グローバルメディアオンラインがオンラインゲーム事業に参入 | - 2004/06/24 22:27 |
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発表によれば,同グループは2004年7月をめどに「GMO インターテインメント株式会社」(以下,GMO-i)を設立。グループが培ったノウハウを生かして,今後個人向けのサービスに本格的に取り組んでいくとのことだ。GMO-iは,デジタルコンテンツのアバターやオンラインゲームなどといった"コミュニケーション系"のコンテンツを重点的に扱っていくという。 さて,forGamerの読者的に注目なのは,その第一歩として,GMOがMMORPG「コルムオンライン」の運営で知られるネットクルーと提携したという部分だろう。 GMOでは,すでにコルムオンラインの取得に関する基本合意書の締結を決定しており,ネットクルーと共同でネットクルーの日本法人を設立するという。GMOは,このコルムオンラインを足がかりに,オンラインゲームの提供/プロモーション支援,課金/決済代行などといったビジネスを行うとしている。日本法人に関する出資比率は公な情報になっていないが,GMOが相当なパーセンテージでの出資を行っているとの話だ。 コルムオンラインといえば,ゲームのコア部分にメスを入れる大規模なアップデートによって,一部で賛否両論交えた大きな波紋を呼んでいる作品。ゲームシステム面に限っていえば非常にポジティブなアップデートなのだが,これまでのキャラクターが使えなくなるなどの致命的なデメリットもあり,その動向が注目されている。 そんな状況の中,今回の発表は,7月1日からスタートする第二次オープンβテスト向けて,ネットクルー側の運営体制(会社としての)が大きく強化されることを意味する。今後,同社がGMOと協力してどこまでサービスを充実させていけるか,大きな変貌を遂げようとしているコルムオンラインが成功できるのかどうか,その動向が注目されるところだろう。(TAITAI) |