「シャイヤ Relic of Mystra」，新対人戦コンテンツなどを追加する大型アップデート「ミストラの遺産」第2弾を7月22日に実装。ムービーも掲載

　ロッソインデックスがサービス中のMMORPG「シャイヤ Relic of Mystra」で，“（同作で）史上最大のアップデート”と掲げられる「ミストラの遺産」第2弾が，7月22日に実装される予定だ。
　今回4Gamerでは，正式発表に先がけ，アップデートの概要や，ミストラの遺産のプロモーションムービーを入手したので紹介しよう。

　今回のアップデートのポイントは，大きく分けて以下の六つだ。

■レベル上限を60から70に引き上げ
　本作でレベル上限が引き上げられるのは今回が初めてとなる。すでに上限に達しているという人も，今回実装される新コンテンツを楽しみつつ，再びレベル上げにチャレンジしてみよう。

■新スキル実装
　26種類の新スキルが実装される。これにより，対人戦における戦いの幅が広がりそうだ。今回入手した資料には，各スキルに関する具体的な情報は含まれていないが，ロッソインデックスのスタッフに聞いた話によると，対戦相手が見ているゲーム画面全体をグニャグニャに歪ませることでプレイしづらくさせるといったスキルもあるそうだ。



■新装備実装
　レベル上限の引き上げに伴い，レベル60以上のキャラが装備できる武器/防具が追加される。これらのアイテムは，武器/防具として優れているだけでなく，美しいデザインに仕上がっていることが大きなウリだ。記事の下に多数のスクリーンショットを掲載しているので，そちらにも目をとおし，デザインを確認してほしい。
　なお，新武器/防具の一部は，今回追加されるクエストをクリアすることで獲得できる。



■新マップ実装
　後述の“侵攻システム”にも用いる対人戦用マップ「カノス・イリウム」が登場する。また新たな狩場として，「バルデマル・レグナム」（光の同盟）と「パライオン・レグナム」（怒りの連合）の二つが追加される。これらの二つの狩場は，侵攻システムでも用いられる。




■新クエスト追加
　271種類もの新クエストが実装される予定となっている。クエスト内容は変化に富んでおり，一つ一つクリアしていくことで楽しみながらキャラを育てられるとのことだ。

■侵攻システム実装
　“侵攻システム”は，新登場の対人戦用マップ「カノス・イリウム」および，新狩場「バルデマル・レグナム」「パライオン・レグナム」を舞台に，レベル60以上のキャラが戦いを繰り広げる対人戦コンテンツとなっている。


　侵攻システムでの戦いの流れを説明しよう。カノス・イリウムには三つの“聖物”が配置されている。このうち，特定の二つの聖物を支配することで，敵勢力の地域（バルデマル・レグナムまたはパライオン・レグナム）への侵攻が可能となる仕組みだ。もちろん，それぞれの地域で熾烈な対人戦が展開することになるだろう。



　冒頭で述べたように，今回，ミストラの遺産のプロモーションムービーを入手した。下に掲載しているので，ぜひ目をとおしてほしい。
　これは，ゲーム内のグラフィックスのみで構成されたムービーで，今回追加される新たなマップや装備アイテム，モンスターなどが確認できる。とくに，多数のキャラが入り乱れて対人戦を展開する様子や，凝ったデザインの新装備を紹介するシーンに注目しよう。
　また，シャイヤは音楽面にも力が注がれた作品で，このムービーのBGMもこだわりを持って制作されているという。「ヘッドホンを使うなどしてじっくり味わってほしい」（ロッソインデックスの担当者談）とのことだ。



　ところで，ロッソインデックスの担当者によれば，ミストラの遺産は本作における2010年最大のアップデートとなる見通しで，デベロッパである韓国SONOVは，これまで並々ならぬ力を注いで開発に取り組んできたという。
　そのSONOVの意気込みのほどは，今回のアップデートに合わせて制作された新しいイメージイラスト/キャラクターアートからもうかがい知れる。なんでも，同社から膨大な数の新イラストが送られてきているのだそうだ。
　最後に，新装備のスクリーンショットとともに，新イラストの一部を掲載するので，それらに目をとおしてあと一週間弱に迫った次期アップデートの実装を楽しみにしよう。

「シャイヤ Relic of Mystra」公式サイト