくる。どんなに忙しくても変則的なスケジュールでも,ルーチンがあることによって自分を見失わなくて済むんですよ。
私の場合は「ゲイム好き」っていう軸があって,それをキープするためにeFootball 2023とアーケードアーカイブスが機能していたんですね。スマホゲイムの2作品もそう。
つまり2022年の私は,この4作品(ブランド)に安定させてもらったと言っていいと思います。この男色ゲイム大賞が皆さんの参考にならないことは承知ですが,ここで私が言いたいことは一つ。「何かしら自分の生活の軸になるゲイムを持つことで精神的に安定するよ」ってことです。もうすでに持っている人は,その作品をこれからも愛してあげてください。
最後に「男色ゲイム大賞2022」。今年は迷いました。いわゆる「ELDEN RING」(PC / PlayStation 5 / Xbox Series X|S / PlayStation 4 / Xbox One),「モンスターハンターライズ:サンブレイク」(PC / Nintendo Switch),「スプラトゥーン3」,「星のカービィ ディスカバリー」「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」といったビッグタイトルをプレイしていないからです。
それでもあえて選ばせてもらうとすれば,「テイルズ オブ アライズ」(PC / PlayStation 5 / Xbox Series X|S / PlayStation 4 / Xbox One),「ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤」の2作品。この2作品も十分ビッグタイトルではあるのだけど,ちょっと選考基準がいびつなのですよ。
前述のように,私,昨年1月に新型コロナウイルスに感染してしまいまして。そのときに遊んだのがテイルズ オブ アライズで,その時期はかなり作品に向き合えたのですよ。療養中,時間だけはあるからね。で,面白かった。そして,ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤も,W杯が終わったタイミングで心の空白を埋めてくれた作品なのです。
要するに,この2タイトルは私が弱ったときに心に入ってきた作品なのです。だから,やはりちょっと今年は特殊なゲイム大賞と言えるでしょう。でも,こういう選考でもいいのかなとも思います。だって私の人生における2022年はこういう年で,こういうゲイムが心に残ったっていうだけの話なのだから。ただ,文章として読者に届けるにあたって,あまり参考にならなそうな基準でゴメンとは思うけどね。
いずれにせよ,みんなの人生で心に引っかかるタイトルってそれぞれだと思うんです。それでいいんだと思う。他人の意見は関係ない。自分にとってのゲイム大賞。もちろん,手に取るきっかけはメジャーな作品のほうが多くなりがちだし,結果,共感を得やすいケースは多いでしょう。でも,プレイして何を思うかはメジャーもインディーズも関係ない。そのゲイムとあなただけの物語なのです。
だから私は,有名無名関係なく,今年も多くのタイトルに触れられる年になればいいなと思っております。そんな感じで〆る「男色ゲイム大賞2022」でございました。
あ,今年もよろしくお願いいたします。
今週のハマりゲイム
PlayStation 5:「eFootball 2023」
Nintendo Switch:「ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤」
iOS:「ロードモバイル」
iOS:「ウイニングイレブン カードコレクション」
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