Dual-Headは、一枚のビデオカードで二つのディスプレイ（またはTV画面）にビデオ出力することができるシステムで、デスクトップを広く使うことができる利点があるが、今までゲームでは対応した製品がなかった（多分なかったと思うのだが…）。
　今回、Croteamが開発したFPSゲーム「Serious Sam」がDual-Headに対応したことで、ゲームでは（おそらく）初の対応製品となる。
　Dual-Headを使ってのゲームプレイは…

1）4人までのプレイヤーが参加する協力プレイを、それぞれのプレイヤーが別々のモニターでプレイできる
2）敵ごとに、別々のモニターに表示させる
3）デスマッチを別のモニターを使って行う

　以上のような方法でのプレイをMatroxでは公開している。また、それ以外にもサブの画面に別の表示を出しておいて、メイン画面を広くとるなどといった使い方もできるようだ。
　Dual-Headやマルチモニターがゲームにもどんどん取り入れられてくるようになれば、さらに新しいゲームのプレイスタイルが生まれるかもしれない。