ハンター達の度肝を抜く新モンスターが登場。いざ超弩級の狩猟へ！――「MHF」連載スタート

　正式稼動から3年目に突入したカプコンのオンラインハンティングアクション「モンスターハンター フロンティア オンライン」（以下，MHF）。12月9日に実施された大型アップデート「シーズン7.0“絶島主、ラヴィエンテ”」（以下，シーズン7.0）で追加されたさまざまな新要素により，ハンター達は大いに盛り上がっている。そこで今回から4回に分けて，シーズン7.0の目玉情報をお届けしていこう。第1回はシリーズ最大級の新モンスター・ラヴィエンテに関する情報だ。

新たな狩りの舞台「絶島」を支配する大巌竜・ラヴィエンテ

　シーズン7.0より，ハンター達の新しい狩りの舞台となる「絶島」。この土地は海底火山が噴火したことによって隆起した地面で形成されており，険しい岩肌が続く地表と大地の裂け目からは，間欠泉や酸で満ちた水が噴出している。大規模な地殻変動は，島の誕生と同時に永きにわたる眠りについていたラヴィエンテを目覚めさせてしまった。ハンター達は，パローネ＝キャラバンの気球を利用して，海に囲まれた絶海の孤島「絶島」に降り立つことになる。


　「絶島」を支配するラヴィエンテは大巌竜（だいがんりゅう）と呼ばれており，これまでの最大モンスターであるラオシャンロンさえもかすむほどの体躯を持つ。ラヴィエンテにとっては身震い程度の動きでも，小規模な地殻変動ほどの影響があるとされている巨大なモンスターなのだ。


　本シリーズ最大級の超大型モンスターを討伐できるのが，シーズン7.0の最大の目玉といえる。だたし，従来のクエストとは参加方法から戦い方，報酬の受け取り方まで，さまざまな部分が異なるため，参加に二の足を踏んでいるハンター達も多いことだろう。そこで，まだ参加したことがないハンターのために，ランドのハンター達と一丸となってラヴィエンテの討伐に挑戦しつつ，ルールやあらかじめ覚えておきたい情報を紹介していこう！

最大32人のハンター達が集結！　大討伐に参加せよ!!

　ラヴィエンテに挑む大討伐クエストは，HR17以上のハンターが24人集まった段階でスタートでき，最高で32人まで参加できる。参加者が32人以下になった場合は，途中参加することも可能だ。また，一つのランドにラヴィエンテは1体しか出現せず，ランド全体で大討伐クエストに挑戦しなければならない。大討伐に参加するためには，パローネ＝キャラバンのカシラに話しかけて参加を表明するだけでOK。画面左上にそのときの参加人数が表示されているので，参加する際の目安にしよう。ワールドチャットのログを小まめに見て，募集を見逃さないのもポイントだ。大討伐クエストに参加すると，参加者を対象とした「大討伐チャット」を見ることができるので，支援などの作戦を立てるほか，経験豊富な熟練ハンターに疑問点などを質問することもできるぞ。

大討伐が進行する仕組みを把握しよう

　大討伐が開始されると，キャラバンクエスト受付でラヴィエンテ討伐クエストを受注できるようになる。このクエストでラヴィエンテに一定のダメージを与えると，クエスト参加者が一時帰還して次のフェイズに移行する仕組みだ。こうして進行される大討伐は，最終的にラヴィエンテの討伐によってクエストクリアとなる。大討伐の区切りとなる「フェイズ」は1〜9まで存在し，すべてをクリアするまでに最長で3時間におよぶこともあるのだ。準備などは事前に済ませておくことが必要だろう。
　なお，大討伐開始後は，参加したハンターの士気を表す「討伐士気ゲージ」の存在に注目してほしい。この「討伐士気ゲージ」は経過時間に対する進行が遅い場合に徐々に低下し，ゲージが0％になると大討伐が失敗となってしまう。このゲージにはつねに気を配っておこう。

クエストに参加してラヴィエンテにダメージを与えろ！

　大討伐開始後は全員でクエストに挑むのではなく，まずは攻撃役と支援役に分かれることになる。支援役はクエストに参加せずパローネ＝キャラバンに残ることになる。それ以外のメンバーはクエストに参加してラヴィエンテを直接攻撃する役目を担うのだ。一定のダメージを与えると一時帰還して次のフェイズに進行し，これを何度もくり返してラヴィエンテの討伐を目指すことになる。なお，このクエストでは大討伐に参加した時間に応じてヒートゲージというものが蓄積され，このゲージが多いほど攻撃力が増加するという特徴があることも覚えておこう。また，破狩人（バスタ）と呼ばれるNPCが，それぞれのパーティごとに4人同行してくれるのも大討伐の特徴の一つだ。ラヴィエンテに自動で攻撃をしかけてくれるので，強力な攻撃に苦しむハンター達を支えてくれる頼もしい存在となるだろう。


