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[TGS 2007#65]139週連続第1位という,携帯電話の大人気MMORPG「ネバーワールド」の世界
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印刷2007/09/22 23:16

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[TGS 2007#65]139週連続第1位という,携帯電話の大人気MMORPG「ネバーワールド」の世界

画像集#011のサムネイル/[TGS 2007#65]139週連続第1位という,携帯電話の大人気MMORPG「ネバーワールド」の世界
 モバイル系ゲームコンテンツの製作と運営に取り組んでいる「アンビション」。昨今,携帯電話のゲームコンテンツは,凄まじい成長を見せており,とくに「携帯電話で遊べるMMORPG」には注目が集まっている。その第一線で活躍しているアンビションは,今回の「東京ゲームショウ2007」で四つのタイトルを出展した。ここでは気になるそのタイトルを紹介していこう。

豊富なアバター性が大きな魅力

「ネバーワールドオンライン」


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 アンビションが3年前にサービスを開始した,携帯電話専用MMORPG「ネバーワールドオンライン」。au,DoCoMo,SoftBank,WILLCOMで,1キャラクターにつき月額315円で利用できる。ちなみに,インターネットに常時接続するシステムのため,利用するにはパケット定額サービスが必須だ。
 現在,登録会員数はなんと90万人に達しており,中でも登録数の多いEZwebのRPG・アドベンチャーカテゴリでは,139週連続一位という記録を保持している。

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 なぜ本作はこんなにも人気が出たのか? その理由は,豊富なアバター性とコミュニケーションに特化したシステムにある。ゲーム中に登場するアバターアイテムの組み合わせは,現在なんと約800兆パターンもあり,それが毎月のバージョンアップで今も順次追加されている。
 そして,定型文でのコミュニケーションが多かった携帯コンテンツでは珍しく,ネバーワールドではフリーワードによるプレイヤー同士のコミュニケーションが可能なのである。会話だけでなく,プレイヤー同士によるアイテムの交換や売買,組織を作ったりもできるのだ。さらにはPvPエリアも存在し,そこでは他人のキャラクターと戦える。そして戦闘に勝利したプレイヤーは,それ以降は賞金首として狙われることになる。

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 このように,ネバーワールドは携帯コンテンツの枠を大きくはみ出したボリュームを誇り,ここですべての要素を紹介しきることはできない。もし興味が出たのなら,公式サイト(http://w.n-w.jp/)を覗いてみるといいだろう。
 いつでもどこでも,ちょっとした時間につないで遊ぶことができるので,忙しい人にもオススメだ。


ネバーワールドの世界をもとに誕生

スピンオフ2タイトルを紹介



■「ネバーワールドストラテジー」

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 ネバーワールドの世界観をもとにしたスピンオフ作品で,同じく月額315円で利用可能。ネバーワールドに登場するサポートメカ的存在,人工生命体「BI(バイオイリュージョン)」をメインに置いたストーリーになっている。ネバーワールドと比べてグラフィックスの雰囲気がガラリと変わり,ハードな雰囲気をかもし出している。
 ゲームの流れとしては,ブリーフィング上でストーリーが進み,バトルマップで戦闘,敵を倒して手に入れたポイントを能力に振り分け,BIを育成させていくといった感じだ。
 操作方法も簡単で,基本的にコマンドを選択するだけ。シミュレーションゲームは難度が高いイメージがあるが,本作では爽快感を重視しているため,敵の強さも低く設定してある。今後はプレイヤー同士の対戦機能も実装予定とのことだ。
 なお,今回は東京ゲームショウ用に,会場でしか遊べない特別体験版が用意されているので,会場を訪れる人はぜひ体験してみてほしい。

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■「ネバーワールドあみぱにDX」

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 デフォルメされたネバーワールドの登場キャラ達が競い合う,「あみだくじ」をもとにしたアクションパズルゲーム。あみだくじになっているステージで,敵キャラが上から降りてくる。それを迎撃するべく,プレイヤーもあみだくじの法則に乗っ取って上へと動していく。あみだくじの一番下まで敵キャラが到達してしまうとライフが一つ失われ,ライフが全部なくなるとゲームオーバーになってしまう。
 キャラクター達が登場して,話を進めていくストーリーモードのほか,ステージごとに決められた数の敵を倒すフリーモード,配置された敵を指定条件内ですべて倒すパズルモード,そして,ほかのプレイヤーとの通信対戦モードがある。ゲームシステムがシンプルなだけに,いつまでも遊べそうなタイトルだ。
 現在の対応機種はFOMA902iシリーズ以降のFOMA端末のみだが,今後3キャリアに対応予定。現在はEZ版を開発しており,こちらは9月に公開する予定だ。ポイント課金制で,利用料金は30日で315円,60日で625円,90日で945円,そして,120日で1260円となっている。

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プレイヤー自ら創造する物語

「ワールドアイスランジスタ」


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 プレイヤーが架空の世界“アイスランジスタ”の話を書く小説家となり,ストーリーの構成から登場人物まですべてを創るという,斬新なシステムのiモード向けコンテンツ。創った話はゲームとしてプレイ可能で,プレイヤー自身はもちろんプレイできるし,ほかのプレイヤーも参加可能だ。最大6人まで同じエリアに同時接続できるという。対応機種は「902i」「903i」「904i」「703i」シリーズとなる。

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 また,ゲームで作った話はオンデマンド出版を通じ,世界に一つしかない本物の絵本を創り出せるとのことだ。しかし,「出版」と言っても,いまいちピンとこない読者が多いだろう。簡単に説明すると,以下のような流れになる。

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1.物語を1章以上クリアする

2.アプリ内で,テキストの編集を行う

3.Webサイトにて製本の編集を行い出版の手続きをする

4.データを印刷会社に送り,印刷,製本され,10日前後で本が届く

 このような形で,簡単に本を作ることができる。まだ詳しい料金プランなどは不明だが,期待の膨らむコンテンツだ。10月上旬にはオープンβテストが予定されており,12月初旬には正式サービスが開始される予定だ。
 以上で,出展された4タイトルの紹介は終了。今回の取材を通じて,携帯電話の持つゲーム機としての可能性には,改めて驚かされた。今後MMORPG=PCというイメージはどんどん薄れ,携帯電話でプレイするのも当たり前になってくるのかもしれない。
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