エキサイトは本日(7月19日),韓国のゲーム開発会社GEOMINDが開発中のMMORPG「ローハン」に対し,2億円の投資を行うことを発表した。
ローハンは,以前「こちら」でお伝えしたとおり,MMORPGにソーシャルネットワークの概念を盛り込んだタイトル。従来のMMORPGのようなパーティやギルドよりも,さらに強固なプレイヤー間の"結束"がポイントになっている。
今回エキサイトは,GEOMINDがプロジェクトファイナンス形式で募集した,商用化に伴う開発費,運営費用(設備費用を含む),プロモーション費用などの資金調達(総額4億円)に応じる形で,資金投資を行う。 プレスリリースによると,この資金提供によりエキサイトは,ローハンの日本での独占営業権(決済業務)を獲得し,同時に今後予定されているローハンの世界展開時の利益分配を受けることになるという。
ちなみにローハンは,2005年4月にKESPIとYNK JAPANが発表した,今後のサービス予定タイトルに含まれている(「こちら」)が,今回の発表はあくまでもエキサイトによる開発会社に対する資金投資であり,日本でのサービスをKESPIとYNK JAPANが展開する予定であることに(現時点では)変わりはないようだ。 エキサイトとKESPIの両社によると,細かい部分はまだ調整中とのことだが,「シールオンライン」のようにKESPIとYNK JAPANがゲームの運営を行い,課金決済をエキサイトが担当するといった形に落ち着くのではないかと予想される。 ローハンの正式サービスは,韓国では9月,日本では12月に開始される予定なので,このあたりの詳細も近々明らかになるだろう。(TeT)
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