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ソースネクスト,カプコンと提携。「鬼武者3」PC版を11月25日に発売
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印刷2005/09/13 18:25

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ソースネクスト,カプコンと提携。「鬼武者3」PC版を11月25日に発売

 ソースネクストは本日(9月13日),カプコンとPCゲーム市場で販売提携を結んだことを明らかにした。ソースネクストはこの提携による第1弾製品として,"戦国サバイバルアクションソフト"こと「鬼武者3」を,2005年11月25日に3970円(税込)で発売する。

 鬼武者3は,日本の戦国時代を舞台にしたチャンバラアクションタイトルで,2004年2月26日にプレイステーション2版が発売されている。シリーズ第1作に登場した金城 武および,今作で起用されたジャン・レノが演ずる二人の"鬼武者"が,戦国日本と現代パリを舞台に時空を超えた闘いを繰り広げる。
 ストーリーは第1作から9年後,本能寺の変を主要モチーフとする。第1作で主人公の明智左馬介(金城 武)は織田信長を敵として戦い,信長は最終的に柳生十兵衛の手にかかって討ち取られたのだが,本作ではその信長が"幻魔王"として甦り,さらに勢力を増している。
 そこに,明智光秀による本能寺の変が起こり,"鬼武者"明智左馬介は信長を討つべく本堂に向かうが,左馬介は突如現れた光の渦に飲み込まれて消える。
 時を隔てて現代のパリに"幻魔"が侵攻,ジャック・ブラン(ジャン・レノ)を含むフランス軍は抗戦を続けるが,幻魔には歯が立たない。そこに左馬介が現れて,幻魔を斬り伏せる。そして,今度は逆にジャック・ブランが戦国日本にタイムスリップするという,かなり入り組んだ展開が繰り広げられていく……。
 第1作以来「バッサリ感」をキーワードにした爽快なチャンバラアクションがウリとなっている本シリーズだが,今作ではフル3Dの戦闘を迫力あるカメラアングルで見られるようになり,また,大人数が入り乱れて戦う合戦シーンを実現している。



 PCへの移植に当たっては,主にグラフィックス表現が強化されているほか,IntelのデュアルコアプロセッサPentium Dへの最適化も行われているとのこと。
 もう少し細かくいうと,プレイステーション2版が640×448ドットの解像度で描画されているのに対し,今回のPC版は1900×600ドットまでの高解像度に対応する。また,Pentium Dを使った環境では描画オプションが増えて,プレイステーション2版にない描画エフェクトを用いた,美しい画面でのプレイが実現する。
 逆に,ノートPCなどスペックの限られた環境でのプレイを考慮し,Pentium III/1GHz以上のプロセッサであれば動作する「ライトモード」が用意されているのも特徴だ。
 シンプルな操作で迫力ある戦闘が楽しめる作品は,昨今のPCゲームとしては貴重な存在となるだけに,発売が待ち遠しい。

 ソースネクストでは以前,カプコンの「ポートロイヤル-カリブ大航海記-」「ディノクライシス 2」「ブレスオブファイアIV うつろわざるもの」の3タイトルを「Qualityイチキュッパ」シリーズとして,2005年7月8日に1980円で発売し,好評を博していた。
 それを受ける形となる今回の提携では,2005年12月末日までに10タイトルを発売し,今後順次タイトルを増やしていく予定とのことだ。(Guevarista)

  • 関連タイトル:

    鬼武者3 PC

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