エキサイトは,MMORPG「R.O.H.A.N」の韓国での初月売り上げが45億6000万ウォン(日本円:約5億6000万円)に達したと発表した。この額は,正式サービスを開始した3月9日から4月8日までの約1か月間で記録したとのこと。
本作は,エキサイトが2005年7月に2億円の投資を行ったタイトルで,韓国ではサニーYNKが運営している。韓国での課金方式は月額制を採用し,30日間プレイ可能なプレイチケットが1万9800ウォン(約2300円)で販売されている。
[韓国ゲーム事情#434]で本作のオープンβテストが韓国で評判がいいとお伝えしたが,その勢いを正式サービス開始後も継続しているようだ。 なお,本作の日本でのサービスはYNK JapanとKESPIが行う予定で,両社は3月24日に日本語版の公式サイトをリニューアルオープンさせている。サービス開始は2006年夏頃の見込み。ただし,具体的な課金方式やシステムの説明は行われていない。 本作はゲームの中身もさることながら,その独特なシステム(関連記事は「こちら」)によって形成されるコミュニティや,リアルマネートレード(RMT)会社と提携し,RMTを“裏”でなく“表”として扱っている点などが韓国でのヒットにつながっているようだ。 日本ではこういった要素を取り入れたゲームはないだけに,YNK Japan/KESPIの両社が実際にどのようなサービスを日本で行うのか,今後も注目していきたい。(noguchi)
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