　強大な力の前にクエスト中で力尽きてしまっても，後述する「復活支援」が有効なら何度でも復帰できる。ただし，「復活支援」が途切れてしまったときは要注意！　この状況で誰か一人でも力尽きると，その時点でパローネ＝キャラバンに戻されてしまう。このような事態を避けるためにも支援要請が必要になる。ラヴィエンテ討伐クエストに出発したハンターは，必要に応じて「大討伐チャット」で支援を要請することを忘れないようにしよう。

前線だけが戦いじゃない，後方支援が勝利の鍵を握る！

支援ネコにアイテムを納品するのは1人ずつとなる。ほかのハンターが支援ネコに話しかけているときは，後ろに並んで順番が回ってきてからアイテムを納品するようにしよう。

　大討伐中はパローネ＝キャラバンに出現した支援ネコに特定のアイテムを納品することで，ラヴィエンテと戦っているハンター達を支援することができる。これはパローネ＝キャラバンに残っているハンターが行える。支援は5種類あり，回復支援以外は特定のアイテムを一定数納品する必要がある。目の前のショップで購入することも可能だが必要になるアイテムは事前に用意して，ボックスからすぐに持ち出せるようにしておくのがコツ。ハンターの復帰に関わる「復活支援」とラヴィエンテの怒り状態を解除する「沈静支援」は非常に重要なので，「直接対峙する自信がないけど……役に立ちたい！」というハンターは支援に徹するのも討伐に貢献する一つの手だ。クエストに参加しているハンター達は戦況に応じて「大討伐チャット」で支援を要請してくるので，支援の要請には素早く応えよう。
　なお，支援を行うだけでも，その貢献度に応じてクエストクリア時の報酬や褒賞に関わる「大討伐貢献ポイント」が入手可能。そのため，支援を続けるだけでも報酬を得ることが可能なのだ。

　■支援の種類

失敗してもあきらめずにチャレンジ！　「狩ノ宴」を目指そう!!

　実際に編集部の中堅ハンターがラヴィエンテの討伐に挑戦！　攻撃役に参加してみたが，ラヴィエンテの攻撃は地形や時間帯によって攻撃方法が変化し，特定の攻撃を使う頻度が変わるというやっかいなもの。しかも，視界が悪くなる霧が発生したり，ダメージを受ける酸が出現したりといった地形の変化も厳しいものだった。装備は十分なものを用意したつもりだったが，力尽きる場面が多くなってしまい，徐々に萎縮してしまう……。しかし，「大討伐チャット」で攻撃の回避方法と注意を呼びかけるベテランハンターの声を参考にして動くことで，積極的な攻撃ができるように！　2時間半の激闘の末，見事にラヴィエンテの討伐に成功し，初挑戦ながら最高の結果となったのだ。
　実際にラヴィエンテと対峙してみた感想としては，回避しにくく，当たってしまうと大ダメージを受ける攻撃が非常に多いことがあげられる。腕に自信のないハンターはモドリ玉を調合素材分まで持ち込んでおき，危ないときはキャンプにもどって安全に回復するのが得策といえるだろう。また，今回の大討伐で苦戦したラヴィエンテの注意すべき攻撃を紹介するので，討伐に向かう際の参考にしてほしい。

ラヴィエンテの注意すべき攻撃

【超咆哮】高級耳栓のスキルでも防げない大きな咆哮で威嚇する。「超高級耳栓」が発動していると無効化でき，「ガード性能＋2」発動時ならガードすることも可能だ。頭を持ち上げて息を吸う予備動作が見えたらガードの準備をしよう	【電撃】ラヴィエンテの全身に電流が流れる。接触しているハンターは麻痺状態になるので，直後の攻撃を回避するのが困難となる。予備動作が分かりにくいので，剣士系で討伐に向かうときは，麻痺無効のスキルをつけておきたい
【地中ブレス】地面が赤くなり，その場所が一定時間後に数回爆発する。大きく爆発したときの攻撃範囲は赤くなった地面よりも若干広く，赤くなった場所に立っているだけで体力が減っていくため，地面が赤くなったのを確認したら走って逃げよう	【メテオ】地面に潜ったあとに火山が噴火し，高熱の岩石がいたるところに降り注ぐ。マップの北側が比較的安全だが，防御力が低いハンターは一撃で力尽きるほどの強力な攻撃なので，安全に回避できないときはモドリ玉を使うのをオススメする

ゲーマガとは？

ソフトバンク クリエイティブが刊行する月刊のゲーム総合雑誌。数あるゲーム雑誌のなかでもその歴史は古く，1984年に創刊されたゲーム雑誌「Beep」がその源流だ。
　以後，「BEEP!メガドライブ」「SEGA SATURN MAGAZINE」「Dreamcast Magazine」「ドリマガ」など，その時代ごとに名前（見てお分かりのように，セガのゲーム機系の雑誌だった）を変え，2006年から現在の「ゲーマガ」に至る。
　現在はPCおよびコンシューマゲーム機ソフト全般を扱う“ディープな総合ゲーム雑誌”へと移行。かつて，あの中川翔子（しょこたん）もレギュラー連載を持っていたことも。ここ最近は，雑誌に付く豪華な付録などがネット上で話題になることも多く，“コアユーザー向けの企画を得意とする総合ゲーム誌”として知られる。

「ゲーマガ」公式Blog

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