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マウスコンピューターが新ゲームPCブランド「NEXTGEAR」をスタート。AMDプラットフォーム採用で価格を抑える
ゲーマー向けPCに詳しい人なら,マウスコンピューターのゲームPCに,NEXTGEARの名称を冠した製品が存在していたことを覚えているだろう。ただ,製品名にNEXTGEARと付いたゲーマー向けPCは,2019年を最後に,販売されていなかった。そのNEXTGEARの名称が,新たなゲームPCブランドとして復活したわけだ。
マウスコンピューターによると,NEXTGEARブランドは,同社の開発や製造,品質はそのままに,ゲーム用途に必要なスペックを搭載して高い価格対スペック比を実現するとしており,それを実現するために,CPUやマザーボードなどにAMDプラットフォームを選択したという。
既存のゲーマー向けPCブランドである「G-Tune」は,今後も継続するとのこと。分かりやすく言えば,G-Tuneよりも価格対スペック比重視のエントリー市場向けブランドが,NEXTGEARになると理解していいだろう。
さて,そんなNEXTGEARの第1弾として登場するNEXTGEAR JGシリーズは,マウスコンピューターがTwitter上で行ったアンケートなどをもとに採用した,独自デザインのPCケースを使用している。前面に大きなクロスをかたどり,その中央に,ブランドカラーである紫色で描かれたブランドロゴのエンブレムをあしらったものだ。クロスの上下部分などはメッシュパネルとなっており,前面からのエアフローを確保しているなど,見た目に凝っただけではないようだ。
気になるスペックであるが,発売モデルの1つである「NEXTGEAR JG-A7G60」の場合,CPUには8コア16スレッド仕様のZen 3世代CPU「Ryzen 7 5700X」を,GPUには「GeForce RTX 4060」を採用し,メインメモリ容量16GB(8GB×2),内蔵ストレージ容量1TBとゲーム用途に必須と言えるスペックを備える。それでいて,15万9800円という税込直販価格を実現しているのは見どころだろう。
もう1製品の「NEXTGEAR JG-A5G1D」は,CPUに6コア12スレッド仕様のZen 2世代CPU「Ryzen 5 4500」を,GPUには「GeForce GTX 1660 SUPER」を採用して,税込直販価格10万9800円と,安価な製品になっている。
物価高の影響で,高価なゲームPCには手が出せないという人にとっては,注目すべきな新ブランドとなりそうだ。
マウスコンピューターのNEXTGEARブランドページ
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G-Tune,NEXTGEAR
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