攻略
本日稼動の「SOUND VOLTEX II -infinite infection-」ファーストステップガイド。注目の新要素からビギナー向けプレイ指南までまるごと紹介
そこで4Gamerでは,前作からの変更点をはもちろん,前作をプレイしたことのない人へファーストステップガイドをお送りしていきたい。プレイのTIPSも合わせて掲載しているので,リズムゲームファンはぜひ本稿に目を通したうえで,最寄りのゲームセンターに出かけてみてほしい。
■関連記事
「SOUND VOLTEX」公式サイト
ロングBTとチップFXの追加で広がるプレイの幅
「青と黒」から「白とピンク」へとテーマカラーを変え,よりポップなデザインで登場したSDVX2。その前作からの進化の中で,最大のものといえるのは,二つの新オブジェクト――「ロングBT」と「チップFX」の追加だろう。
いわゆる「長押し系」の操作は,前作ではFXボタンのみで発生していたが,今作からはBTボタンでも長押しが必要となってくる。逆にFXボタンは,短く押す操作が加わって,プレイの幅が大きく広がっている。
■演出やエフェクトを強化。“傾く”ゲーム画面は一見の価値あり
○追加されたエフェクト
・LPF
・HPF
・Side Chain
・Bit Crusher
・Wobble
・TapeStop
・Short Delay
■ブラッシュアップされ,より快適になったインタフェース
そのほか,楽曲開始前にハイスピード設定で,BPMとハイスピード倍率の計算結果が表示されるようになるなど,細かい部分にも嬉しい変化が加わっている。
楽曲フォルダでFXボタンを同時押しすると,楽曲表示オプションが出現。新曲を中心にプレイしたい場合は,表示をUPDATE順にすると,最下層にまとまって表示される |
前作までは自分で計算しなければならなかったハイスピード設定が,自動的に計算されるように。細かい数字を気にするプレイヤーも,これで安心だ |
今日から始める「SOUND VOLTEX」。シリーズの魅力をズバっと紹介
さて,ここからはSOUND VOLTEXシリーズを遊んだことのないゲーマー向けに,本作の魅力を紹介していこう。ビギナー向けのTIPSも合わせて掲載しているので,これから本作をプレイしようという人は,ぜひチェックしてみてほしい。
■アナログデバイスを駆使したプレイと,派手な演出が魅力
SOUND VOLTEXシリーズは,6つのボタンと2つのアナログデバイスを,音楽に合わせて操作していくリズムゲームだ。画面の上から降ってくる「ノーツ」に合わせて,正しいボタンやアナログデバイスを操作することで,高い得点が得られる。この辺りは,リズムゲームとしてはごくオーソドックスなものといえる。
では,リズムゲームとしての本作を特徴づけている要素は何かというと,ずばりアナログデバイスだ。アナログデバイスは左右がそれぞれ赤と青のノーツに対応しており,レーンを跨がって移動するラインに合わせて動かすことで,楽曲にエフェクトがかかる仕組みになっている。
さらにうまく操作すると,画面が回転したり傾いたりといった派手な演出も加わり,迫力のあるプレイが楽しめる。慣れないと操作は若干難しいものの,うまくいったときの爽快感は抜群だ。
■ホームポジションを覚えてクリアを目指そう
各ボタンの押し方は人それぞれではあるものの,基本的には[BT-A][BT-B]を左手の薬指と人差し指で,[BT-C][BT-D]を右手の人差し指と薬指で押すのがやりやすいだろう。それぞれのボタンに上記のように指を置くと,左手親指が[FX-L]の上に,右手親指が[FX-R]の上に,自然に乗るはずだ。これがホームポジションと考えておこう。
しかしアナログデバイスを操作するためには,どちらかの手を必ずホームポジションから動かさなくてはならない。アナログデバイスでミスが続くと,エフェクティブ・レートが一気に減少してしまうので,クリアのためにはアナログデバイスのミスを減らすことが最も重要となる。とくに意識して,ラインを外れたらすぐに軌道修正し,被害を最小に抑えたいところだ。
なだらかライン:なだらかに引かれたラインはアナログデバイスをゆっくり回そう 直角ライン:直角に引かれたラインは,なだらかラインと逆に一気に回す 交差ライン:青と赤が交差するラインはビギナーがつまずきやすいパターン。見た目で惑わされず,両方のアナログデバイスを左右に移動させることを意識したい。繰り返しプレイして手に動きを覚えさせよう |
