イベント
新たな力「4次職」,そして意外なコラボの重大発表。「トキメキファンタジー ラテール」オフラインイベントレポート
2012/09/29 22:35
2012年9月29日,ゲームポットはパシフィコ横浜においてオフラインイベント
「LATALE PARTY 2012」 を開催した。これは事前の抽選に当選した「
トキメキファンタジー ラテール 」のプレイヤーが参加できるという限定イベントで,会場には700名のプレイヤーが集合。
「4次職」 や大型アップデート,さらにアニメ
「魔法少女まどか☆マギカ」 とのコラボレーションなど新要素の発表に加え,声優の
榊原ゆいさん を交えたネットラジオ「らてらじ2」の生放送などが行われた。ここではイベントの模様を順を追って紹介していきたい。
会場にはゲームの雰囲気を再現したベンチや,キャラクターの等身大看板が設置された。また,「碑石」のQRコードを読み込むことで,ゲームにちなんだメッセージを発信できるサービスも用意された
名物企画「らてあんぎゃ」の締めくくり
最初に行われた「らてらじ2」の生放送は,無事に終了した「らてあんぎゃ」を振り返るところからスタートした。
「らてあんぎゃ」とは,GMの「もんきち」氏とオンラインゲーム事業部門の「ぱん」氏がお遍路さんに扮し,全国を行脚(あんぎゃ),プレイヤーにナンバー入りのTシャツを手渡すという取り組みだ。総走行距離は4400kmを数え,Tシャツを手渡したプレイヤーの数は,今回の生放送に先立って行われた横浜行脚で見事1000名を達成したという。
左奥より,もんきち氏,榊原ゆいさん,ばん氏
最初は,お遍路さんの姿を珍しがられて恥ずかしかったそうだが,やがて通行人の目にも慣れたそうだ。会場にも「らてあんぎゃ」に参加したことのある人が多く訪れており,プレイヤーとの距離は確実に縮まっているように見えた。
壁一面に貼られた色紙は,全国各地のプレイヤー達が思いを綴ったもの。同作のGM「もんきち」氏と,オンラインゲーム事業部門所属の「ぱん」氏が日本中を巡る取り組み「らてあんぎゃ」の成果であり,会場ではこれを締めくくる催しも行われた
オフラインイベントでアップデート紹介前に流されたムービー
VIDEO
大型アップデートの目玉は,ペットや生産の改善
会場では
大型アップデートの情報 も公開された。このアップデートは,さまざまな新要素に加え,2012年4月に実装された「ソウルブレイカー」の誕生にまつわるものになるという。
ストーリーに関しては,現時点で公開されている情報は断片的だが,「嘆きの海岸」「崩壊の塔」といった新マップに「闇の○○族」「溶け落ちた魂の器」「魔王の細胞」といったソウルブレイカーに深く関わる新モンスターが登場し,「魔王にまつわるちょっと悲しい物語」(もんきち氏)が語られるという。また「ニョルズ」という新ボスは,倒すことで新しい武器が手に入るそうなので,戦いにも気合いが入りそうだ。
システム面も変化する。ペットの名前が変更可能となるほか,新規に実装される「サブペット機能」により,最大で6匹までのペットがストック可能になる。ゲーム上で連れ歩けるのは従来通り1匹のみだが,名前の変更とストックにより,今まで以上にペットとの冒険が楽しくなるのではないだろうか。
新たな装備カテゴリとして「ネックレス」「バッジ」が登場。エンチャントでより効果を高めることも可能とのことだ。
加えて生産関連がリニューアルされる。作れるアイテムの数が大幅に増加,これまでインスタンスダンジョンに行かなければ入手できなかったアイテムも生産できるようになり,生産レベルの最大値が10になるなど,難度が緩和されるという。
もんきち氏によれば「10月末くらいにアップデートを実装したい」とのこと。これに先んじて10月3日に公開される特設サイトで詳細が明かされるとのことなので,情報がほしい人はチェックを忘れないように。
※2012年10月1日16:00頃,初出時に生産レベルの最大値が50になると記載しておりましたが,正しくは10になります。お詫びして訂正いたします
