「Master of Epic」ChaosAge開放 多数のプレイヤーが押し寄せる
2005年2月9日に大規模アップデートが行われ,新Ageとなる「ChaosAge」が実装されたハドソンのMMORPG「Master of Epic:The ResonanceAge Universe」。 ChaosAgeは,大規模集団戦がフィーチャーされた時代(Age)で,現在は時間限定(毎週土日のみ)で運用されている。最初の開放日となった2月11日から13日の連休には,多数のプレイヤーが押しかけて"お祭り騒ぎ"となっていた。 このChaosAgeは,その名のとおりゲーム内曜日の"沌の日"だけ入場が可能なエリアで,沌の日が終了してしまうと強制死亡,さらにChaosAge内で死亡するとアイテムロストという厳しい条件が設けられている。ゲーム内の1日は約90分(1週間は約10時間30分)なので,この時間内に倒さなければならないということも難度を高くしている要因の一つだ。それにも関わらず,巨大モンスターの討伐にチャレンジしようとするプレイヤーが続出し,300人以上が毎回集まっていたようだ。
前線での戦闘部隊,後方での生産職キャラクターによる支援部隊など,組織的な戦術が採られたときは,見事にNorthan Gatekeeper(以下,NGK)を倒せていたようだ。ただし,瞬間的な最大人数は不明だが,700人以上が一度に集まってラグやグラフィックス表示などで非常に重くなってしまい,リンクデッド(サーバーとの通信不良)などにより壊滅したこともあったようである。 ChaosAge開放二日めとなる2月12日には,FutureAgeのイプス雪原にソウルバインダーの配置,ChaosAgeのボスエリア内でのバンカー コールが使えなくなる仕様変更などのアップデートが行われ,即座に不具合修正とバランシング変更が行われていた。当初からテスト実装という意味合いが強いという告知がなされていたが,この対応の早さには驚かされる。
同社の広報によると,リンクデッドについては現在原因を究明中で,今週末(2月19日と20日)のChaosAge開放には応急処置で対処するとのこと。500人程度までなら(なんとか)稼動できていたようだが,ほかのMMORPGでも1エリアにプレイヤーが集中してしまうのは懸念材料の一つ(サーバー構築&プログラミングなどの理由で分散構造をしているというのはあるが)なので,すでにオープンβサービスを行っている同作が,これからどのように改善されていくのかには注目したいところだ。 その応急措置とは,リンクデッドしたプレイヤーはFutureAgeに戻され,ChaosAgeの戦闘には参加できなくなるというもの。単純に人数制限を設けるよりは,プレイヤーサイドに立った判断だといえるだろう。なんにせよ,これはあくまでも応急措置とのことなので,早めにキチンと改善されることに期待したい。
今後は,NGKよりも強いカオスボス(NGKは一番弱いとのこと)が追加されるようなので,NGKで集団戦のノウハウを積み重ねておくのがいいかもしれない。(Seal)
「Master of Epic:The ResonanceAge Universe」 →BB Games内特設ページは,「こちら」 →公式サイトは,「こちら」 →紹介ページは,「こちら」
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