「Warhammer Online」，テストサーバーと次期パッチの詳細が発表に

　「Warhammer Online: Age of Reckoning」で，パブリックテストサーバーが間もなくオープンすることになりそうだ。

　このほど公式サイトのニュースコーナーに，パブリックテストサーバー（Public Test Server）と次期1.0.5パッチに関する詳細が発表された。

　パブリックテストサーバーは，開発中の最新パッチなどを一般のサーバーに先駆けて実装してプレイヤーにテストしてもらい，問題の洗い出しを行ったり，新たな提案などを受け付けたりという目的で公開される特殊なサーバーだ。
　テストサーバーへの接続は，専用のパッチャー“testpatch.exe”を起動して行う。このファイルは，パブリックテストサーバーがオープンした時に，通常のパッチと共に本作がインストールされているフォルダへ自動ダウンロードされる。
　なお，テストサーバーでは新規キャラクター作成のほかに既存のキャラクターをコピーしてのプレイも可能だ。キャラクターのコピーは，Mythicアカウント管理ページからキャラクターコピーを設定することで，簡単に行えるとのこと。

　先に述べたとおり，Version1.0.5の次期アップデートに関する詳細も発表されている。
　主なアップデート内容としては，Black Orc，Bright Wizard，Chosen，Engineer，Ironbreaker，Magus，Shadow Warrior，Sorcerer，Squig Herder，Swordmasterの各職業についてバランスの見直しが図られることから，これらの職業に関してのリスペック（スキルの振り直し）が行えるようになる。さらに，各地域のウォーキャンプに，新たにラリーポイントが設定されて移動がより便利になるとのことで，これからプレイする人にもありがたい変更だ。
　このほか，既存のPvP戦略に大きく影響するであろう変更として，モラル（Morale）で発動するアビリティの動作向上，足止め（Root）スキルの重ねがけ無効，DoTダメージを含むあらゆるダメージによるRoot解除の可能性の追加などが挙げられている。
　Rootによるパーキング戦略を軸にしていたプレイヤーやグループは，この変更を考慮した戦い方を考える必要が生じてるようだ。

　これら各職業別のバランス修正の詳細，ユーザーインタフェースの変更点など，Version1.0.5パッチで導入される修正/変更点の影響はそれなりに大きいものなので，WARプレイヤーならば今のうちに目を通しておくことと，テストサーバーでの変更点の確認を忘れないようにしておきたい。