大型アップデートでは,ストーリー面での新展開に加え,「ネックレス」「バッジ」といった新要素,また,ペットや生産関連も変化するという
「魔法少女まどか☆マギカ」とのコラボ,そして新たなる力「4次職」
「魔法少女まどか☆マギカ」とのコラボが発表された瞬間,会場は歓声に包まれた。詳細は不明だが,ファンには嬉しい情報といえるだろう
続いて,ファンには興味深い新情報が二つ公開された。一つはアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」とのコラボレーション。
現時点ではビジュアルが1枚公開されているだけで,詳細はまったく明らかにされていないものの,発表時には会場が大きくどよめいた。
もう一つの新情報は「4次職」に関するものだ。2013年に,新たな転職が可能となるアップデートが実装されるというのだ。4次職は,本作の日本での好評を受けて開発されたそうで,「らてあんぎゃ」で全国各地のプレイヤーが書いた色紙も,開発元であるActoz Softに手渡されたそうだ。4次職にはレベル170前後で転職可能になる予定とのこと。なにぶん開発中のものだけに,変更される可能性はあるものの,もんきち氏は「来年必ず実装しますので,レベルを上げて楽しみにしていてほしいです」と語っていた。
「4次職」に関しては,現時点ではシルエットのみが公開されており,詳細はまったく不明。170レベル前後で転職可能となる予定だが,変更の可能性もある(もんきち氏)とのこと
「実際に会って声を聞くのはいいこと」
物販ブースでは「3次職タンブラー」「プリリントートバッグ」などの「ラテール」グッズが販売された。巨大な「でかプリリンビーズクッション」は,開場と同時に売り切れたとのこと
新情報に沸き返ったイベントも最後に。ぱん氏,もんきち氏,榊原ゆいさんは,それぞれの言葉で感想を語り,LATALE PARTY 2012を締めくくった。
「久々に多くのプレイヤーさんを目の前にして楽しかったです。直接お話しすると元気をもらえます。家から(お遍路さんの)衣装を着てきたかいがありました」 (ぱん氏)
「4次職の新情報をなんとか今日出したいと開発チームにも無理を言いました。昨日の夜はドキドキして寝られなかったんですが,プレイヤーさんと会うと安心して緊張が解けました。このイベントで会った人達と,ゲームの中でも一緒に遊んだり,広がりがあるのがとても嬉しいです」 (もんきち氏)
「プレイヤーさんがイベントを楽しみにしてくれたと思うと,とても嬉しいです。遠くからも参加していただいた方もおられたので,本当に“パーティ”になったんじゃないかと思います。実際にファンの方の意見を聞いて良いモノを作るのは,ゲーム開発もアーティストも同じ。やはり生の声というのがいいですね」 (榊原ゆいさん)
3人が語ったのは実際にプレイヤーと触れあう機会の大切さ。全国各地を巡る「らてあんぎゃ」の締めくくりにふさわしいイベントだったといえるだろう。
「ビンゴdeリアルトキメキダーツ」は,ビンゴとダーツを組み合わせた催し。ビンゴが揃った人がダーツへの挑戦権を獲得,回転する的にダーツを投げ,当たった位置の賞品を手にすることができる。イベントスタッフとお揃いのTシャツや,ポスター,ゲーム内アイテム「プラチナルビージェム」など,さまざまな品が用意された
「めざせピッタリ10人」は,「会場でYesと答える人が10人になるような質問を考える」という催し。ピッタリ10人の質問を考えた人には500LPが,5〜15人だった人にはゲーム内アイテム「プラチナルビージェム」が贈られた
「ぱん」氏(左)と「もんきち」氏(右)。今回のイベントでは大きな手応えを感じたとのことだ
(C)HappyTuk Co., Ltd. All Rights Reserved. (C)Actoz Soft. All Rights Reserved.