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年末年始はダウンロード販売専用ゲームで遊ぼう! 編集部オススメのタイトルを紹介
そういった“ダウンロードできるタイトル”のなかには,パッケージでは販売されていない,「ダウンロード販売専用」のゲームタイトルも多く存在しており,ここ数年でコンシューマゲームの在り方が大きく変わりつつある。
そんな変化を感じつつも,これまで4Gamerでは,ダウンロード専用タイトルについては,大きく扱う機会があまりなかったわけだが,ここで一度どんなタイトルがあるのかを確認してみたいというのが本稿の趣旨だ。
とはいえ,その数は膨大で全部を紹介するのは難しい。ちょうど2009年も年の瀬を迎えるこのタイミング。忙しかったり,寒かったりでソフトを買いに出るのも億劫……ということで,PlayStation 3/PSP/Wii/DSi(LL)/Xbox 360で購入できるオンライン専用販売タイトルから,年末年始に遊ぶには良さそうな,編集部オススメのタイトルを紹介しよう。
まだ,オンラインでゲームを購入したことがない人は,この機会にぜひ購入を検討してほしい。
なお,2ページ目以降に,ダウンロード専用タイトルのリストも掲載したので,購入の参考にしてほしい(※PSPのUMD版/アーカイブスや,ツール系タイトルなど,タイトルによっては省略しているものもあります)。
PlayStation 3(PlayStation Network)ダウンロード販売専用タイトル
PSP(PlayStation Network)ダウンロード販売専用タイトル
Wii(Wiiウェア)ダウンロード販売専用タイトル
DS(DSiウェア)ダウンロード販売専用タイトル
Xbox 360(Xbox LIVE アーケード)ダウンロード販売専用タイトル
PlayStation Network(PS3/PSP)
PlayStation 3(以下,PS3)やPlayStation Portable(以下,PSP)は,ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下,SCE)がサービスを行うPlayStation Networkで,ゲーム本体はもちろん,無料体験版,映像など,さまざまなソフトウェアがダウンロードできる。
そのなかで日本国内でヒットしたタイトルとして,「PlayStation Awards 2009」で「ゴミ箱 -GOMIBAKO-」「みんなでスペランカー」「葛城ミサト報道計画」「ボンバーマンウルトラ」「バトルフィールド 1943」の5タイトルが表彰されたことは記憶に新しい。編集部でも話題となっていた,これら2009年に注目されたタイトルが,どんなゲームだったのかを紹介していこう。
なお,アーケードゲームのように,3回100円でプレイできる「100円ゴミ箱」も配信中なので,ちょっと試してみたいという人であれば,こちらでプレイしてみると良いだろう。
とはいえ,実際にプレイしてみるとコントローラ性能の向上からか,わりとスムースに操作できるようになっていて,多くのプレイヤーにとって鬼門となっていたであろう,綱から綱へのジャンプは楽になった気がする。
ちなみに,ファミコン版のようなグラフィックスに切り替えてのプレイも可能だ。なお2010年1月に,本作はぬるい! という上級者向けに,超難関バージョンの「みんなでスペランカー ブラック」の発売が予定されているので,こちらにも注目しよう。
PlayStation 3(PlayStation Network)ダウンロード販売専用タイトル
PSPでは,PS3と同様にPlayStation Networkを通じて,ソフトウェアのダウンロードが可能だ。また,Windows用のソフトウェア「Media Go」を利用して,PC上でソフトを購入し,USB経由でPSPに転送することもできる。詳細は,公式サイトの「こちら」で確認してほしい。そんなわけで,さっそくPSPのダウンロード専用タイトルを紹介しよう。
PSPでは,独自のメディアUMDでソフトが販売されているが,その多くのタイトルでダウンロード販売も行われている。そのためか,ダウンロード専用タイトル自体は少ないのだが,UMD版のタイトルを含めると200タイトル以上,アーカイブスまで含めると500タイトル以上のゲームがダウンロード販売で購入できる。
そんななかで注目しておきたいダウンロード専用タイトルは,「ディスガイア インフィニット」「テグザーネオ」「クリスタル・ディフェンダーズ」の3タイトルだ。
「魔界戦記ディスガイア」の人気キャラクター達が登場する本作。プレイヤーは,魔王城を舞台にある事件を未然に防ぐために,「インフィニットループ」のように時間を移動したり,誰かに憑依したりと活躍することになる。ちなみに主人公は“プリニー”なので,事件が解決できるのか,いろいろと不安だが。
