セガは，同社と韓国のヒュンダイ・デジタル・エンターテイメントが提携し，「CTRacer（仮）」の共同開発および，グローバルな展開を行うことを発表した。
　「CTRacer（仮）」は，1サーバーあたり5000人の参加が可能なMMOレーシングゲーム。本作は不特定多数のプレイヤーとレースができるのはもちろん，ステッカーやパーツを購入して，愛車のカスタマイズを楽しめる。資料に詳細がないのが残念だが，王道的なMMOレーシングのようである。ちなみに本家の韓国では2004年1月末のβテスター数は350万人，同時接続者数1万4000人にも上るほどで，なかなかの人気だ。
　今回の提携にあたって，ヒュンダイ・デジタル・エンターテイメントは，"ゲーム開発チーム" "ローカライズチーム" "共同開発チーム"に組織を改変し，協力体制の効果を最大限に高めていくとのこと。またセガの子会社であり，「頭文字D」や「SEGA RALLY」シリーズなどを世に送り出してきた，"あの"ヒットメーカーが監修役に就くという発表もあり，これは大きな魅力となりそうだ。（Murayama）
※画面素材は、従来ヒュンダイデジタル社が行なってきた韓国でのベータテストのものであり，この度の提携により更なる開発・改良が行なわれるので，本格サービスのものとは異なります。
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