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Razer,50ドルの黒尽くめのゲーマー向けキーボード「Arctosa」発表
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印刷2008/10/10 17:03

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Razer,50ドルの黒尽くめのゲーマー向けキーボード「Arctosa」発表

 Razerは,ゲーマー向けキーボードの新製品「Razer Arctosa」(以下,Arctosa)を発表した。世界市場では,2008年11月に49.99ドルで発売予定だ。

画像集#002のサムネイル/Razer,50ドルの黒尽くめのゲーマー向けキーボード「Arctosa」発表

 「アークトサ」(もしくは「アークトーサ」か?)と読むのではないか思われるArctosaだが,これは現行製品「Razer Lycosa」(以下,Lycosa)の廉価版という位置付けになるワイヤードキーボード。Razer製のゲーマー向けキーボードは蜘蛛の名が与えられることで知られているが,Lycosaが「コモリグモ」なのに対してArctosaは「ミズコモリグモ」と,見事に関連した製品名となっている。

黒いキートップに,黒い文字刻印がなされる「Black on black key letters」仕様を採用。真っ黒なキーボードになっている
画像集#005のサムネイル/Razer,50ドルの黒尽くめのゲーマー向けキーボード「Arctosa」発表
画像集#003のサムネイル/Razer,50ドルの黒尽くめのゲーマー向けキーボード「Arctosa」発表
 同じ科に属する“同属”となるArctosaとLycosaだけに,外観はほぼ同じ。Lycosaの米ドル価格は79.99ドルなので,30ドルも安価になったArctosaだが,メンブレンスイッチをベースとし,軽く押し込んだだけで反応するキーを採用する点は変わっていない。ゲームでよく使う(と,Razerが判断した)一部のキーについて,同時押しがサポートされる点や,Razer製品でおなじみのマクロ機能も,そのまま受け継いでいる。
 では,何が省略されたのかというと,バックライトとして用意された青色LEDと,キートップのラバーコートである。「ラバーコートがなくなってどうなったのか」についての説明はとくにないが,公開されているイメージを見る限り,一般的なプラスチック製ではなかろうか。

 いずれにせよ,機能的な部分ではないので,Lycosaの機能面に魅力を感じていた人にはオススメできそうな気配。Lycosaの国内価格は1万円を軽く上回るものだっただけに,“4桁台”で購入できるようになれば,多くのゲーマーにとってメリットとなるだろう。代理店による国内発売の報を待ちたいところだ。


鏡面加工済みキートップを採用した

Lycosaの特別版も登場


写真では分かりづらいが,キートップの仕上げが変更されている
画像集#004のサムネイル/Razer,50ドルの黒尽くめのゲーマー向けキーボード「Arctosa」発表
 なおRazerは,Arctosaに合わせるかたちで,Lycosaの特別版,「Razer Lycosa Mirror Special Edition」も発表している。通常版Lycosaと同じ機能を持ちつつ,キートップの仕上げが,ラバーコートから鏡面に変更されているのが特徴だ。ただでさえ本体が鏡面加工されているところでキートップもそうなると,汚れが目立ちそうだが,とにかく派手なキーボードがほしいならアリかもしれない。
 こちらは12月に,通常版と同じ79.99ドルで発売予定だ。
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    Razer

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