ドイツのCryTekが開発中のFPSゲーム「Far Cry」開発チームに，心強い新戦力が二人追加された。
　一人は「Half-Life：Counter Strike」や「James Bond 007：Nightfire」などの開発に携わったChris Auty氏で，マルチプレイヤー用のレベルデザイン担当として，もう一人は「Asheron's Call 2」「Dungeon Siege」「MechWarrior 4」などの開発に携わっていたRichard Tsao氏で，マルチプレイヤー・プロデューサーとして，それぞれ新たにチームの一員となった。二人共に，人気作の開発に携わっていた人物ということもあり，「Far Cry」の仕上がりにも，より一層の期待を持ってもよさそうだ。
　なおゲームの発売日に関しては，はっきりとした日付は明らかにされていないが，2004年の第一四半期発売を目指しているようだ。

　「Far Cry」は，同じFPSジャンルの新作「Half-Life 2」や「Doom 3」といった超話題作の陰に隠れてしまっている感があるが，グラフィックスの美しさでは，その二作にまったく引けをとらないクオリティを誇っている。
　南海の孤島を舞台に元海兵隊員のJack Carverが，たった一丁の銃を頼りに，謎の傭兵集団と戦うというFPSアクションゲーム。詳細については，当サイトのECTS情報の「こちら」でチェックを。（Asakura）