注目のリアルタイムストラテジー「ロビンフッド 〜レジェンド オブ シャーウッド〜 日本語版」の公式サイトが，本日オープンした。
　西暦1190年，人々が圧政に苦しめられていたイングランドで義賊として活躍したとされる弓の名手，ロビンフッド。彼とその仲間達の活躍を，数々の美しいステージと共に再現したのが本作品。いわゆる「コマンドス」などに通じる，軍隊規模ではなく少人数ユニットでの細かな戦術を描いたRTSだ。
　プレイヤーが操作するユニットはロビンフッドとシャーウッドの森の盗賊達で，彼らは一人一人が個性的な特殊能力を持っている。各ステージの随所に立ちふさがる難関を，彼らの特殊能力とプレイヤーの機転を駆使して突破していかなければならない。この特殊能力の応用とユニットの連係が，時としてドラマチックなほど鮮やかな作戦を成功させるのだ。
　全40ステージでは，ロビンフッドの物語の舞台となった数々のシーンとエピソードを再現。仲間の救出や貴族達からの金品の強奪など，いかにもロビンフッドらしいミッションが用意されている。ノッティンガム，ヨーク，レスター，ダービー，リンカーンといった名だたる城塞が緻密なグラフィックスで表現され，この中に忍び込んで攻略するステージもあるのだ。
　ステージを表現するグラフィックスは本当に緻密で，お城全体の俯瞰が1枚の絵として見事な上に，拡大してみると食卓の上に並ぶ皿から壁の装飾まで綺麗に描き込まれている。町の広場では絞殺台の周りで嘆く人々や威圧する衛兵の姿が見えたりもする。もちろん彼らは背景ではないので，ロビンフッドが近づけば各々動き出す。
　また3Dグラフィックボードは必要としないので，ノートPCでも快適にプレイ可能だと思われる。ノートユーザーにも期待の1本だ。

　公式サイトでは，6人の主人公キャラクターや各エピソードなどの紹介ページが用意されているが，いくつかはまだ本稼動していない模様。今後コンテンツがすべて動き出したら，相当充実したサイトになると思われる。ゲームの発売と共に毎日ワクワクしながらチェックしよう。（Kawamura）