「Warhammer Online」のMythicで，またもや大規模な人員削減か？

　「Warhammer Online: Age of Reckoning」の開発元，Mythic Entertainmentで，またもや大規模な人員削減が行われたようだ。

　海外ゲーム情報サイトのJoystiqによれば，信頼の置ける筋からの情報として，親会社であるElectronic Artsの人員削減計画により，Mythic Entertainmentで60人から130人程度の人員削減が行われたとしている。
　Mythic Entertainmentでは，数週間前にも数十人からなる社員を解雇したばかりだ（関連記事）。しかも，前回の解雇ではカスタマーサービスや，テストプレイチームといった部署での削減だったのに対し，今回は開発チームまでもが対象となる人員削減の手が入り，シニア・デザイナーのクラスまでが削減の対象になったとしている。

　この噂を受け，Mythic Entertainmentでは「Update From Mythic」と題したコメントを正式に発表。その中で「（開発）チームの規模を，開発前の段階から，開発後の段階へとリサイジングした」と延べ，人員整理があったことを婉曲的に肯定している。
　今後のゲーム開発にはベストを尽くし，影響を与えるようなことは無いと約束はしているが，新たなライブイベントや新クラスの追加などといった大幅なアップデートの計画（関連記事）が正式に発表されたばかりというタイミングで，開発チームまでも対象とした今回の人員削減が行われるというのは，本作のファンが，今後の開発への影響を心配する材料になるのは間違いないだろう。