■豊富なジャンルの楽曲が続々追加
SDVXは,プレイヤーからの楽曲公募企画を頻繁に行っているほか,東方ProjectシリーズやVOCALOIDなどとのコラボレーションにも積極的だ。そのため収録楽曲のラインナップが,ほかのBEMANIシリーズと比べても多彩なのが大きな魅力となっている。これまでのBEMANIシリーズのプレイ経験がなくとも,それらの音楽に興味があれば,きっと耳にしたことのある楽曲が見つかるはず。
下に稼動時から遊べる新曲のリストを掲載しておくので,知っている曲があれば,ぜひゲームセンターまで足を運んでみてほしい。
○「SOUND VOLTEX II -infinite infection-」新収録曲(一部)
カテゴリ | 曲名 | アーティスト名 |
---|---|---|
EXIT TUNES | 十面相(フリーダムver.) | YM feat.__(アンダーバー) |
EXIT TUNES | トーキョープレジャーグラウンド | 灯油 |
EXIT TUNES | ワールド・ランプシェード | りょーくん |
EXIT TUNES | ファンタジースター | ぐるたみん |
EXIT TUNES | 非公開日誌 | みきとP feat.GUMI |
東方アレンジ | 星霜輪廻〜Repeat〜 | EastNewSound feat. 茶太 |
東方アレンジ | 待チ人ハ来ズ。 | 豚乙女 |
東方アレンジ | エピクロスの虹はもう見えない | SYNC.ART'S feat. 美里 |
東方アレンジ | 東方妖々夢 〜the maximum moving about〜 | 石鹸屋 |
東方アレンジ | 神々の祈り | 舞風-MAIKAZE/沙紗飛鳥 |
東方アレンジ | 蒼空に舞え、墨染の桜 | さゆり (Silver Forest) |
東方アレンジ | SCAPEGOAT BOY - SDVX Edit. - | SOUND HOLIC feat. Nana Takahashi |
東方アレンジ | アノ華咲クヤ | 幽閉サテライト with 岸田教団&THE明星ロケッツ feat.ichigo & senya |
東方アレンジ | げきオコスティックファイナリアリティぷんぷんマスタースパーク | ARM(IOSYS) feat.ビートまりお(COOL&CREATE) |
■オンラインや店舗内対戦で盛り上がろう
本作のプレイモードは「ONLINE」と「FRIEND」の2種類が用意されている。
「ONLINE」では,全国から同じ曲を遊んでいる人同士が自動的にマッチングされ,得点を競うというもの。ただし,同じ曲ならば,難度に関係なくマッチングが行われるので,対戦というよりも協力プレイに近いものとなっている。メリットこそあれ,デメリットはとくにないので,ビギナーでも臆せず参加してほしい。
一方の「FRIEND」は,店舗内に本作が複数台ある場合に選べるモードで,最大4人で本作を遊べるというもの。同じゲームセンターにいるプレイヤーで声を掛け合って,皆で対戦をするのも面白い。機会があれば,こちらもぜひ挑戦してみよう。
モードセレクト画面。一人で遊ぶ場合は「ONLINE」を選ぼう |
楽曲が開始前にBTボタンを押すと,マッチングしたメンバーに向けてメッセージを送れる。試合開始前のコミュニケーションに活用しよう |
メジャーバージョンアップを迎えた「SOUND VOLTEX」。今後の運営にも期待大
また稼動初期には目に見えないものの,開発スタッフいわく,内部的にも改良を加えたことで,イベントやアップデートにかかる開発も,かなり時間が短縮できるようになったという。初代よりも,より円滑な運営が可能とのことなので,稼動後の展開にも期待が高まる。
これまで本作に触れたことのなかった人も,メジャーバージョンアップを迎えた今がチャンスだ。ゲームセンターにダッシュして,さっそく本作を堪能してみよう。もちろん,楽曲の公募企画なども引き続き行っていくそうなので,我こそはという人は,そちらもぜひチャンレジしてみてほしい。
「SOUND VOLTEX」公式サイト
※VOCALOID(ボーカロイド)/ボカロはヤマハ株式会社の登録商標です。
- 関連タイトル:
SOUND VOLTEX II -infinite infection-
- この記事のURL:
(C)Konami Digital Entertainment