景色を楽しむトレインシム「電車でGO!旅情編」発売決定 | - 05/09 15:16 |
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アンバランスは,人気の"電車でGO!シリーズ"の最新作「電車でGO!旅情編」(以下,旅情編)を,2003年6月5日に発売すると発表した。価格は,5980円。 本作は元々アーケードゲーム機で,しかも当時は電車でGO!シリーズではなかったということもあり,シリーズの中でも変わり種となっている。プレイヤーが電車の運転手になるのは同じだが,ドアの開け閉めや,車内アナウンスまで担当するのだ(といっても実際に喋るわけではなく,ボタンを押すだけ)。ブレーキの効き方などプレイ感覚もちょっと違うが,そこはそれ,ゲームとしての面白さはシリーズのどのタイトルにも負けていない。 旅情編の最大の特徴は,窓から見える美しい景色だ。収録されている路線も風光明媚な場所ばかりで,しかもその土地に合った季節で走ることができる。 収録されているのは,以下の4社の路線。 ・伊予鉄道(春) ・江ノ島電鉄(夏) ・京福電気鉄道(秋) ・函館市交通局(冬) また走る時間を"朝" "昼" "夕" "夜"の四つから選べるため,夜の江ノ島電鉄で走ることで,夜空に咲く花火を楽しむなんてこともできるのだ。 この景色を楽しむために,プレイ視点も普通の"フロントビュー"&"運転台ビュー"とは別に,運転中の電車を外から眺める"アウタービュー"が用意されている。またどの路線も,さほどスピードを出さなくても十分ダイヤに間に合うので,のんびりと景色を楽しみながら走れるというわけだ。 さらに,速度制限やポイント切り替え操作が必要な「ほんもの運転」モードとは別に,ドアの開閉やアナウンスといった基本操作のみで電車を運転できる「のんびり運転」モードを搭載しているのも,景色を楽しみたい人には嬉しい仕様だろう。 また同シリーズの「名鉄編」同様,路面電車を操作できるというのも本作の魅力だ。一般道路を乗用車やバスと併走し,道路用の信号機で止まるというのも,なんとも不思議な感覚。このページの下に撮り下ろしのScreenshotsを掲載したので,自分の目でご確認あれ。 ところで,電車でGO!シリーズファンにとって忘れちゃいけないのが,「マスコン」こと専用コントローラー。アンバランスでは,この旅情編の発売日に合わせ,旅情編専用コントローラーも発売する予定だ。 新マスコンは,ブレーキーレバーに木製グリップが採用されているなど,なかなかの逸品。もちろん扉開閉用のボタンやアナウンスボタンがあり,操作性もいい感じだ。旅情編をプレイのなら,ぜひとも入手していただきたいアイテムである。なお,こちらはオープンプライス。 順番が前後したが,すでに当サイトに旅情編のデモ版を掲載してある。興味のある人は,「こちら」からどうぞ。(Iwahama) 電車でGO!旅情編 ■発売日:2003年6月5日 ■価格:5980円 ■メーカー:アンバランス ■対応OS:Widows 98/Me/2000/XP 電車でGO!旅情編専用コントローラー ■発売日:2003年6月5日 ■価格:オープンプライス ■メーカー:アンバランス ■対応OS:Widows 98/Me/2000/XP (C)TAITO CORP.1996,2003 制作協力(50音順):伊予鉄道株式会社 江ノ島電鉄株式会社 京福電気鉄道株式会社 函館市交通局 |