2004/08/24 21:14 |
エヌ・シー・ジャパンは,同社が運営しているMMORPG「リネージュII」を日本コンベンションセンター(幕張メッセ)で9月24日から26日まで開催される東京ゲームショウ2004へ出展することを明らかにし,同時にブース内で行われるイベントの概要を発表した。
リネージュIIのブースは,270平方メートルという空間を用意してそこに30台の試遊機を設置。この試遊機を使い,同作の次期バージョンとなる"クロニクル2"を,国内で初公開する予定だ。イベントもクロニクル2で実装される機能を使ったものを予定し,いち早くクロニクル2を体験したい人にはたまらないものとなるだろう。また,クロニクル2へのアップデートに関する情報を公開するとのことだ。クロニクル2の情報は「こちら」のNewsを参考に。
イベントは,「目指せ!一攫千金モンスターレース」「TRY!トライアスロン」「クロニクル2 ボスモンスターバトル」「アンタラスへの挑戦」の四つが開催予定。アンタラスへの挑戦以外の3イベントは,クロニクル2で実装される新機能を使ったイベントとなっている。 モンスターレースは,直線トラックを駆け抜けるモンスターのレースの順位を予想するという競馬のようなシステム。本イベントでは予想が的中した場合,賞品がプレゼントされるとのことなので,本作を知らない人でも参加できるのが嬉しいところだ。 トライアスロンは,ストライダーに乗ったり新モーションの「水泳」で水中を移動してみたりしながら,アデン大陸の決められたコースを巡って1位を競うというもの。このイベントは,ある程度本作の知識が必要となるかもしれない。 ボスモンスターバトルは,ブースに集まった人でパーティを結成し,新登場のモンスター「バイウム」と「ザケン」を討伐するというものだ。新登場のモンスターの強さを知るにはいい機会だろう。
最後のアンタラスへの挑戦は,筆者が最も注目しているイベント。地竜アンタラスは,クロニクル1で追加されたドラゴンで,本作に登場予定の8匹の竜のうちの1匹。現状では文字通り最強の地位にいて,またフィールドの奥深い場所にいるため,見ることすらも難しい。 このイベントでは,参加キャラクターはクロニクル1での最高レベルとなるレベル75に設定され,さらに最強アイテムを装備した状態でアンタラスに挑むというものだ。本家韓国サーバーでは,200人以上で挑んでも敗退(いまだ倒したプレイヤーはいないとのこと)したという情報が過去に流れたこともあり,その強さはお墨付きだ。最強まで成長したキャラクターを使うとはいえ,ブース内での30人程度でアンタラスの体力をどのくらい削れるかが見どころといえるだろう。もしもアンタラスを倒すことができたグループには,「1年間のリネージュII無料プレイ権」がプレゼントされるとのことなので,いまからでもクランで人数をそろえてアンタラス戦の戦術を練っておくといいかも。
さらに,ブース内には映画「ガメラ」の特撮製作チームが手がけた"1/1スケールストライダー"が展示され,コスプレ姿のモデルと写真撮影ができたり,造型家の安藤賢司氏による攻城戦ジオラマ(B1サイズ)の展示が行われていたりと,ゲームの枠を超えた雰囲気となっているのが魅力的だ。 ともあれ,クロニクル2を待ち望んでいるプレイヤーは,あと1か月先に迫った東京ゲームショウに足を運び,同社のブースで体験してみることをお勧めしておこう。(Seal)
■安藤賢司氏プロフィール 安藤賢司:造形家,各種オブジェ,商品原型製作からキャラクターデザインまで幅広く活躍。代表作として,バンダイSICシリーズ,コトブキヤFFシリーズ等各種原型制作。タツノコプロ最新作「鴉」クリーチャーデザイン。
■ストライダー製作チームの詳細 ・製作総指揮会社名 株式会社ビックフォロー ・製作総指揮 代表取締役 八木 宏 ・原型師 吉松 学 ・製作実績 ガメラ 大魔神
→「リネージュII」の記事一覧は,「こちら」
Lineage (r) II and Lineage (r) II the Chaotic Chronicle are registered trademarks of NCsoft Corporation. 2004 (c) Copyright NCsoft Corporation. NC Japan K.K. was granted by NCsoft Corporation the right to publish, distribute, and transmit Lineage II the Chaotic Chronicle in Japan. All Rights Reserved.
左が地竜アンタラスの雄姿。中央はモンスターレース。右はストライダー
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