「リンクス感謝祭2011」開催。Tt eSPORTSのマウスやキーボードなどに白色モデルが登場

　2011年11月26日，リンクスインターナショナルは，東京秋葉原の「CAFFE SOLAREリナックスカフェ秋葉原」で自作PCユーザー向けイベント「リンクス感謝祭2011」を開催した。イベントでは，同社が取り扱うメーカー製品の展示や，協賛メーカーによるステージセッションが行われたので，その模様を写真中心にお届けしよう。

Tt eSPORTSのマウス＆キーボードに白色モデルが登場

Antec製PCケース「Solo」用のデコレーションサイドパネルなども展示されていた

　会場に展示されていた製品のほとんどは，発表済みもしくはすでに発売されている製品が中心となっていたが，ゲーマー向けマウスやキーボードなど4Gamer的に注目したい製品もいくつか見られた。以下，それらをメーカーごとに紹介していきたい。

●Tt eSPORTS

　Tt eSPORTSブランドを展開するThermaltake Technologyのコーナーでは，マウス「Tt eSPORTS BLACK」と「Tt eSPORTS BLACK Element」や，キーボード「Tt eSPORTS MEKA G1」，マウスパッド「Tt eSPORTS LADON」の白色モデルが展示されていた。いずれもカラーバリエーションとして，既存モデルと同価格で，12月中にも市場投入されるとのことだった。

Tt eSPORTS BLACK White	eSPORTS BLACK Element White
Tt eSPORTS MEKA G1 White	Tt eSPORTS White-Ra Limited Edition

●Corsair

Corsairコーナーの目玉は，11月1日に国内での展開が発表された「Vengeance Gaming」シリーズに属するマウスやキーボード，ヘッドセットなど。そのほか，メインメモリやSSDといった製品も展示されていた。

Vengeance M60（左）とVengeance M90（右）

Vengeance K60

Vengeance K90

Vengeance 1500

メインメモリやSSDなども展示されていた

●ENERMAX

Fulmo GT

　ENERMAXコーナーの展示で注目したいのは，「HPTX」と呼ばれる，デュアルCPUソケット構成に向けたマザーボードサイズに対応した「Fulmo GT」だ。ATX電源を2基搭載可能で，カード長425mmまでのグラフィックスカードを取り付けられるとのこと。12月上旬発売予定で，想定売価は3万円前後という。
　PCケースではもう1台「Fulmo」という製品も展示されていたのだが，こちらはミドルタワー型のモデルとなる。面白いのは，HDDを床に対して垂直に取り付けると，カード長410mmまでのグラフィックスカードへ対応できるようになっていること。想定売価は1万5000円前後で，こちらも12月上旬の発売を予定しているとのことだ。

Fulmo

80PLUS PLATINUM認証取得の電源ユニットも

●MSI

Big Bang-XPOWER II

　マザーボードやグラフィックスカードを中心に展示していたMSIは，11月14日の記事でも掲載した「Big Bang-XPOWER II」を展示していた。今回も参考出品ということで詳細は明かされていない。2012年正式発表，価格は未定といったあたりも，11月14日時点から変更なしだ。
　そのほか，12月の発売が予定されているIntel X79 Express搭載でmicroATXフォームファクタ採用のマザーボード「X79MA-GD45」も見られた。

マザーボードやグラフィックスカードを中心に展示が行われていた

●GIGAZONE

Luxo X10

　GIGA-BYTE TECHNOLOGYのグループ会社であるGIGAZONEコーナーには，ゲーマー向けを謳うPCケース「Luxo X10」が展示されていた。
　Luxo X10は，拡張スロット部が天板に近い場所へ配される，いわゆる倒立構造を採用したミドルタワーPCケースだ。標準で120mm角ファンを6基備えているのもポイントといえるだろう。
　価格は未定ながら，2012年4月までに発売予定とのことだ。

秋葉原のイベント恒例となるじゃんけん大会も

じゃんけん大会の様子

　イベントでは，協賛メーカーによるステージセッションがメーカーごとに計8回行われていた。いずれも自社製品の優位性をエンドユーザーに向けてアピールするといった内容だ。
　また，各ステージセッションの最後には，各メーカーの製品やノベルティグッズなどがもらえるじゃんけん大会が開催され，会場は盛り上がりを見せていた。

　なお，サブ会場となる「リンクスSR（リンクスショールーム）」では，Antecの国内マスコットキャラクターである「アンテッ子ちゃん」を手掛ける白四氏と，Foxconnの国内マスコットキャラクターでお馴染みの「ふぉっくす紺子」のイラストレーターである永野つかさ氏によるサイン会と両名によるトークイベントも行われていた。

PCケースのサイドパネルアンテッ子ちゃんを描く白四氏。PCケースやHDDケースなどにイラストを描いてもらっている人が多かった

リンクスインターナショナル公式Webサイト