テキストアドベンチャーなので手軽にプレイでき,帰省のための移動中や,なんとなく時間をもてあましているときに読み進めていくのが良いだろう。
「テグザーネオ」「クリスタル・ディフェンダーズ」は,共にスクウェア・エニックスから発売されたタイトルだ。
さて,PSPのタイトルのなかにはアドホックモード対応のタイトルも多く,近くの友人との対戦プレイが可能だ。これに加えて,PS3があれば,「アドホックパーティ」というソフトを利用すると,対応タイトルでPS3を介してオンラインでの対戦や協力プレイが可能になる。詳細や対応タイトルについては,公式サイトの「こちら」のページを確認してみよう。
PSP(PlayStation Network)ダウンロード販売専用タイトル
Wiiウェア/DSiウェア(Wii/ニンテンドーDSi[LL])
Wiiには,インターネットに接続することでテレビのチャンネルを増やすというコンセプトで,「Wiiの間」をはじめとしたコンテンツが楽しめる“Wiiチャンネル”や,Wiiのダウンロード専用タイトルがダウンロードできる“Wiiウェア”,ファミコンやスーパーファミコンなどの懐かしのタイトルが遊べる“ヴァーチャルコンソール”が用意されている。
Wiiといえば家族向けというイメージが強いわけだが,そんななかで年末年始に活躍しそうなタイトルといえば,やはり「人生ゲーム」を始めとする定番ボードゲーム系や,スポーツゲームだろう。親戚一同が集まる場で,子供達と一緒に遊べば,盛り上がること間違いなしだろう。
Wiiは,パッと見るとミニゲーム的なタイトルが多いのだが,「こちら」の記事でレポートしたような,本格的なアクションパズル「Shadow Walker 影の少年と光の妖精」といったタイトルもリリースされている。
また12月22日は,スクウェア・エニックスから「ロストウィンズ ウィンター オブ メロディアス」「スクール オブ ダークネス」の2タイトルの配信が開始されている。
Wii(Wiiウェア)ダウンロード販売専用タイトル
ニンテンドーDSシリーズは,脳トレ系が流行った影響もあるのだろうか,パズル系のゲームが多く,また女性プレイヤーの比率も高いようだ。また,今回の紹介では省いているが,タッチパネルを利用したツール系のソフトや教育系のソフトなども豊富であることが特徴だ。なお,ダウンロード専用タイトルである“DSiウェア”の購入ができるのは,DSiもしくはDSi LLに限られる,DS/DS Liteでは行えないので注意してほしい。
さて,そんなDSiウェアで年末年始におすすめするタイトルは,アドベンチャー系タイトルの「探偵 神宮寺三郎」シリーズだ。「探偵 神宮寺三郎 果断の一手&謎の事件簿」「探偵 神宮寺三郎 椿のゆくえ&謎の事件簿」「探偵 神宮寺三郎 明けない夜に&謎の事件簿」「探偵 神宮寺三郎 連鎖する呪い&謎の事件簿」の4タイトルがリリースされている。新宿歌舞伎町に事務所を構える私立探偵「神宮寺三郎」がさまざまな難事件を解決していく本格推理アドベンチャーゲームで,第1作は1987年にファミコンで発売されたという長寿シリーズだ。年末年始といえば,民族大移動と称されるくらいに,日本人の多くが帰省するわけだが,その時の長い移動時間に,このような推理アドベンチャーをプレイして有意義な時間を過ごしてみては,いかがだろうか。
DS(DSiウェア)ダウンロード販売専用タイトル
Xbox LIVE アーケード(Xbox 360)
Xbox 360は,Xbox LIVEを通じてさまざまなゲームや映像などがダウンロードできる。ダウンロード専用タイトルが購入できる「Xbox LIVE アーケード」で特徴的なのは,海外製のダウンロード専用タイトルが多く配信されているところだろう。いろいろと海外の面白い作品や,ユニークな作品がプレイできるのが魅力だ。
本作は,「電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム」の最終バージョンで,ロボットアクションゲームの最高傑作との呼び声が高く,4Gamer編集部では,ハードウェア番長こと佐々山が,勢いあまって(?)DC用ツインスティックをXbox 360向けに改造してみたり,Xbox 360用「ツインスティックEX」を2台購入したりといったエピソードがあったり,なかったりする。
筆者の周りでも「オラタン(本作の略称)が出るの!? ちょっとXbox 360買ってくる」と言っていた人が割りと多くて,その人気は身をもって体感。そんなわけで,あらためてここでおすすめしておこう。
Xbox 360(Xbox LIVE アーケード)ダウンロード販売専用タイトル
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