「言論の自由」で守られた暴力ゲーム | - 06/04 21:49 |
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アメリカのミズーリ州セントルイス郡で,暴力性のあるゲームを未成年者に販売・レンタルすることを禁じた条例が,言論の自由を認めた合衆国憲法に反するという判決が下った。 これは,ゲームソフトの業界団体であるInteractive Digital Software Association(IDSA)やミズーリ州の小売業者の団体などが,セントルイス郡の条例を違憲として起こしていた裁判の判決。 アメリカでは暴力性の高いゲームを未成年者に販売・レンタルすることに対して非常に敏感で,先日もワシントン州において,暴力シーンを含むゲームを未成年者に販売してはならないという条例が,知事によって署名されたばかり(関連記事は「こちら」)。 IDSAでは,このワシントンの条例に対しても,同様に違憲性を主張して裁判を起こす意向を持っているようだ。(Asakura) |